2016年02月02日
某国の大統領候補に、
「民主社会主義」とかいう御旗を掲げたご老体が出ておりますが…
どうにも、これが経済的弱者の若者に受けているようであります。
しかし、ちょっと考えただけでも、
この弱者救済策がとんでもないばかげた話だとすぐに分かってしまいます。
このご老体、いろいろと弱者救済策を並べてます。
その策の1つ、公立大学無償化を考えてみましょう。
金がかからなきゃ、誰でも学べる機会が得られます。
いい話のように聞こえます。
ところが、
それが実現した暁には、
世の中には無償化で何の価値もなくなった公立大学出身の若者があふれかえり、
状況は勉強ができなかった時代よりもっと悪化するかもしれません。
まず、無償化の財源はどこから出るのか。
米国のお財布事情は推して知るべし。
そんなお金はありません。
と、すれば、経費は極力削られます。
そう。
財政破綻したデトロイトの警察みたいに。
そんなカスみたいな給料で教えてくれる教授なんざいるわけもなく、
教育の質はいっきにランクダウン。
そんな低レベルな能力の学生なんて企業が採用するわけはないですね。
また、仮に大学の教育レベルが下がらなかったとしても、
同レベルの大学卒業生が大量生産されるわけで、
企業もその中からキラリと光るのだけ採用するわけですから、
結局何も変わらないのです。
もっとも、ただ勉強がしたいというだけなら価値があるかもしれませんが、
そんな頭のいい奴が、安易に大学無償化とかに飛びついたりしませんわな。
自分の頭で道を切り開きますわ。
では、この財源を一部の裕福な層からの税金で賄ったとしましょう。
経済格差が問題になっていることでもあるし、一石二鳥です。
しかし、その暁には多分、裕福な人たちは米国捨てるでしょうね。
稼いでも税金でごっそり持っていかれ、
それが努力もしない連中に使われるとなったら、
魅力もなにもなくなってしまうでしょう。
また、もしも百歩譲って富裕層への課税が適正に行われ、
弱者への富の再配分が行われたとしましょう。
弱者は努力して勝ち取ることを忘れ、なんでも国に頼ります。
そんなダメ国民が社会を支えられるわけもなく、
早晩社会基盤が傾くでしょう。
なお、世界一のお金持ちであるゲイツ氏は慈善団体に寄付したりしてますが、
あれは自分の目的や意思があるからやっているのであって、
国に徴発されるのとは話が違います。
こうして米国の産業は空洞化し、
若者は働く場所を失い、
一層貧困化した若者は暴動をおこすわけですね。
デキの悪いのばっか集まると、いろいろ苦労するもんです。
そのデキの悪い連中の受けを狙っているハゲ疑惑のおっさんも同様でしょう。
堅苦しい選挙戦がいいとか言うわけではないですが、
もう少し現実見た方がいいような気がしますねぇ…。
いまさら十字軍とか流行りませんよ。
いや、あのおっさんは根性曲がってそうだから、
十字も曲がってるかもしんないw
Posted at 2016/02/02 00:58:41 | |
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