目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
サブバッテリーには、サウスロング製のサブバッテリーコントローラー、SCP12ET-PVを使用して走行充電を行なっています。このサブバッテリーコントローラーは太陽電池を接続してサブバッテリーやメインバッテリーを充電する機能が搭載されています。メインバッテリーやオルタネーターの負担を少しでも少なくするために、太陽電池を使ってサブバッテリー、メインバッテリーの充電をできるようにしてみました。
※このサブバッテリーコントローラー、SCP12ET-PVは、太陽電池によりサブバッテリーの充電が完了すると、サブバッテリーへの充電を停止し、メインバッテリーの充電を行なってくれる優れものです。
※写真は太陽電池取付後の状態です。
2
購入した太陽電池。付属品の一つ、バッテリー端子に直接接続して充電するために使用するリード線を加工して、サブバッテリーコントローラーの端子盤に接続できるようにしてみます。
※この写真の太陽電池は、まだ電池表面の保護フィルム(皺のある透明のフィルム)剥がしていない状態です。太陽電池使用時には、保護フィルムを剥がします。
3
太陽電池とサブバッテリーコントローラーの間にヒューズを挿入することにします。今回使用した太陽電池の出力電流は250mAなので、その2倍、0.5Aのヒューズがあれば良かったのですが、ミニ平型ヒューズでは見つけられなかったので、1Aのヒューズを挿入することにします。
4
ワニ口クリップ付きのリード線からワニ口クリップを切断します。因みにこのワニ口クリップ、赤い(+)側の方には、逆接続時や太陽電池が発電していない時の保護用にダイオードが挿入されているのがわかります。
※今回、太陽電池でサブバッテリーを充電するにあたり、太陽電池による充電コントロールは、サブバッテリーコントローラーに任せますので、ダイオードは必要ありません。
太陽電池からの(-)側に丸型圧着端子をはんだ付けして接続。(+)側は、ヒューズホルダーの配線を (リード線が細くてカシメられないので) はんだ付けし、ヒューズホルダーのリード線のもう一方には、同じく丸型圧着端子をカシメて取り付けます。
ミニ平型ヒューズホルダーには、1Aのミニ平型ヒューズを取り付けます。
また各端子には、東洋ドライルーブのハイブリッドナノカーボンを施工しておきました。
5
サウスロング製サブバッテリーコントローラーの "PV+" 端子に、上記ヒューズホルダーからの(+) 側・丸型端子を取り付けるのですが、この丸型圧着端子、端子盤には少し大きいので、ペンチで一部をカットして、C型にします。
6
C型になった端子を、サブバッテリーコントローラーの "PV+" 端子に取り付けます。
※C型であれば、万が一、取付ねじが少々緩んだとしても、簡単には端子が端子盤からは外れません。
この後、太陽電池の(-)側丸型端子を、サブバッテリーの(-)端子に、他の既存配線とともに共締めします。
7
太陽電池は、商品に付属していた両面吸盤で、リアウィンドウに取り付けました。この太陽電池は非常に軽いのでこのような簡便な取付でも意外としっかりしているようです。
この後、配線隠しでリアトレイの上を這っているリード線を隠し、リアシート中央のトンネルからトランク内に引き込みました。
これは、いざというときには、太陽電池からコネクターを経由してサブバッテリーへと達する配線を、コネクターのところで切り離し、太陽電池の付属品として付いてきたシガープラグ付コードや、シガーソケット+USB充電器などに付け替えて使用することもできるようにとの配慮です。
8
(写真再掲) 車外から太陽電池を見た時の様子です。
以上で作業は終わりです。
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