2016年12月11日
土曜日の午前中、以前注文していたパナマのエスメラルダ農園の豆が来ました。
エスメラルダ農園のゲイシャ種と言えば、
もはや別格と言われるぐらいのお値段と味。
今回の注文品も、グラム4.5野口というお値段です。
で、まずは「木馬」へ。
ここのマスターは豆に興味があるようなので、
見せたら食いついてくるかな~、と思ってました。
案の定、マスターはかなり食いついてきました。
豆の具合、焙煎の度合いまでさまざま。
そして実際に淹れてもらっちゃいました。
試飲程度で、マスターとマスターの奥さん、それに私の3人分。
華やかな酸味がふわ~っと広がり、
まろやかなんだけどしっかりした味わいでした。
木馬のマスターいわく、
酸味が舌に残るくらいの焙煎度合いなので、
くっきりと個性が出ているから、
ミルクを入れても負けない味があるけど、
1杯飲んだら満足しちゃう。そんな味なんだそうで。
深煎り大好きな木馬のマスターは、
もう少し焙煎して酸味を和らげて甘みを出したい、とのこと。
このあたりは焙煎家の好みですなぁ。
そうこうしていると、お客さんが立て続けにどどどーっと来てしまい、
自分は豆も買いたかったので、ちょっと待機モードに。
そんな時に、なんとカキをお裾分けに持ってきた方がいらっしゃいまして、
その場に居合わせた自分がおこぼれにあずかるという、
なんともラッキーな出来事がありました。
おかげでこの日の晩飯が豪華になりました。
その後、隙を見て、関東にいる友達へのお歳暮をお願いし、
自分用の豆も購入。
意気揚々と木馬を後にしました。
次に向かったのは「秋元」。
ここのマスターには、この豆を予約したことを伝えており、
届いたら持ってくるとも言っていたので、約束を果たしに来たのです。
豆を見せて一言、
「これがエスメラルダですか~。いいですね~」
コーヒーを扱う者であれば知っているものなんでしょうね。
自分はごく最近までその価値を良く知らなかったんですけども。
ここでもこの豆を淹れてもらって、1杯ずつ飲みました。
そしてマスターいわく、
「もう少し甘みがあると思った」
と。
水洗式の豆なので、香りや酸味ははっきりするものの、
甘みやコクには劣るということらしいです。
しかし、さすがに酸味はすばらしいものがあるとも言ってました。
いずれは自分とこでも扱ってみたいけど原資がないという話だったり、
今月の豆が好調で、もう残りわずかになったので慌てて追加注文したという話だったり、
今週の出張がヒドくて、たまらず大分に帰ってすぐにみまつ師匠のところに行った話だったり、
いろいろとおしゃべりしました。
コーヒーを趣味にするようになり、いろいろと面白い人と出会えたなぁ、と感心しております。
Posted at 2016/12/11 00:30:34 | |
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