OSSハンドルカバー取付
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
▼カスタム理由
隙間風対策を考えてたら買ったほうが結果的にコスパ良さそうだった
年末にスーパーカブ定番のヤママルトのハンドルカバーを取り付けていました。
https://minkara.carview.co.jp/userid/3588391/car/3512071/7628668/note.aspx
着けてしばらくは快適だったのですが、最近の低気温の中で乗っていると右手に結構な隙間風が吹き込んでくることに気づきました。
ヤママルト製はとても快適という声も多い商品なので、恐らく隙間風の原因は私がミラー周りにミラーマウンターやクランプバーやら何やらを増やしたせいだと思います。
何せミラーを通す穴が全く閉じなかったのですから。自分のカスタムのせいで本来の性能を弱体化させてしまっていました。
対策として隙間になりうる場所のカバー内側にクロロプレンゴムを巻き付けて密閉度合いを高めるということも考えました。
しかし材料を買ったり寒い中でトライ&エラーを繰り返すのも面倒だと思いました。というのもヤママルトのハンドルカバーはミラーを取り外さなければ取付できないため、ミラー周りにゴテゴテ付けている私の場合はだいぶ面倒になるのです。
ホームセンターで材料を買って、試して、上手くいかなければミラー周りを取外してまたリテイク……うーん面倒だし出費はあるし、改善されるという保証もない。そもそも最近残業と休日出勤続きで時間が無い。
んで、隙間風で悩んでる人の解決策とか無いかなーと調べていると、Amazonベストセラーの大阪繊維資材が販売するハンドルカバーが目に付きました。
INFIMO ( 大阪繊維資材 ) ネオプレーン 防寒防水ハンドルカバー ブラック WNHC-03
https://amzn.asia/d/ex8oGZ7
1,800円しないし、色々DIYするよりこれ買ったほうが早くね?となり購入。
ちなみにクロロプレンはネオプレーンとも呼ばれますが、ネオプレーンはとある会社の登録商標であり、素材名としてはクロロプレンと呼ぶのが正しいそうです。
2
このハンドルカバーはハンドルグリップとブレーキ(クラッチ)レバーをキツキツの穴に挿入して、カバー外側の穴にミラーを通すor紐でミラーにくくりつけることで固定します。
カブは左手側にクラッチレバーがありません。
レバーを通す穴は密閉度が高そうで塞ぐ必要はなさそうですが、私は神経質なのでちょっと余ってた片面テープのクロロプレンゴムをカバー内側から貼り付けて塞ぎました。
3
カバーの穴にグリップとレバーを通して取り付けます。
穴の径は小さいですが、カバーはクロロプレンゴム製なので伸縮性に優れているため、広げながらぐぐっと押し込んで入れます。
ブレーキレバーのエンド部分に対してカバーの穴(十字の切れ込み)がとても小さい。
だめぇ!そんなの入らない!
やってみなきゃわかんねぇだろ!
ズボッ
は…入りました…
4
作業は5分ほどで終わりました。ミラーやナックルガード、ウィンドシールドを装備したまま何の問題もなく取り付けられる簡便さはヤママルト製に比べると大きなアドバンテージですね。
写真は取り付けた状態。
ヤママルトのハンドルカバーに比べてウィンカー周りまで覆わないので、全体的にコンパクトになった印象があります。
評判通り、開口部は広々としていて手の出し入れはとても楽ちん。
ヤママルトのカバーより楽かも。
ドローコードを絞る必要はあんまりなさそうです。
5
前から見た状態。
ヤママルトのクソデカいナックルガードに覆われて前からだとあんまり見えないですね。
私はナックルガードに防寒性を求めているのではなく、手元の雨除け性能を重視してハンドルカバーと併用しています。
クロロプレン製品は防水性を謳われることが多いですが、私は今までバイク用品以外にもクロロプレン製品を利用した結果「防水性には期待しないほうがいい」と結論付けました。
ナックルガードはプラスチックの板なので前方からの雨は相当防いでくれます。
足りない防水性をナックルガードで補い、保温力はハンドルカバーで補うコンボですね。
クロロプレンの特徴とは
・柔軟性に富む
・耐候性が高い
・耐油性が高い
・保温性に優れる
・(ある程度)防水性がある
あたりです。
よくウェットスーツに使われることを強調されますが、何故使われるかというと柔軟で保温性があるからという点で、防水性によるものではないんですよね。
雨の中をクロロプレン製グローブを装備して走ると30分ほどで手はビショビショになります。保温性のお陰で極端に冷えることは無いのが救いですが。
私がこれまで触れてきたクロロプレン製品の質が悪いだけかもしれませんが、今までの経験で防水面は全滅だったのであまり期待しないようにしました。
このハンドルカバーもAmazonレビュー始め、様々な評価を聞いていると防水性は大して期待できないようです。
ナックルガードが何とかしてくれることを祈りましょう。
6
実際に取り付けて気温2度の中を軽く走ってみました。
グローブは山城のIDEALブランドの春秋用レザーグローブ。革一枚で保温性はほとんど無いグローブです。
片道15分、往復30分程度の短い走行でしたが、その中で感じた点は以下の通り。
▼ヤママルト製ハンドルカバーと比較して
・手の出し入れが非常に楽
・カバー越しのウィンカー操作は30分で慣れる
・隙間風が全くと言って良いほど無い
・30分程度ならグリップヒーター無しでも余裕
・風が入ってこない前提なら保温力はヤママルト製の方が高そう
・柔らかいのでエンジン停止後の取り回しが超楽
ヤママルト製ハンドルカバーも非常に良い製品なのですが、取付が面倒だったり、私の場合は隙間風を防ぎ切ることが困難でカスタム内容にそぐわないものでした。
今回購入した大阪繊維資材製のハンドルカバーは脱着が恐ろしく簡単で抜群の防寒性を発揮してくれました。
雨が染みるという欠点もナックルガードで補えているはず。これで防水面でも問題が無ければ私にとっては最高の手元防寒アイテムです。
しばらく使ったらレビューを書こうと思います。
ハンドルやミラー周りが純正ならヤママルト製、色々アクセサリを取り付けているなら大阪繊維資材製が良いのではないでしょうか。
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