2018年09月09日
さっそく乗り込みますが、ブラック基調のシックな室内に赤? オレンジ? というより朱色? のステッチが入るのは、なかなかいい感じです。
ただ、スポーツカー的な感じはなく、あくまでセダンの延長上にある感じです。
GTでは「R.S.ドライブ」、R.S.では「ルノーマルチセンス」と呼ばれる(?)走行モードの切り換えは、5種類もあります。
優しい方から「コンフォート」「ニュートラル」「スポーツ」「レース」とあって、もう一つは「パーソナル」という、自分でいろいろ設定できるモードです。
「パーソナル」はともかく、受け付けのお姉さんからは「まだ慣らし中なので、『レース』モードは勘弁してください」とクギ刺されちゃった。
いや、短い試乗ですから、言われなくても「レース」になんかぶち込みません。
最初に入っていたのが「コンフォート」なので、そのままコンフォートで走り始めます。
動くときにまず思うのが、「あれ? かったるい」ですが、これはコンフォートのみです。
それにしても、コンフォートは「快適」ってな意味でしょうが、走り的には、とても「快適」とは言えないような遅さは、どうやら燃費最優先のセッティングだからみたいです。
一方、乗り心地はあのペラッペラなタイヤのはずなのに、ちょっとビックリするくらい快適です。
エリーゼ(フロント55タイヤ)だとちょっと身構えるような段差なんか、全く硬さを感じさせずにクリアしていきます。
この乗り心地のよさは、この後モードを切り換えても基本的には続きます。
さて、「コンフォート」があまりにかったるいので、すぐに「ニュートラル」に切り換えて、試乗路の往路は「ニュートラル」で走ります。
切り換えた途端、俄然やる気が出たように、キビキビと走ります。
カタログでは快適性と安全性のベストバランスとなっていますが、個人的には、スポーツ性も含めてベストバランスでした。
Posted at 2020/03/02 19:49:07 | |
トラックバック(0) |
試乗 | クルマ