タイロッドエンドとボールジョイントのゴムブーツ交換 229,700km
| 目的 |
修理・故障・メンテナンス |
| 作業 |
DIY |
| 難易度 |
  中級 |
| 作業時間 |
6時間以内 |
1
前週、フロントブレーキパッドを清掃する際、タイロッドエンドとロアアームのボールジョイントに付いているゴムブーツが共に裂けていることが判明。写真はタイロッドエンドの状態。
まず、タイロッドからネットで調べたところ、タイロッド ダストシールというものらしい。タイロッドとのアッセンブリーなら左右で純正品¥8,000.-程度、汎用品なら左右で¥5,000.-前後。
さらに調査を続けるとダストシールのみであれば\200.-×2個=¥400.-ほどで入手できそう。通販なら当然、送料は必要となりますが、それでもかなり安価となります。
ボールジョイントゴムブーツは、純正はアッセンブリーのみで¥3,100.-、汎用品では¥3,000.-くらい。いずれも1個のお値段なので、左右交換ならその2倍かかります。
2
考えた挙げ句、単品のタイロッドダストシールとボールジョイントのブーツをそれぞれ2個づつ注文しました。モノは大野ゴム工業製で送料込で計¥1,400.-以内でした。
アッセンブリーで頼んだ方が交換は楽でしょうが、ここは敢えてのゴムパーツのみ交換で挑みます。(予算が全くないだけ・・・)
3
簡単そうなタイロッドエンドから作業を始めます。
ジャッキアップしてタイヤを外し、タイロッド下のクラウンナットに嵌まっている割ピンを抜いてから、19のレンチでクラウンナットを弛めます。タイロッドエンドセパレーターを挟み込んで、セパレーターのナットを締め込んでいくと、パキッという音とともにタイロッドエンドがロアアームから分離されます。
クラウンナットを外し、タイロッドエンドをスパナで回転させ、タイロッド軸本体と分離します。タイロッドを外す前に軸と固定ナットおよびエンドにマーキングしておくと、元の位置に戻しやすいです。
ダストシールの根元にシール固定用リング(タイロッドエンド シール クリップ)が嵌まっているので、ラジオペンチ等を使用して取り除きます。あとは古いシールを撤去し、残ったグリスをきれいに拭き取ります。
4
きれいにしたところで新しいグリスを注入し、シールを被せます。ここで問題が発生。シールをタイロッドエンドに締め付けるクリップがきつくて、どうしてもハマりまりません。無理をするとシールを破損しそうなので、ステンレスの番線で代用しました。(写真参照)
クリップは二重になっており、適切な工具がないとハメることが困難なようです。
5
続いてボールジョイントを取り外します。これもタイロッドエンドと同様にクラウンナットを弛めてから、セパレーターを噛ませ、分離します。
この後ハブにジョイントを固定しているボルトを抜きますが、ショックアブソーバーのバネを縮めておかないと、ジョイントがハブとロアアームから取り出せるスペースがありません。
6
取り出したボールジョイント。シールはパックリ裂けて弾力など皆無の状態です。
こちらにもシールを止めているクリップがあります。タイロッドエンドと違うのはクリップが一重で、取り付ける際は苦労することはなさそうです。
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さびや埃・古いグリスを清掃して、新しいグリスを注入したところ。ジョイントの動きは、重めながらも引っかかりなどはなく、スムーズでした。
8
写真は、新しいシールとクリップを取り付けたところ。新しいシールはものすごく弾力があります。車重がかかって圧縮されるので、潰れたように劣化していくのでしょう。
9
パーツ同士が接触するボールジョイントを元に戻すのですが、施工順で迷いました。ボールジョイントを先にハブ側に取り付けるか、それともロアアーム側に取り付けてからハブ側にハメるか。
ボールジョイントのネジ山を傷めたくなかったので、今回はロアアーム側に付けてからハブ側へハメることにしました。
10
この作業が一番大変でした。ボールジョイントは首が動くし、ハブは上下左右のほか前後にも調整しながら位置を合わせないと、ハマりません。パンタジャッキやフロアジャッキを上げたり下げたり、位置を微調整しながら30分ほどかけて何とかハマりました。
最後に弛めた部分各所を確認し、ジャッキダウンです。左右ともに同じ作業をしましたので、集中力が必要でしたが、何とか終わらせることができました。
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