2017年11月03日
今日は前から気になっていた☆乃珈琲店に行ってみました。
まず、お店に入った直後の感想。
(´・ω・`) 「ファミレスだ、これ」
珈琲店とは名ばかりと、その時点で思ってしまいました。
それでもハンドドリップを名乗るのだから、
それなりのコーヒーを出してくれるのだろうと、
席に案内されてメニューを確認。
まず、「直火焙煎」で「酸味」があるという宣伝文句が眉唾。
物の本によると、現在一般的に取引されてる生豆だと水分が多すぎて、
直火では中心が生焼けになるか、表面が焦げるかのどちらからしいです。
それで酸味というならば、生焼け確定。
ちなみに、昔は流通に時間がかかっていたため、
日本で焙煎する頃には水分が抜けてしまい、
直火焙煎でも問題なく焼けていたんだそうです。
(´・ω・`) 「なめてんな、これ」
JAR〇に通報してやりたい衝動をぐっと抑え、
スタンダードなブレンドを注文。
キッチンの方を見ると、
なんとたっぷり5杯分は入ってそうなコーヒーサーバーが見えました。
この量をハンドドリップでおいしく淹れられるんなら、
ぜひともその技術を教えてほしいです。
前に淹れ方で悩んでいたブログに書きましたが…
一度に作る量が多くなると、抽出時間が必然的に長くなります。
すると、お湯をすべてドリッパーに注いだとするならば、
その終わりの方は雑味てんこ盛りとなります。
これを雑味なしで淹れようとするなら、
味や香りがしっかり抽出できない淹れ方しか思いつきません。
さらに衝撃的なシーンがこれ。
粉を入れたばかりと思われる大型のドリッパーに、
コーヒーポットからお湯を回しながら…
ドバドバと投入。
(´・ω・`) 「そんな乱雑に入れてええの?というか、蒸らしは?」
様々な信じられない光景を目の当たりにして、
もうこのままお金だけ払って帰りたくなりました。
(この時点でコーヒーはまだ来ていません)
でも、これで淹れたコーヒーがどんな味なのかは確認してみたい。
待つことしばし、運ばれてきたコーヒーを一口飲みました。
(´・ω・`) 「あっつー!!!」
一口目で舌を火傷しました。
それほどまでに高い温度ということです。
正直、1杯分でドリップするならば、
運ばれてきた頃には火傷するほどの熱さではないはず。
さらに言えば、仮にこれが淹れたそのままの温度であるならば、
豆からありとあらゆる成分を素早く抽出できてしまう温度です。
つまり、雑味もエグ味もすべて出てきます。
他方、これが抽出を終えた段階で熱せられた結果というならば、
一度抽出した香りがとんで行ってしまいます。
いずれにせよ、自分には考えにくい状態なのです。
(´・ω・`) 「もうやだ、このお店」
それでも味は確認しておきたいので、
なんとか味わってみました。
コクはなく、酸味はそこそこ。
香ばしさや甘みには欠ける。
なお、その時は気にしていませんでしたが、
香りは記憶にありませんでした。
つまり、ほぼ香りはなかった、ということでしょう。
そんなコーヒーでした。
これで420円は、正直高い…。
厚手で縦長のコーヒーカップなので冷めにくく、
いつまでも飲めない温度をキープしてくれていたので、
お冷を投入して強制冷却しました。
フレッシュも入れると、脂肪分が加わってまろやかになり、
マウント〇ーニアーみたいな味になりました。
結論:
☆乃珈琲店には、食べ物目当てで行くべし。
コーヒーに期待しちゃいけません。
ハンドドリップとか書いてあるから、下手に期待しちゃいました。
Posted at 2017/11/03 16:02:45 | |
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