2016年09月30日
何度かお会いしているみん友のシルヴァ王子さんのところで、
面白そうなネタを拾ってきたので自分もしてみむとてするなり(土佐日記感
そのネタとは、
馬力は感じられるけど、トルクは感じられない、というもの。
もう少し詳しく説明すると、
トルクがかかっているのはエンジンなので、
エンジンからパワーを取り出した時点でトルクから馬力になっており、
トルクを感じることはできなくなっている、ということ、らしい。
ほむ。(´・ω・`)
で、正解は何なのかをウィキってみたところ、
どうやらトルクというものは力の量を表しており、
回転する軸に対して、力とその力がかかる点までの距離の積で求められる。
言い換えれば、どれだけ力が作用しているか、ということらしい。
エンジンでいえば、
ピストンにかかる膨張圧力と、
コンロッドとつながってる部分から回転中心までのオフセット量の積ということか。
するってーと、車のトルクを説明するならば、
「シリンダー内部での燃焼によって発生した力が、
クランクシャフトの回転中心に作用する力の量」
と、いうことになるのかな?
この考え方だと、クランクシャフトを回転させる力の量のことを指すので、
当然数値の大きい方がパワフルということになる。
ただし、これは力の量なので、
クランクシャフトを回転させる量ではないところがミソ。
どういうことかというと、
多段変速の自転車のギアを想像するとわかるかも。
低いギアの方が半径が大きいので、後輪にかかるトルクは太くなる。
しかし、トルクが太いから前に進む速度が増えるか、と言われたらさにあらず。
オフセット量が大きいほど、加速はできるが速度は出ない。
つまり、回転させる力は大きくなるが、回転する量は小さくなる。
だから、トルクが太い=速度が速いという方程式は成り立たない。
じゃあ、馬力っちゃあ何者やねん?というと、
馬力ってのは仕事率のことだから、
クランクシャフトが回転することで発生する力が、
どれぐらいの仕事ができるか、ということを表しておるのだそうな。
車は地面を蹴ることが仕事なので、
本当の意味での馬力ってのは、タイヤと地面が接するところでの測定値なんでしょうね。
そうすると、やっぱり我々が感じられるのは馬力であって、
回転しているクランクシャフトを見たり触れたりしない限り、
このブログで説明した部分でのトルクは感じられないってことなんでしょうねぇ。
ところで、車のトルクって、どこで測定したトルクなんだろう?
Posted at 2016/09/30 08:22:59 | |
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