2015年01月12日
ルノー岡崎の試乗コースは、ちょっと楽しい道なんで、ハンドリングもちょっと試せるんですが、4気筒のルーテシアより、3気筒になった分だけ鼻先も軽く、動きも軽快で、コーナーではノーズがグーッと入っていきます。
ただし、もとの成り立ちが、スポーツモデルというワケでもないためか、ちょっとサスがふわつく感じがあります。
MTというと、ついつい「スポーツ」を過剰に期待してしまいますが、ルーテシアは必ずしもスポーツを狙っているワケではありません。
スポーツっぽく乗りたいなら、ダンパーをもう少し締めてやると、シャキッとした楽しい脚回りになりそうです。
このルーテシア0.9MT、208万円だそうですから、うん、安い。
これじゃ、下手するとRSを食っちゃうんじゃないかな、と心配になるほどです。
やっぱりスポーツモデルとしては、オートマよりマニュアルの方が楽しい、と感じる人もけっこう多いのではないでしょうか。
これを208万で手に入れたら、まずはダンパーをちょっと固めて(GTやRSのダンパーって合うかな?)、ブーストメーターを付けて・・・なんて、買ってもいないのにちょっと妄想したくなる楽しさです。
MT車の試乗は、ホントに面白いんですが、後から自分のクルマに戻った時に一瞬違和感があるのがちょっとイヤです。
試乗を終えて、帰りにエリに乗ったら、あら、クラッチが重い。
こんなに重かったっけ?
ステアリングなんかも、(重ステですから当然ですが)重い。
もう何年か経って、ワタシがこの重さに耐えきれなくなったら、ルーテシア0.9MTなんかは、楽しそうです。
新年早々、「試乗大将」の有力な候補が出てきました。
ちなみに、入国待ちの新型トゥインゴも同じエンジンになるでしょうから、これも楽しみですね。
Posted at 2019/11/15 20:50:18 | |
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