
わが家では薪ストーブを使っているので、毎年春~夏にかけては薪割り作業が発生します。
これまでは100Vの電動薪割り機を使っていたのですが、パワー感がいまいち弱いのと、消費電力が大きくて延長コードが焦げかけているのを見て、「もうさすがにエンジン式に買い替えるか~」となりました。
フォークリフトがないと荷受けできないので、西濃運輸の営業所まで親の軽トラを使って引き取りに行ってきました。
実家の小屋で、組み立て&荷下ろしを行います。
荷姿はこんなでした。
コンパネを解体する。
タイヤ付けたり部品取り付けたりして組み立て完了。
ホース類等は組み込み済みだったのでノータッチでよかった。
作動油もはじめから入ってる。
エンジンは空冷OHVの208ccだって。エンジンオイルは空っぽです。
エンジンオイルを入れましょう。 容量は約0.6L。
10%ほどの容量%で添加しますので、だいたい60cc測ります。
無機フラーレン二硫化タングステンは1%強添加。
エンジンを始動して試運転。
運転音がうるさいのは空冷だから仕方ないとして、メカノイズ自体は静かでネーノ?
考えれば考えるほど、熱的影響の大きい空冷エンジンにこそ、この添加の組み合わせが理想なんではないかな。
アルキルナフタレン…
・熱酸化に強く、既存の各添加剤の性能を相乗効果で底上げする作用を持つ。
・エステルと同様に極性があるため、金属表面に吸着しドライスタートを防止する。(しかもエステルと違ってモリブデンの吸着を阻害しない)
・エステルと違って加水分解に強い。(=寿命が長い)
二硫化タングステン…
・摩擦係数が低く、極圧性に非常に優れる。
・モリブデンよりも熱酸化耐性が高い。(=寿命が長い)
・200℃以上の熱が加わることで保護被膜(トライボフィルム)を生成し、より摩耗に強くなり密閉性も上がる。
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ところで今届くのを待っているのがあって、この薪割り機のシリンダーを動かすための作動油。
せっかくだから新油に全取っ換えしようと思ったのですが、やっぱり作動油の世界にもGTLだの無灰型処方(非ZnDTP)だの、ピンキリあるじゃないの。
エンジンオイルにもほぼ必ず含まれるZnDTP(ジアルキルジチオリン酸亜鉛)。
こいつの有効性はわかるんだけど、結局時間経過して劣化するとスラッジ化するわけでさぁ。。。
まいいや。次回。
Posted at 2024/07/24 12:09:46 | |
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