2009年01月26日
乗り込むと、スポーツカーらしい室内が出迎えてくれます。
オートマだったのは少々残念ですが、まあ、試乗車があるだけでも儲け物です。
正面には、タコ中心の丸型3連メーターです・・・が、両脇は燃料計と水温計で、60度くらいのメーターですから、別に3連でなくてもよさそうです。
真ん中のタコメーターの中に、デジタルのスピードメーターが入っています。
中心のメーターだけで、回転数とスピードが確認できるのは、頑張る時にはいいかもしれません。
タコメーターのレッドゾーンは、なぜか二重になっていて、外側は8500回転ぐらいから、内側が5000回転くらいからレッドになってます。
なんじゃ、こりゃ。
と思ったら、なんでも、エンジンをかけてすぐの、水温が上がっていない時は内側のレッドが5000回転くらいで、水温の上昇とともに内側のレッドゾーンが上がっていくというコトのようです。
これはマツダ自慢の可変レッドゾーンシステムなんだそうです。
うーん、回り過ぎるロータリーゆえの装備でしょうか。
レブリミッターはないんでしょうか・・・怖くて試せませんでした。
コンソールは、発売当初からですが、なぜか「丸!」というデザインモチーフで、これは、個人的にはちょっと・・・って感じです。
走り出すと、おお、さすがロータリーは静かです。
オートマですが、走り出しの、時速5キロくらいまでのスッと出るところはまあそんなに不満なく出てくれます。
その先、20キロくらいまでは、普通に走ってる分にはそんなに不満ありませんが、ちょっとアクセルを踏み込んで、速い加速をしようと思うとやっぱりトルク不足な感じが拭えません。
もうちょっとスピードが乗ってくると、気持ち良く加速してくれますが。
ただ、オートマは、もう少し引っ張って、と思うところでポンポンとシフトアップしてしまうのが、ちょっと不満でした。
マニュアルモードもあるので、自分で引っ張ればいいのかもしれませんが。
同じ13Bでも、ツインターボのFDと比べるのは酷かもしれませんが、215馬力、22キロのトルクは、1360キロのRX-8にはちょっと荷が重い感じです。
でも、この線の細さはある意味面白くもあります。
マニュアルで上手に引っ張りながら乗るのは、少なくともワタシには、ターボの少々下品な加速よりは好みです。
トルクの細いNAの、しなるようなパワー感って割と好きなんです。
それでも、このNAのロータリーは、1トンくらいのクルマに載せてやりたいですね。
ロードスターベースのハードトップのクーペなんかに積んだら、面白いクルマができそうですが、今のご時世じゃ、絶対無理だろうな。
Posted at 2019/04/03 20:27:56 | |
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試乗 | クルマ
2009年01月25日
てなわけで(どんなわけだ?)、今年の初試乗は、マツダRX-8です。
いやあ、正直言って、まだディーラーに試乗車が用意してあるとは思いませんでした。
それなりの数の出るファミリーカーならともかく、スポーツカーなんて、発売して半年くらいはワーっと売れますが、その後は、多くて月3ケタ、今のご時世じゃ2ケタが当たり前です。
2003年発売のRX-8は、そんな中じゃ善戦しているとは言え、11月の販売は208台です。
とても試乗車があるとは思えませんでした。
これはマツダの真面目な姿勢の表れと考えていいのではないでしょうか。
と、同時に、要領の悪さとも言えるのかもしれません。
さて、去年デミオに試乗して以来、その時の担当のオネーサンから、しょっちゅうDMが届きます。
いや、一応、デミオは興味本位で乗ってみたかっただけで、買う気はありませんよ、と、ちゃんと伝えてはありますよ。
でも、あんまりマメにDMくれるもんだから、まあ、アテンザでも見てみようかな、程度のノリでマツダ屋さんに行ってきました。
そしたら、試乗車コーナーに、あるじゃないですか、RX-8。
カンドー的ですらありました。
偉いぞ! マツダ。
エリーゼを駐めると、お兄さんが寄ってきて、「担当ありますか?」と尋ねるので、「○○さんがDMくれます」と答えたら、呼んできてくれました。
その後、お兄さんは、何人か連れてきてエリーゼを見てましたが、構わずオネーサンに8を見せてもらいます。
で、「ごめんね、買う気まったく無いけど、試乗させて」とお願いしたら、喜んで乗っけてくれました。
Posted at 2019/04/03 20:26:00 | |
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試乗 | クルマ
2009年01月24日
1/23のホビダスオートのニュースに、「アドバン・ネオバがフルモデルチェンジして、AD08になった」とありました。
一応、モデルチェンジされるというハナシは耳にしていましたし、トレッドパターンも、目にしたことはあったと思うんですが、改めてちゃんと見てみると、うーん、このデザインは・・・
ラーメンどんぶりみたい
もしくは、觔斗雲(キントウン)
なんにしても、なんだか中国をイメージしてしまうのはワタシだけ?
「数多くのレーシングテクノロジーを注ぎ込んだ新トレッドパターンの採用」
とありますが、うーん、レーシングテクノロジーって言うけど、最近のレースタイヤって、こんなパターンだっけ?
