ホンダ N-WGN

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軽自動車のど真ん中

ホンダ N-WGN
  • さんだるHONDA

  • ホンダ / N-WGN
    G コンフォートパッケージ(CVT_0.66) (2014年)
    • レビュー日:2026年3月21日
    • 乗車人数:1人
    • 使用目的:通勤通学

おすすめ度: 5

満足している点
初代N-WGNは、派手な装飾や目新しいギミックに頼るのではなく、クルマとしての「走る・曲がる・止まる」、そして「空間を活かす」「人を守る」という基本性能を徹底的に磨き上げた一台です。
その真の魅力は、見えない部分の作り込みの深さにあります。発売から10年以上が経過した現在でも、その基本設計の優秀さは決して色褪せておらず、中古車市場でも「安心して長く乗れる軽」として高く評価できる、まさに名車と呼ぶにふさわしい存在です。
不満な点
車内への音の侵入、特に「ロードノイズ」です。
車体を軽量化しつつ燃費と衝突安全性を両立させるという至上命題のため、フロアパネルやドア内部の遮音材・制振材の絶対量が不足しています。そのため、舗装の荒れた路面や、都市高速などの継ぎ目を乗り越えた際の「ゴーッ」「ザーッ」というタイヤからの物理的なノイズが、車内にダイレクトに響きやすい傾向があります。
総評
初代N-WGNは、「軽自動車だからこの程度の技術、この程度の質感で良い」という妥協を一切許さず、与えられた制約の中で最高水準のエンジニアリングを追求した意欲作である。その維持費の安さと扱いやすさという軽自動車本来のメリットを享受しながら 、クラスを超えた技術的恩恵を受けられる本モデルは、自動車史において高く評価されるべき存在であり、後継モデルや現在の軽自動車市場の技術的基盤を築いたマスターピースとして、その価値を語り継がれるべきである。
デザイン
5
初代N-WGNのデザインは、表面的なデコレーションで目を引くのではなく、クルマとしての骨格の良さ、使い勝手の良さをそのまま形にしたような、極めて誠実なアプローチで作られています。機能から導き出された形だからこそ、10年以上という歳月を経ても古びることなく、日常の風景に美しく溶け込むのです。
走行性能
3
電子制御で無理やり姿勢を作るような不自然さがなく、シャシーの基本設計とエンジンの素性の良さで勝負しているピュアな実力派です。だからこそ、タイヤの銘柄変更や、日々のメンテナンスによるコンディションの違いが、走りの質感にダイレクトに表れる「クルマいじりの楽しさ」を秘めたモデル。
乗り心地
4
全高1,655mmという背丈は、N-BOXほどの腰高感がなく、ロールセンターが適正に抑えられています。そのため、コーナリング時の姿勢変化が非常に自然で、ステアリングを切った際のノーズの入り方が素直です。市街地の交差点から高速道路のレーンチェンジまで、ドライバーの意図した通りに動く「普通車顔負け」の直進安定性とフラットな乗り心地を実現。
積載性
5
カタログの数値以上に、「実際に使った時の便利さ」を痛感する仕上がりです。見掛け倒しのギミックではなく、ユーザーが日々の生活や愛車のメンテナンスシーンで直面する「ちょっとした不便」を先回りして解決している点に、ホンダの開発陣の実直さを感じずにはいられません。
燃費
3
現代の最新の軽自動車(WLTCモード測定)と比較しても、初代N-WGNの自然吸気モデルの実燃費は決して見劣りしません。日々の通勤から休日の移動まで、ランニングコストをしっかり抑えてくれる頼もしい存在。
価格
5
30万ほどで乗り潰すために購入。コスパは最高。

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