目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
前回、超強力両面テープで取り付けた自作フロントロアスカート、バンパー下部との間から白い両面テープの基材がかすかに見えるのと、まだ発泡ゴムの曲げ部分で(復元しようとする)力がかかっていたのか、曲げ部分が少しはがれた箇所が出て、その箇所は白い両面テープが丸見えでみすぼらしくなっていたので、予告通り、ちゃんとした取付を行ないました。
写真は今回の作業を終えたときのものです。
2
まずは、前回、仮付けしたフロントロアスカートを丁寧に剥がします。これが結構大変でした。
両面テープが剥がれてしまった箇所もあるのに、しっかりとくっついている箇所もあり、無理に剥がずと発泡ゴムが切れてしまいますので、慌てずゆっくりと。フロントロアスカートが全て取り外せたら、バンパー側に残っている両面テープもすべて取り除きます。
前回施工は夕方でしたが、今回は日中の時間帯だったので両面テープも多少柔らかくなっています。
3
フロントロアスカートの取り付け面をもう一度脱脂して、スコッチの超強力両面テープ(透明素材用)を貼り付けていきます。前回仮付けして1週間ほど経ったので、バンパーの曲げ箇所の若干ですが癖がついていますので、曲げの入る部分は5cm程度の長さで両面テープを「多角形コーナリング」させて貼り付けます。直線部分も20cm程度に分割して貼り付けてゆきました。
両面テープをフロントロアスカートの全長に亘って貼り付けましたら、バンパーのセンターとフロントロアスカートのセンターを合わせ、バンパーの前後方向の位置も合わせて、バンパー下部に貼り付けます。
因みに、今回使ったこの両面テープはいいですね。接着できない素材に軟質ゴムと書かれていたので、果たしてどうかなと思いましたが、表面が汚れて無いもの同士なら、他所の貼り直しが出来るのと、基材がスコッチのプレミアゴールドよりも柔らかい感じで、今回の様な用途には使い易いです。もちろん基材が透明なので、うっかりバンパーとフロントロアスカートの間から見えても殆ど気になりません。
センターが合い、前後方向も合ったら、両面テープのライナー(剥離シート)を剥がしながら、どんどん貼り付けてゆきます。バンパー左右それぞれの終わり(フロントタイヤの前)まで貼り付けたら全体のバランスをもう一度確認します。
※貼ってすぐなら貼り直しも出来そうですが、時間が経つと剥がせない&剥がすと粘着力が著しく下がると思います。
4
フロントロアスカート全長に亘り、両面テープでバンパー下部に張り付けました。前回、両面テープの幅が狭かったのですが、今回の両面テープは19mm、これだと、素材として使用しているL型クッションの平面部分との幅もほぼ同じで、十分な接着面積が確保出来るのと、前述の通り、両面のテープの基材が柔らかめで追従性が良いので、この両面テープだけでも十分固定出来ているいように感じますが、更なる安全確保の為、L型クッションをねじ止めします。
昔と違って体力も落ちて来たし、今の環境では人目もあるので、横着な方法、でもしっかり固定できる方法にしました。
いつもタイヤのパンクで悔しい思いをしているピアスねじですが、これをL型クッションの上から(下から?)直接バンパーめがけて電動ドリルでねじ込みます。これですと、下穴開ける必要もないです。また、通常のように下穴開けて、その後、電動ドリルのビットを差し替えてねじ止めの際に折角明けた下穴が発泡ゴムの復元力で隠されてしまって見失う、という事もないです。こういうときは、やはりドリルビスが便利ですね。
タイヤを地面に接地させたままですと、電動ドリルをバンパーめがけてねじ止めするだけのクリアランスはありませんので、横から差し込んだ電動ドリルの回転軸をL型アダプターで90°回転させてねじ止めします。ねじが直接見えなくても、ねじ止め出来ちゃいます。
そうそう、ねじを取り付ける前に、バンパーのその箇所に、障害となるもの(配管・配線)が無いかどうか、手探りですが確認しました。
5
電動ドリルにL型アダプターを付けて、ねじを直接見ない状態で取り付けたワッシャドリビスです。ちゃんと真っすぐ打てました。今回使用したワッシャードリビスは、通常のドリルビスにワッシャが付けられている物で、K型クッションに入り込んでいかないようしたい、との意図で採用しました。
ビスを打つの間隔は、直線部分は30cm、曲線部分は力のかかり具合に応じて短く、バンパーの最後端(フロントタイヤの前)は、バンパーの端から5cm前に打ちました。
※ワッシャードリビスは、4mm×16mmと4mm×19mmの2種を用意しましたが、4mm×16mmだけでOKでした。このあたりはバンパーの肉厚、ねじ止めの部位、貫通した後のビス先端の飛び出し具合などで調整するのが良いと思います。
ねじ止めが終わりましたら、フロントロアスカートの端部を買ったナイフで斜めに切り落とします。
※前回はこの作業に備え、余長を持たせ、少し長めにしていました。
6
超強力両面テープ&ワッシャードリビスにて取付の終わったフロントロアスカートを下面から見上げた図です。
がっちりと固定できました。これなら、この車の出せる最高速度くらいなら全く問題ないでしょう。
以上で、フロントロアスカート取付、完結編の作業は終わりです。
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