2013年09月05日
僕は中盤以降のジ○リアニメが嫌いです。
具体的に言えば、「おもひでぽろぽろ」ぐらいからですかね。
「耳を澄ませば」も、正直アウトっす。
理由は、セリフ棒読み主人公によって、アニメが台無しになっているから。
いかにストーリーがすごかろうと、
いかに絵がきれいだろうと、
いかに表現技法が優れていようと、
俳優や女優(以下俳優でまとめます)に声優をやらせてはいかんと思うのです。
その理由は、
俳優は身振り手振り、表情(以後視覚的演技と表現します)まで含めた演技で表現します。
だから、自然と声の表現はそれに合わせた形になります。
つまり、
俳優の表現力というのは、視覚的な演技とセリフが1つになって初めて完成するのです。
そのうちの一方がかけた状態では未完成。
聞いていてイラッと来るのはそれが原因かと。
逆もまたしかり。
某団長の中の人が、とある土曜日夜のサスペンス物に出たときのこと。
視覚的演技の最中はセリフが棒読みに近く、違和感を覚えました。
しかし、その某団長の中の人が主人公に送った手紙を主人公が読むシーン。
よくある、手紙を書いた人がその内容を読み上げて聞かせるような表現がされていましたが、
そのときのセリフはまるで水を得た魚のようで、
視覚的演技中のセリフとは比べ物になりませんでした。
つまり、
声優さんにしてみれば、視覚的演技はなれない分野であり、
そこに意識が向いてしまう分、本来のセリフに向けられる力が弱まる。
もしくは、
視覚的演技まで含めた表現の完成度が低いため、
本当はセリフの力はいつも通りに出せていたとしても、
見たときに違和感を覚えてしまう。
こんなところかもしれません。
とはいえ、某アンコの詰まった正義の味方の中の人のように、
声優としても女優としても成立する人もいますので、油断はできませんがwww
そんなわけで、
その道でプロと呼ばれている人は、その道でならちゃんとした価値を生み出せる人なのだと。
逆に言えば、門外漢はお呼びではないということ。
100mを9秒で走れる人が、サッカーが得意かと言えば必ずしもそうではないはず。
その価値をかなぐり捨ててでも得たい、求めたい何かがあったんでしょうね。
僕みたいな凡人には、それはわからんようですwww
Posted at 2013/09/05 01:17:40 | |
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