• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

ukiponのブログ一覧

2024年12月17日 イイね!

2つの異なる粘度のオイルを、それぞれ任意の容量でブレンドしたときの粘度をExcelで求める

2つの異なる粘度のオイルを、それぞれ任意の容量でブレンドしたときの粘度をExcelで求める単純に2つの数値を足して2で割って平均値を求めても正しい結果は得られません。
粘度計算には対数(log)を使用するので下記の計算式になります。

セル配置:
A1: オイルAの動粘度
A2: オイルBの動粘度
B1: オイルAの容量
B2: オイルBの容量
B4: ブレンドした結果の動粘度(ここに計算式を入力する)

B4セルに下記式を入力。
=10^((log(A1)*B1+log(A2)*B2)/(B1+B2))


ちなみにこれはCopilotに聞きました(笑)


これで毎回計算ツールのあるサイトに行かなくて済むようになった。
Posted at 2024/12/17 14:10:44 | コメント(0) | トラックバック(0) | オイル | 日記
2024年12月06日 イイね!

役者は揃った。

役者は揃った。
作業場のタタキと作業テーブル作ったよ。


アメリカからの輸入ではベッコベコに凹んだ金属缶が届きました。どんだけ雑に扱ってんだよ。


そして今日ひまし油エステルが到着。

あとは容器が届いたら作成始めます。
始めに一つ作ったらサンプルを分析機関に送ってデータ取りします。(そして公表)

https://verior-oil.org
関連情報URL : https://verior-oil.org
Posted at 2024/12/06 13:14:48 | コメント(0) | トラックバック(0) | オイル | 日記
2024年11月26日 イイね!

作業場(タタキ)を製作

作業場(タタキ)を製作エンジンオイルの素材がそろそろアメリカから到着してくるというので、早く作業場を作らねば。

ということで、会社の事務所横にある物置き場の一部にコンクリートでタタキを打つことにしました。自力で。(´Д`)

- - - - - - - - -

建デポで材料を買ってきたので、まずはパネコート(型枠合板)で型枠を組みます。



次にレーザー墨出し器で仕上がり高さを決め、パネコートに墨を出していく。



次に仕上がり面に角が立たないよう面木を打ち付けていく。



次にメッシュ筋をカットして敷いていく。小さなタタキですが一応はコンクリートなので割れ防止にね。





コンクリートを練る。プレミックスコンクリートを使うので水を加えるだけ。
別に圧縮強度が求められる場所ではないので、骨材を別途加えはしませんでした。



練ってはスコップで汲み、金鏝で撫でる。それをひたすら続ける…。



(´Д`)



立米で計算(約0.25㎥)して26袋購入しましたが、使用したのは23袋まででした。



作業終了間際。このあとは日が暮れて写真撮れなかった。



こんだけの量を全部一人で舟で手練りしたったので、まんつかなみだ。
Posted at 2024/11/26 18:02:47 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2024年10月30日 イイね!

幕張メッセに出張@サスティナブルマテリアル展

幕張メッセに出張@サスティナブルマテリアル展ひまし油エステルの仕入先である伊藤製油さんがブース出展しているとのことだったので、せっかくのお付き合いだしと、ご挨拶を兼ねて顔を出しに行ってきました。

車中泊で行くので乗用車ではなくリエッセで。
( ˘ω˘)スヤァ




やっぱりマイクロバスだと疲れにくくて、3時間半運転してようやく休憩入る。
乗用車だと2時間が限界です。




幕張メッセ会場内はビジネスマンで人だかり。暑くて汗かきました。

建築塗装に関係したのもあれば面白いなーと思って巡ったけど、工業分野ばかりで特に目ぼしいところはなかった。



伊藤製油さんでは技術担当の方ともお話ができて、色々とお話を聞かせていただくことができました。

ここのひまし油エステルはエンジンオイルでの採用例は無いらしい。
自動車関連だと製造現場での切削油とか金属加工油として使われるみたい。

でも性状から見る限りエンジンオイルでもかなりの効果が期待できるけどなぁ。もっと業界に売り出せばいいのに。
…って営業担当に言ってきた。

ネット上にはない資料がもらえて良かった。
ホームページに使ってもいいって。








まだ販売開始前ですが、ホームページは作ってあります。
私のオリジナルエンジンオイル Verior です。
https://verior-oil.org

※中身はまだ変わる可能性があります。
Posted at 2024/10/30 13:06:44 | コメント(0) | トラックバック(0)
2024年10月25日 イイね!

エンジンオイルの「バランス」って何さ?

エンジンオイルの「バランス」って何さ?よく言う人いるよね。後入れ添加剤入れちゃうと「元々のバランスが崩れる」って。
……
……
……バランスって何さ?

何がどれくらい増減すると悪影響でるの? その目安は?

