
会場(お寺の本堂、後ろはご本尊)内は40名近く集まってきただろうか。
宝光寺の和尚の話から始まる。
何でも板橋文夫という方は獅子舞の獅子に似ていて、東京でライブ後に歩いていると職質されるような方らしい。小さな子どもに近寄ると、子どもが泣き出すらしい。ベースの方は既にいて、髪を後ろでくくった、髭を生やした30代、ドラムの方は長男の背を高くしたような好青年。
いよいよピアノの板橋文夫さん登場・・・・・・・まさしく獅子^^;
おまけにジャージにTシャツ姿・・・・・・・・「あんたと似ているわ」女房がささやく(T_T)
自己紹介から始まるが、正直少しラリっているのかと思うような話し方。この頃は来たことをマジで後悔していた。っが演奏が始まって一転して赤丸急上昇。
一曲目の「ロータスブロッサム」で惹きつけられ、二曲目の「空~雲~大地」で完全に意識が二次曲線を描いて跳ね上がっていった。
静かにおとなしく入って、最後は体を叩きつけるようにピアノを弾いていく姿に、自分もピアノがしたいと思う。曲自体もうまく表現できないが、これを聴きながらトレーニングしたらどこまでも追い込んでいけそうな、行き過ぎて最後のほうはヤバイ、と思うくらいの感じがした。
生で聴くと、音が振動となって体の中に入ってくる。ドラムは、古来アフリカでは戦闘の前に鳴らして、気持ちを高揚させたし、日本でも戦国時代は法螺と太鼓を鳴らした。まさしく勇気を力を与えてくれる演奏だ。
どんな人かも知らず、歌詞も無く(ある曲も幾つか有る)楽器だけで惹き付けられるとは、まさしく想定外。一部終了後には、思いっきり拍手している自分がいた。
18時から始まり、終われば22時、あっという間の4時間だった。
本当はこの後、3人を囲んでお寺で飲み会が始まるので、よばれていたのだが、女房が次の日の仕事が早いので、涙を呑んで撤退。
後で話を聞くと、山で採れた松茸や猪が食べ放題、猟師さんが取ってきた、ブリやサザエもたっぷりと、飲み物は自分もとっておきの地酒の大吟醸を持って行っていたのだが、他にも沢山あったらしい(T_T)(T_T)(T_T)
お寺を後にして女房がポツッと「肩の重たいのが取れた」(@_@。
「何も感じんかった?」「まあ座敷童子みたいなもんかな」
何それ~(-_-;)
Posted at 2012/11/20 17:24:40 | |
トラックバック(0) |
徒然なるままに | 音楽/映画/テレビ