
画像のブツは、
タイトルにあるドアロック修理で使ったもの。
正体は、
ダイソーの金網パネルを連結するブロック。
4つ入って100円だったと思う。
これをどう使うかを説明する前に、
どんな状況だったのかを説明しよう。
2,3か月前から、セル子さんの内側のドアロックは、
うまく動作しなくなっていた。
ロックすることはできるが、解除ができない。
そのため、人が中にいる状態でドアロックすると、
内側からロックを解除する手段がないため、
窓を開けて外からキーを差し込んでロックを解除するしかない。
そんな状態で、
最近になってドアを閉めた衝撃で、
集中ロックが動作するようになってしまった。
車から降りた時に発動するなら、自動ロックのようで便利だが、
乗り込んだ時に発動されると閉じ込め状態となる。
先に説明した窓からロック解除をしなければならない。
さすがにそれを人前でするのも恥ずかしいので、
ロックが動かない理由を、ドアの内張りをはがして調べてみた。
セルボモードのドアロックは、
ノブからロッドが伸びていて、
これがロック部分を動かして開ける仕組み。
で、ロックする側、つまりロッドを引くときは、
正しく力を伝えてロックできていた。
しかし、ロックを解除する側、この場合ロッドを押すときは、
ロック部分の動きが悪くなっている上にロッドの強度不足でたわみが発生、
うまくロック部分を押すことができなくなっていたのだ。
そこで、画像のブツの出番である。
ドアの開閉ノブにつながるロッドと、ドアロックのロッドは近いところにある。
このロッドを画像のブツでつないでやることによって、
ロッドのたわみをなくしてやろうというのだ。
ちなみに、画像のブツはがっちりロッドを挟むわけではなく、
ロッドは自由に動くことができる。
しかし、ロック側のたわみ(今回は下側にたわんでいた)に対しては、
きっちり動きを制限してくれる。
一定以上離れないようにつなぎとめている感じだ。
これが、まるで純正パーツであるかのようにきれいにハマり、
無事に車内からドアロックを解除できるようになったのである。
めでたし、めでたし。
Posted at 2020/10/04 16:26:16 | |
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