今日は木馬のマスターに呼ばれて、塚原高原に上がってきました。
目的は、以前ヒドい目にあった
『イエメンのモカ』を、
木馬のマスターが焼いてみたから飲みに行くというもの。
木馬のマスターは深煎りにこだわりを持っており、
同じくイエメンの銘柄であるバニーマタルやヤーフェを深煎りにして、
その豆が持っている力を前面に引き出すことができる人です。
また、ヒドい目にあったあの豆も焙煎が大失敗だったというだけで、
豆自体は悪くなさそうでした。
この人が焼いたのだから間違いはあるまい、と、
お山に登るところから期待が膨らみます。
そして、開店直後の木馬に突撃。
他のお客さんがコーヒーのタイプで注文するのをよそに、
マスター「コーヒー飲まれますか?」
(´・ω・`) 「はい、お願いします」
というやり取りだけで注文完了。
お互いにわかっていたというのもあるけど、
4年も通ってるから完全に常連扱いだよね。
そして出されたコーヒーはハラズという銘柄。
以前買ったときは、草のような後味がするという豆だ。
香りはやや弱め。
マスターいわく中煎りとのことだったけど、
多分他のところでの中深煎りぐらいだろう。
一口飲んでみる。
中煎りのイエメンモカによくある酸味と、
あまり感じたことのないスパイシーな風味、
しかし、それらがトゲトゲしているわけではなく、
煎り方による甘みもあってか、とても滑らか。
バニーマタルを初めて飲んだ時の衝撃に似ていた。
こんなうまいコーヒーがあったのか、と一口で完全にKOされました。
自分史上最高、とは言わないけれど、
指折りのレベルであることは間違いないです。
焙煎の違いでここまで味に違いが出るのか…
というか、こんなにうまい豆を、あそこまでダメにしちゃった焙煎士ヒドいな…。
イエメンモカは豆自体が小さいので、
火の通りが早くて調整が難しいのだとか。
だから、調整しやすいように温度を下げてゆっくり焙煎すると、
ムラができて大失敗につながる、ということのようです。
これ、かなり良いです。
ただ、原価が高いので、2500円/100gですが…。
Posted at 2019/11/04 04:41:24 | |
トラックバック(0) |
趣味 | 日記