ARISTO 整備備忘録 171 (ヘッドライトクリーナー&ウレタンクリア塗装・完成編・DIY)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
一昨日、ヘッドライトレンズを市販の缶スプレーでウレタンクリア塗装を行いました。
昨年、PASSOの同施工で塗装や整備経験について問い合わせがきたので再掲しておきます。
まず、塗装については公立工業高校(インテリア科)と私立美術系大学(造形学科)で木材塗装や金属塗装をエアーガンで行っており、大学時代の1.5年間と転職の合間に在京のヤナセ京都やジャガーハウス、ニューイースタン、セフティー等の輸入車ディーラー契約の自動車塗装店で塗装をしていました。
整備については高校時代に二輪の2ストエンジンのピストンリング交換やシリンダーのポート鏡面加工からはじまり、四輪は勤務する組織で車両管理者の資格を持ってブレーキパッドの交換程度の軽作業をしていました。
よって、全くの素人で旅ログや食レポ程度しか掲載できないヤカラは作業の参考にされる際、自己責任でお願いします。当方は関知しません。
※注意 あくまでも個人の作業ですので、以下の作業が正しいかどうか分かりません。旅ログや食レポ、洗車や清掃、エンブレム交換位しかできない常識のないヤカラは作業の参考にされる際、自己責任でお願いします。当方は関知しません。
話は戻って画像は♯600、♯1000、♯1500の耐水ペーパーで水研ぎし、脱脂後に“ソフト99 ボデーペンウレタンクリアー 08006”を塗布(1回目・捨て噴き、2回目・薄目)をした直後です。
塗装前の注意点として、細部にわたって確実な脱脂が仕上がりに影響します。
また、脱脂剤はヘッドライトレンズには直接塗布するのではなく、ウエスに塗布して脱脂して下さい。ヘッドライトレンズにダメージを与えることがあります。
塗装時の注意点として、最初から多量の噴霧をすれば塗料が密着しなかったり、塗膜にクラックが入ったり、また仕上がりに透明感がなくなったりしますので気をつけます。
2
今回の完成作業に使用した製品です。
全て手持ちのものを活用しました。
3
この画像以下5枚が6回塗布し、48時間ほど経過、コンパウンド(粗目・中目・極細)で手磨きを実施、さらに“ワコーズ VAC バリアスコート”でガラスコーティングをした直後の画像です。
4
まだ個人的には納得のいかない研磨箇所はありますが、クスミや塗料の垂れはありませんでした。
これ以上は塗膜が薄れてコーティングの寿命が短くなることを恐れて研磨しませんでした。
5
PASSOの施工時と同じで、右側より左側のほうが綺麗に仕上がりました。缶スプレーの4/5ほど使用しました。
塗装時の注意点の追加として、市販の缶スプレーの場合、液量やガスが少なくなると噴霧が不安定となって粒子が大きくなったりして仕上がりが荒れるので全量は使用しないことは基本です。
6
外側のヘッドライトレンズは綺麗になりました。
しかし、内側からの汚れや劣化もあるので完璧には復元されず、これが限界だと思います。
7
同様の施工で多くの人が成功と失敗をしているようです。この製品は弱溶剤で樹脂製ヘッドライトを侵さないと思って購入しましたが、さらに弱溶剤の製品はありました。
この製品は、仕上げの研磨は不要である旨を謳っていますが、研磨しても問題はありませんでした。
反省点としては、本来は塗料が完全に硬化するまで一週間ほどかかるので、48時間での研磨はしないほうがいいと思いますが、塗膜はかなりの強度があり、コンパウンドくらいなら研磨できると判断しました。
8
前方からの画像が続いたので、たまには後方からの画像で締めておきます。
※R2(2020).10.18 追記
施工から約4か月が経過しましたが、目視ではツヤの後退や黄ばみ等はなく、良好なコンディションを維持しています。
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