2016年04月21日
三菱がやらかしたらしいですね。
提出した燃費データが全体の中央値ではなかったということらしいです。
数値としては、5%~10%良く見せていたと。
リッター30㎞走る車なら、
1.5㎞~3㎞多めに走れると表示していた計算っす。
確かに不正と言えば不正でしょうけど…ねぇ…
そもそも今のテスト方法でも、
結局実燃費とはある程度かい離してるわけですし、
カタログ燃費なんて参考でしかないわけですから、
実際の被害はほぼゼロなんじゃないかと思うわけですよ。
ブレーキ性能が規定を満たしていないとか、
電装系から発火する恐れがあるとかじゃないんですから。
少なくとも、実際に出てきたデータの範囲内ではあるらしいから、
基準には従っていないかもしれないけれど、
その車が出すことが可能なレベルではあるってことなので、
あとはドライバー次第な気がしますけどね。
そもそもこんなことでユーザーが目くじら立ててたら、
カタログで標榜している燃費が出せないとかで、
訴訟だらけになってしまうでゴザルよw
確かに、リッター30㎞が本来の中央値であるとした場合、
10%良く見せたらリッター33㎞になるわけで、
目安にする数字としては魅力的に見えてしまいますね。
ただ、問題はそれがちゃんと出せる運転や整備をするかどうか、なんですが…
メーカーとしての法令遵守の体制であったり、
ユーザーに対して誇張した表現を用いたりするのはいけません。
それはしっかり正していかなきゃならんでしょう。
しかし実際、セル子さんも実燃費の測定値で最低と最高を比較すれば、
10%以上の差が出ています。(低い方だとリッター16㎞、高いと20㎞オーバー)
つまり、運転の仕方、整備の仕方次第でそんな差はいくらでも出てくるということ。
ユーザーとしては、メーカーの燃費は目安程度にとどめておけばいいわけで、
被害云々というような性質の問題ではない、と、個人的には考えます。
Posted at 2016/04/21 06:39:48 | |
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