2016年06月09日
コーヒーにも豆の種類がさまざまあって、
煎り方も挽き方もそれぞれで、
その時その時でのおいしい淹れ方というのがあったりします。
最終的には出来上がったコーヒーが好みに合うかどうか、ということなんですがね。
これまで調べたり聞いたりしたところによると…
<豆の種類>
・そもそも酸味、苦味、香りなどの特徴がある。
・高級豆がうまい豆とは限らない。
・豆の品種によって大筋の方向性はあるらしい。
・同じ品種でも育つ地域によって味が変わる。
・大筋の味の方向性はここで決まる。
言うなれば、車の種類(ミニバンとかセダンとか)を決めるようなもの。
<煎り方>
・火にかけている時間によって、浅煎り~深煎りまで。
・一般人の言う「浅煎り」は、焙煎家の「中浅煎り」であり、
本物の浅煎りは酸味がすごいらしい。
・煎り方が焙煎家の腕の見せ所らしい。
・ヘボい焙煎家は、浅煎りと称して生焼けを出してくるので注意が必要。
なお、深煎りと称してコゲを出してくる場合もある。
・コーヒーの香りは、焙煎で決まる気がする。
ベースになる香りは豆本来のものであっても、
香ばしさは明らかに焙煎の度合いによる。
・焙煎の度合いで、成分の出やすさが変わる。
・よく酸味が嫌われるのは、焙煎がうまくいってなくて嫌な酸味が出ているから、とのこと。
良い酸味というのは、うまいものらしい。
・ここでは豆そのものの特徴に対して後付けの調整を行うようなもの。
言うなれば、アフターチューニングという感じ。
<淹れ方>
・抽出とは、コーヒーの粉にあるものをお湯に移すという作業。
・主な香りや味の成分は抽出の最初のうちに出て、
時間をかけるとエグ味や雑味が出てしまう。
・意外に温度がかなり重要。高めだと素早く成分が抽出され、
低めだとゆっくり抽出される。
・粉が細かいほど成分は早く抽出される。
・コーヒーの粉を撹拌すると成分の抽出が早められる。
・粉がお湯に触れている時間は器具によって異なる。
・豆の種類で大方の味の方向性、煎り方でさらなる調整がされているので、
あとはそのポテンシャルをどれだけ引き出せるか、ということ。
言うなれば、ドライバーがどのように運転するか、という感じ。
こういう条件や要素を組み合わせて、
自分が「美味い」と思える1杯を淹れる、ということのようです。
外的な要因や整えられる条件の制限があったりしますから、
必ずしも、これが最高という固定的なやり方はないようです。
また、自分の好みもありますから、
様々に組み合わせることが大事なようです。
Posted at 2016/06/09 02:43:37 | |
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