インタークーラースプレー用タンクへの自動補水システム(10/11)

ポンプを内蔵したコレクタータンクにシリコンチューブを接続し、耐熱耐候のタイラップを用い、5cm間隔で電源コードと固定して行きます。

電動ドリルでポリタンクに穴をあけ、ハンドリーマで穴を拡大します。

ポンプを内蔵したコレクタータンクからのシリコンチューブと電源コードを作業工程2で開けた穴から引き出します。

タイラップを電源コードに固定し、少しだけ長く切って、ホース＆電源コードがずり落ちないよう、抜け止めとします。

バスコークNでシリコンチューブ＆電源コードとポリタンクに開けた穴の隙間を塞ぎます。

ポリタンクの中はこのようになっています。

ポリタンクに水を入れてユニットの各部分を接続、動作を確認します。
電極が水に接していない時にはポンプが稼働し、補水パイプ部分から水が流れます。

補水パイプ部分を水に接触させるとポンプが停止します。再び電極＆補水パイプ部分を水面から上げるとポンプが稼働し水が流れます。

制御ユニットと水中ポンプに電源を供給するため、短い2又のケーブルを作成し、接続しました。

写真に写っていませんが、ポリタンクの蓋は使用時には閉じます。また、自動補水システムの使用時には、ポリタンクのコックを空気取り入れ口として機能するよう開放します。

後は、適当なところから電源をとること、エンジンルーム内のカンガルータンクの蓋部分に電極＆補水パイプをセットし、車室内に設置したこちらのシステムとの間をシリコンチューブとリード線で接続すればOK。

当面はサーキットの時にだけ使えれば良いと思っているので、助手席の窓部分からチューブと電線をエンジンルーム内に引き込めば良いかな…。それかバルクヘッドを貫通している既存グロメット部分を通すか、スカッフプレート⇒フェンダー内⇒エンジンルームの経路で引き込むか。