2007年09月30日
ちょっと昔のネタからはなれて、忘れちゃわないうちに、リアルタイムな話題に。
あるイベントで、セグウェイに乗っちゃいました。
例の、小泉元首相が、ブッシュさんにもらって嬉々として乗ってた二輪車です。
左右二つのタイヤの間に立ち、その台座からT字型に伸びたハンドルを握って移動するものなんですが、アクセルとブレーキがなく、前進・後退は、体重移動で操作します。
左右に曲がるのも体重移動だと思っていたんですが、仕様なのか、ハンドルのグリップをひねって向きを変えました。
キーが、なんと、初心者向け、中級者向け、上級者向けの3種類あって、その格好も、ボタン電池にプラスティックのくの字型の柄がついているような、ちょっと前なら未来的と感じさせるものでした。(今は、「キー」が存在すること自体あまり未来的ではない感じがしますが)
で、乗ってみてどうか、というと、2〜3分遊びで乗らせてもらう分には、すごく楽しい。
1時間くらい借りてちょっとレースでもやったら、さぞかし楽しかろう、というものです。
そもそも、7〜8年前に、「ジンジャー」というなぞのモノが発明されつつあり、コンピューターとかクルマ以来の大発明だと評判になったことがありましたが、それが、このセグウェイだったわけですが・・・。
個人的には、ま、オモチャとして遊ぶにはおもしろいけど、これ、90万も出して買うほど酔狂じゃないです、私のような一庶民は。
ちょっとスマートなシニアカーです、これは。
イスがついてたり、荷物や傘、つえのことまで計算に入れてあるシニアカーの方が、ありものの技術ですがそれを真面目に考えて作っている気がします。
セグウェイは、かなり複雑な技術を使っているんでしょうが、スキーやスノボじゃないんだから、最高20キロも出るのに、ブレーキがなくて体重移動だけで制動ってのは、どうなんだろう?
まだ、技術屋さんの自己満足的な印象がぬぐえない(一時のホンダがこんな感じになりかけていた気がしますが)発明品だと感じました。
スティーブジョブズなんかが絶賛したらしいんですが、あ、やっぱり、というか、ビルゲイツは絶賛しないんだろうな。
Winユーザーと、ビンボーなMacユーザーはきっと手を出さず、お金持ちのMacユーザーがおもしろがって買う感じの面白商品です。
Posted at 2019/02/24 17:00:28 | |
トラックバック(0) |
試乗 | クルマ