2008年09月05日
ケイマンとカイエンって、どうにも名前がこんがらがってしまいます。
一応、ボクスターベースのクーペがケイマンですよね。
で、運転席にも何となく座りづらく、もちろん試乗も言い出せるような雰囲気でもなく、「じっくり見る」だけで帰ってきたのですが、それなりの感想を。
まず、コンソールのデザインは、悪い意味のドイツ車っぽくて、どうも色気に欠けます。
前のベンツAMGの「ビデオデッキ」程ではないにせよ、いろんなスイッチとかパネルとかが、なんかビジネスライクな、冷たい感じがします。
(ちょっと日本車風)
シートのすぐ後ろにエンジンルームが迫っていて、シート後ろのスペースのなさはエリとどっこいでしょうか。
リアハッチを開けてもらいました。リアのトランクは、ちょうどBOSEシステムの入ったFDと同じくらいでしょうか。あまり役に立ちそうにはありません。
ちなみに、それでもエンジンルームのカバーの上まで使って乗っければ、ゴルフバッグが2個入るそうです。
(っておい、またゴルフバッグかよ!)
エンジンルームにアクセスするには、レバーひとつ、というわけには行かず、エンジンルームは見せてもらえませんでした。
ポルシェ社では、基本的にユーザーがエンジンルームを開くことを想定していないそうです。
そりゃ、ま、水平対向エンジンですから、上からも下からもアクセスしづらそうですが、エンジンルームを眺める楽しみすらユーザーに与えないってのはどういう了見でしょうか。
トランクは、フロントにもあるそうで、そちらも見せてもらったら、こっちはビックリでした。
タテヨコはそんなに広いわけじゃないんですが、深い。ボンネット下から、アンダーカバー上までそのままトランクになっています。
20型くらいのブラウン管テレビがすっぽり収まりそうな感じです。
冬になったら、段ボール入りのみかんを買って帰れそう。
走ってないので、何とも言えませんが、ま、そりゃ、Sの方は性能的にも誰も不満を言わないでしょうね。
素の2.7の方は、MTにするか、マニュアルモードにするか、とにかく引っ張ってやらないとちょっと厳しいかもしれませんが、エンジンを引っ張る楽しみはありそうです。
・・・ま、買う気の全くないワタシがあーだこーだ言っても仕方のないことですが。
我がロータス社が、ヨーロッパの仮想的としているのがケイマンでしょうが、そりゃ、やっぱり、ワタシでもケイマンだなあ。
Posted at 2019/03/20 21:02:10 | |
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