2017年11月28日
インパネなんかの景色は、シックな黒系で、なかなかカッコよろしいです。
シートのデザインも「素」の割にスポーティーで、今回のシビックシリーズの基本線を象徴している感じです。
ただ、なんかこのシート、お尻の部分がちょっと硬くて、長時間乗ったらどうかな? という点がひっかかりました。
1.5Lターボは182馬力を発生しますから、1,300キロ台のボディには、充分というより、若干過剰とも言えるパワーです。
ただ、前の空いた直進路でアクセルを踏み込んでみましたが、CVTのせいか、速いには速いんですが、ちょっとおっとりした印象でした。
この前乗った4代目メガーヌの方が、楽しい加速感でした。
もっとも、パドルが付いていますから、パドルを上手く使ってやると楽しい加速感が得られるかもしれません。
ハンドリングは試せませんでしたが、交差点を曲がる時なんかは、「大きなクルマ」っぽい動きと言いますか、大きさを意識させます。
自分の中で「シビックはコンパクトカー」という刷り込みが強過ぎるのかもしれません。
全体としては、そこそこスポーティーで悪くありませんが、ちょっとタイプRに遠慮してるのか、わざと抑え気味にしている印象で、「スポーティーカーの得意だったホンダ」を期待し過ぎるとちょっと寂しい感じです。
この新型シビック、イギリスからの逆輸入のせいか、300万くらいと、けっこうなお値段です。
「ライバルはインプレッサですか?」と聞いたら「アクセラです」とセールス氏はおっしゃってましたが、アクセラもインプレッサも、お値段はもう少しリーズナブルですね。
それでも、結構売れてるそうなので、今回ワタシが見抜けなかった魅力がまだまだ隠されているのかもしれません。
Posted at 2020/02/26 18:39:23 | |
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