2016年11月20日
今週末は、土曜日に秋元、日曜日に木馬というコンボを決めた。
まずは土曜日。
朝にセル子さんの修理というイベントがあったため、
どうしても肩こりがヒドくてマッサージを受けたかったんだけど、
それも45分の体全体のコースのみにせざるを得なかった。
だからと言うわけではないけど、
近場でコーヒーを飲みに行こうと思っていた。
みまつ師匠のとこは、火曜日の仕事上がりに1杯ひっかけてるので、
今回は秋元さんとこにした。
わさだタウンから買い物を済ませつつ秋元に行くと、客はワシ一人。
まぁ、お昼ちょっと過ぎぐらいだからしかたないね。
今回は今月の限定コーヒーの中煎りを淹れてもらった。
どうも会社に中煎りブームが来ているらしく、
香りが良いとか、コーヒーの味がするとか、
なかなか評判が良いのだ。
そこで、前回は深煎りを買ったこの今月の限定コーヒー(ブラジルクラシコピーベリー)を、
中煎りでいただいたらどんなもんかいな?と思ったので、
試しに飲んでみたというわけ。
香りは、深煎りよりも薄い感じ。
というか、深煎り独特の香ばしさというか、コゲ臭というか、
あの香りがないから薄く感じられるのかもしんない。
味は、深煎りよりもかなり上品。
スッと入ってきて、サッと抜けていく。
そこにまろやかさとか甘みとかが残る感じ。
エグ味、雑味は一切ない。
たいしたもんだなーと感心しつつコーヒーを楽しんでいると、
マスター「みまつさんとこの今月のコーヒーってなんでした?」
と、ワシに偵察を仕掛けてきた(違
(´・ω・`)「んー、コンゴでしたね」
マスター「へぇ、コンゴ?ウチでやったことあるかな~」
なんか秋元のマスターが、来店4回目にしてかなりフレンドリーに。
そこから、今月の限定コーヒーが結構原価高めなことをみまつ師匠から聞いたとか、
限定だからちょっとぐらい高くてもいいや、ってやってたら収拾がつかなくなったとか、
すでに今月の限定コーヒーは深煎りが売り切れたとか、
お土産用でコーヒーにミカンの皮とかすだちの皮とか混ぜてるのは、ただのジョークでしかないとか、
いつかエスメラルダ農園のゲイシャのオークション豆を買いたいとか、
いろいろおしゃべりした。
最後には、面白いものを飲ませると言って、デミタスで1杯出してくれた。
なんでも、今月の限定コーヒーからハンドピックしたフラット豆のみ焙煎したんだそうな。
ちなみにピーベリーは、枝先にできる変異種で、果実1つに豆1個しかなく、形が丸っこいやつ。
通常、コーヒー豆は果実1つに豆2個が入ってる。
豆どうしがくっついてるから、当たってる面がフラットになる。
でも、ピーベリーはその相手がいないから、豆が丸くなるというわけ。
マスターいわく、金曜日に焙煎したからまだ少し早いとのことだった。
確かに、先に飲んだピーベリーよりも味は薄い。
でも、これが豆の形の違いによるものか、焙煎の落ち着き度合いによるものかは不明。
とはいえ、面白い経験をさせてもらいました。
翌日曜日は、
祝日明けに鹿児島事務所に出張するため、
手土産に木馬のコーヒーを持っていきたくて、
時間的に無理を押して出撃。
13時前からの出撃なので、到着は14時半。
日曜日の午後にこんなお出かけをするなんて珍しいね。
今回は豆を買うだけ。
コーヒーは試飲で出てきたデミタス1杯だけ。
でも、木馬のマスターとはちょっとしゃべってる。
木馬のマスターいわく、
ピーベリーもフラットも同じ木から採れてるんだから、
そんなに味は違わないはずである、と。
確かに、1本のミカンの木から収穫したミカンなら、味にそんなに違いはないよね。
でも、豆の形状が違うから、焙煎に差が出ることは考えられるとのこと。
フラットは、その名のとおり平面になったところがあるから、熱が加わる面が結構偏る。
ピーベリーは全体が丸いので、偏りが少なくなる。
だから、ピーベリーの方が焙煎はしやすく、おいしくなりやすいのではないか、と。
結局、コーヒーというのは豆そのものポテンシャルもあるけど、
それをいかに焙煎して引き出すかという部分もあるし、
最終的には、いかにドリップで抽出するか、という部分もある。
このうちのどれか1つでも欠ければ、うまいコーヒーにはなりえない、と。
うーむ、奥が深いなぁ…。
Posted at 2016/11/21 00:06:04 | |
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