AISIN ドアスタビライザー
取り付け箇所は、ドア4枚分になります。
どんなモノかというと、車体側のドアストライカーとドアのスキマを埋めるパーツになります。
これを付けると、画像の赤線の位置に突っ張り棒が入った様な状態になります。(ドアヒンジが上下に付いているため厳密には棒ではなく三角板ですが、ここでは簡易的に棒と表現してます)
突っ張り棒なので、圧縮に対して抵抗してくれる訳です。
これが剛性アップの正体です。
逆に引っ張り方向には無力ですが、車体がねじれるという事は圧縮と引っ張りが同時に起こるはずなので、左右に装着していればどちらかが圧縮側でこらえる・・と妄想してみたり。
ちなみにdon号は車体への補強を他にいくつか行っているのと、
車高調(トラスト標準レート)とスポーツラジアル(R1R)が入っており、車体への負荷はノーマルよりも大きい状態と言えます。
この状態で、ドアスタビライザーを何度か付けたり外したりして効果を検証しました。外すやり方は、ドア側のパッドと金具の取り外しです。金具まで外せばスキマが確保されてノーマル状態になります。
<4箇所ノーマル → 4箇所取付け 体感上の変化>
①ステアリングが重くなる
②スラローム時の車の追従性が上がる
③車体の振動が減る(振動の収束が速い)
④ギャップ通過時のドライバーへの突き上げが強くなる
⑤悪路、わだちでハンドルを取られる
⑥ウェット路面でリヤの滑り出しが急にくる
考察です。
①②④⑤はノーマルでは存在した車体のねじれが解消された事による効果ですね。③はビビリ止め効果。⑥はグリップの限界が下がったというよりも、車体の姿勢が安定することで限界が上がってコントロールが難しくなったのではと解釈してます。いわゆるピーキーな特性というやつですね。
総括すると、確実にスポーティな味付けになる剛性アップパーツです。但し、快適性は失われるので、その点は注意が必要です。でも、そんな事を気にするような人はみんカラにはあまり居ませんよね😁
余談その1
前だけ付けて走って見ましたが、体感では4箇所取付時の効果の3割減ぐらいでした。
余談その2
右側の前後だけ付けて走ってみましたが、左右コーナーの差は体感出来ませんでした。笑
効果はそれなりにありますが、その1ほどではないです。
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AISIN ドアスタビライザー
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