フルモデルチェンジということで、もちろんすべての性能が、AD07より向上しているんでしょうが、個人的に、このパターンはちょっと抵抗があるなあ。
さて、我がエリーゼ用のタイヤは今はネオバなわけですが、この先、どうなるんでしょう?
基本的なAD08のサイズには、175/55R16は含まれていません(ま、当たり前か)。
エリーゼ用として、AD07を細々と作り続けてくれるのか、AD08にバトンタッチされるのか・・・
まさか、無くなっちゃうワケではないでしょうが、性能のいい(であろう)AD08に切り替わるのも、ちょっと複雑な気持ちです。
余談ですが、さっき変換するまで、孫悟空の雲は「金団(キントン)雲」だと思ってました。
ドラゴンボールは「筋斗雲(キントウン)」でしたっけ?
Posted at 2019/04/03 20:24:26 | |
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エッセイ | クルマ
2009年01月23日
出勤の時、見慣れない路線バスを見ました。
ベージュと紺のストライプのバス・・・名古屋市営バスです。
「回送」の表示を出してます。
車イス用のリフトなんかのついてる、低床のバスです。
いわゆる、名古屋の「市バス」というヤツで、もちろん、普段、岡崎市内は走ってません。
普通、岡崎市内を走っているのは、赤と白の「名鉄バス」というヤツです。
なんで、市バスが岡崎を走ってんだ? と思いながらよく見てみると、「湘南」の仮ナンバーがついています。
どうやら、新車の陸送中のようです。
へえ、市バスって、湘南で作ってる(仕上げてる)んだ。
自動車工場の多い三河地区では、完成されたクルマばかりでなく、作りかけのクルマが、トレーラーで運ばれる様をよく見かけます。
シャシーとエンジンとタイヤだけの乗用車が、折り重なるようにしてトレーラーに乗っかって、運ばれていたりします。
トラックなんかも、運転席とシャシーとタイヤだけの姿で、仮ナンバーを付けて走っているのもよく見かけます。
そんなわけで、仮ナンバーのクルマが運ばれてたり、走ってたりするのはおなじみの光景なんですが、名古屋の市バスが岡崎市内を走っていたのは、とても違和感がありました。
そりゃ、バスをトレーラーに乗っけて走るわけにもいかないんでしょうが、湘南から自走して来るんですね。
どのメーカーのバスだったか、確認できませんでしたが、この自動車産業の盛んな三河地区を通り越して湘南で作ってるんですから、湘南にはいい技術を持った会社があるんですかね。
Posted at 2019/04/03 20:22:19 | |
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エッセイ | クルマ
2009年01月21日
昔話です。
ワタシ、小中学校の頃は、もっぱら釣り小僧でした。
時間があると、釣り竿を担いで、近くの池や川に出かけてました。
ちょうど、ウチ(の実家)の近くに、小さな釣り道具屋があって、サオやリールなんかの大物は、遠くの大きな釣具屋まで買いに出かけてましたが、エサやハリ、釣り糸なんかの消耗品は、もっぱらその釣具屋で調達していました。
小学生の頃からしょっちゅう通っていたので、すっかり常連さんになって、顔も覚えられていました。
たいていおばちゃんが店番をしていて、たまに、その息子さんと思われるお兄ちゃんが出てきました。
その兄ちゃんは、ワタシより、7つ8つ年上くらいでしたでしょうか。
ワタシの実のアニキよりももう3つ4つ上だと思われたので、ずいぶん大人びて見えました。
ワタシが、中3か高1くらいのある時、店の横の、自家用車置き場とおぼしきスペースに、真っ赤なクーペが置かれるようになりました。
シャープなラインの3ドアハッチバックで、とてもカッコよく見えました。
まだクルマに疎かったので、実のアニキに聞くと、「あれはカローラレビンっていうんだ」と教えてくれました。
当時はなぜか、カローラってクルマは地味なセダンだというイメージだったので、あのカッコいいクルマがカローラというのは、ちょっと意外でした。
いわゆる「ハチロク」の一世代前、TE71型のレビン(レビンを名乗ったのは3ドアだけです)だったわけですが、今にして思えば、TE70系はセダンも含めて、いいスタイルですね。
ちょっと興味があったので、兄ちゃんが店番している時に、「兄ちゃんのクルマ、レビンって言うの?」と聞いてみました。
すると、「おお、お前もいよいよクルマに興味を持つ歳になってきたか。」とすごく喜んでくれて、「オレのレビン、ちょっといじってあるから、誰にも負けないぜ」と得意げに話してくれました。
その時は、「いじってあるから、誰にも負けない」という言葉の意味はあまりよく理解できていませんでしたが、なんだかメチャメチャカッコよく響きました。
これがきっかけだったという訳でもありませんが、この後、急速にワタシのクルマ熱は高まっていきます。
「天草釣具店」の兄ちゃんも、今は50歳を超えてるんでしょうが、今はなにをやってみえるでしょうか。
今でもヤンチャなクルマに乗っていて欲しいものです。
Posted at 2019/04/03 20:20:56 | |
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エッセイ | クルマ