って事を自分なりに考えてみました。


- - - - - - - - - -

◆エンジンオイルの構成

エンジンオイルに興味のある人にとっては基本中の基本ですが、大概のエンジンオイルの中身は、
約70-80%がベースオイル
残り20-30%が添加剤
という構成比率となっています。


後入れ添加剤の投入によって(薄まって)影響が出そうなのは、容量の少ない添加剤の方ですね。


- - - - - - - - - -

◆添加剤パッケージの存在

添加剤には様々あってその組み合わせで作るものですが、種類と配合割合がいろいろありすぎてイチから考えるのは(頭も時間的にも)難しい人もいます。

そこで一般的な市販のエンジンオイルでは、100%の確率でと言って差し支えなく「DIパッケージ」が使われています。

DIパッケージとは総合添加剤パッケージ商品のこと。
添加剤メーカーが「このパッケージをこの分量で入れておけば〇〇規格適合できるよ」って御膳立てしてくれている便利な商品。

これのおかげで、脳死でも簡単に『最新規格API:SP GF-6適合オイル!』みたいな感じで銘打った商品を作って売ることができます。

自動車メーカーはもちろん、ホームセンターから地方のイチ車屋さんに至るまで、オイルメーカーじゃないのに世の中に様々なオリジナルエンジンオイルが氾濫しているのは、このDIパッケージの功罪と言えます。

なにせオイルの知識ゼロでも作れちゃいますからね。
あとは容器のデザインと宣伝にお金をかければ立派な商品の出来上がりです。

性能はDIパッケージで保証済みですので問題はありません。( ;^ω^)
↑良い物かどうかは別問題。
API規格だけで性能の良し悪しまでは決まりません。

- - - - - - - - - -

◆添加剤の構成

でエンジンオイルの添加剤の中身についてですが、特性別に

◇化学的性能を担う添加剤

◇物理的性能を担う添加剤

に分けられます。


◇化学的性能を担う添加剤

前段で書いたDIパッケージなんかは化学的性能を担う添加剤のブレンド品で、代表的には

-摩擦低減剤
-清浄分散剤
-酸化防止剤
-極圧剤
-防錆剤
-消泡剤

が含まれます。

オイルの構成割合のうち、全体の約8-10%程がこちらのジャンルの添加剤になっています。


◇物理的性能を担う添加剤

そして、オイル粘度を調整するための添加剤として

-油性向上剤
-粘度指数向上剤
-流動点降下剤

が、オイル全体の約10-20%程添加されます。

油性向上剤としてはPAOやエステルがこれに当たり、大体は入っていません。
粘度指数向上剤はオレフィン コ ポリマーなんかが有名です。


- - - - - - - - - -

◆アップトリート

添加剤メーカーはDIパッケージの取り扱いとして推奨の添加割合を規定していますが、その推奨割合を超えて多く配合することを「アップトリート」といいます。
(反対に、推奨よりも少なく配合するのは「ダウントリート」)

これは推奨割合に対して1〜5%程度の範囲で行われるようです。(←AIに聞いただけで未確認)


- - - - - - - - - -

◆バランスが崩れない範囲とは

このアップトリート(ダウントリート)という技法の存在を考えれば、添加剤成分のうちマイナス側に2.5%まではダウントリートされても許容範囲と捉えても良いのではないだろうか。

(アップ側の上限を5%と仮定するなら、ダウン側はその半分とした。)

- - - - - - - - - -

◆ケーススタディ

架空のケースとして、
・ベースオイル...80%
・添加剤...20%
という配合のエンジンオイルが4L存在したとして、

仮に500ml、後入れの何かを突っ込んだとすれば、
元のオイルは3500mlとなるので添加剤成分は
3500*20%=700ml となる。

全体量は4000mlで固定なので、
700/4000=0.175(17.5%)

これだと元の20%から2.5%薄まったことになり、この辺がギリ安全圏内なのかなっていう推測が立ちました。

市販の後入れ添加剤だと150ml〜400ml程度が多いので、その辺であれば単機能添加剤でも安全圏と見なしても差し支え無い気がします。

- - - - - - -

アメリカ製品だと大きい容量のものも多いですが、その場合だとそれこそ「バランス」を取るために目的の狙いとは別の添加剤も配合して希釈分を補強してあるケースをよく見ます。

この辺アメリカの添加剤メーカーはちゃんと考えてくれてますね。



一方でカー用品店やホームセンターでよく見るような国産の添加剤は目的の添加剤もしょぼいし少ないし、水増しの液体はクソ鉱物油だしで、ほぼロクなのが見当たらない。
当然そんなの入れてもユーザーが体感できることは無い。
Posted at 2024/10/26 02:05:12 | コメント(0) | トラックバック(0) | オイル

プロフィール

「車のトランスミッションにエンジンオイルを使ってもいいの? http://cvw.jp/b/3602924/48320715/
何シテル?   03/19 16:17
夫婦と息子で3人暮らし。 岩手県で住宅会社をしています。 リエッセに関する情報がネット上にあまりに少なすぎるため、私が経験したことはできる限り載せていき...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/6 >>

1234567
8910111213 14
15161718192021
22232425262728
2930     

リンク・クリップ

エンジンオイルについて考える② 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2024/02/13 00:38:31
ディーゼルエンジンのオイル 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2024/02/07 10:23:10
エンジンオイルのSDS CAS#一覧 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2024/01/15 00:11:51

愛車一覧

日野 リエッセ しらかば荘 (日野 リエッセ)
2024年夏、自家塗装でオールペンしまして、今はミントグリーン/チョコレートのツートンで ...

過去のブログ

ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation