2009年12月31日
「試乗大将」の途中ですが、年末になってしまいまして、これから実家回りに出かけねばなりませんので、いったん切ってご挨拶を・・・。
2009年も、「間違いだらけのエリーゼ暮らし」をご愛顧いただきまして、ありがとうございます。
2009年は、クルマが売れないだの、ハイブリッドだけ絶好調だの、クルマ好きにとっては今一つな年だったようにも思いますが、それでも、楽しいクルマもデビューしていますし、まだまだ捨てたもんじゃないと思います。
来年は、もっといい年になるように期待を込めて、今年の「間違いだらけのエリーゼ暮らし」を閉じようと思います。
今年もお世話になりました。
よいお年を。
Posted at 2019/05/09 20:58:35 | |
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エッセイ | クルマ
2009年12月30日
さて、年末恒例・・・と言っても、たかだか2回目の、ワタシの私情による「試乗大将」。
昨年はノミネート24台でしたが、今年も24台です。
おかげさまで、今年もいろんなクルマに乗ることができました。
乗った順に列挙してみます。
マツダRX-8
レクサスIS250
マツダロードスターRHT
ルノートゥインゴGT
ホンダインサイト
スズキスイフト1.2
トヨタラッシュ
ベンツC200
VWニューゴルフ
アルファロメオMiTo
VWゴルフ4ワゴン
トヨタ新型プリウス
トヨタ先代ヴィッツ
VWニューシロッコ
BMW ニューZ4
マツダニューアクセラ
プジョー206XS
トヨタファンカーゴ
VWニューポロ
ボルボS60R
トヨタタウンエーストラック
ルノールーテシアRS
日産フーガ
ロータスエヴォーラ
スポーツカーあり、セダンあり、コンパクトカーあり、でっかいのあり、ハイブリッドあり、トラックありと、脈絡なく乗りまくったものです。
でも、スポーツカーで始まってスポーツカーで締めくくりましたね。
昨年は大将がジャガーXFで、特別賞でフィアット500でした。
今年はどうなるでしょうか、発表は・・・来年!
Posted at 2019/05/09 20:57:38 | |
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試乗 | クルマ
2009年12月29日
そんなわけで、エヴォーラ、異常なハイギヤードを除くと、驚くほど想像通りでした。
「エリーゼを作った会社の、高級スポーツ」って想像してみてください。
はい、それがエヴォーラです、正解です。
エリとは比較できませんが、いわゆる普通のミドルスポーツよりは圧倒的に俊敏で、ライトウェイトスポーツよりはしっとりと落ち着いています。
このポジションをよく分かって買って乗る分には、ほとんど不満は出ないんじゃないでしょうか。
ライバルのいないエリーゼと違って、エヴォーラは、普通に考えればケイマンあたりとモロにぶつかりますが、ケイマンと比べるとちょっと分が悪いかもしれません。
なんせ、500万クラスのエリと違って、1000万クラスともなると、顧客の期待度の「質」が変わってきますからね。
その「質」に、ロータスクォリティが耐えうるかどうかとなると、ちょっと微妙です。
確かに1000万クラスのスポーツカーは、走りだけに特化していてもダメでしょうし、高級なだけでもだめなんでしょうが、1000万出せる人は、どう感じるんでしょうか?
スポーツカーの本質とは全く違ったトコロで、せめてリアシートがもう少ししっかりしていれば、ケイマンとの絶対的な違いが表現できるんでしょうけどね。
1000万出そうとしたら、そういう点で差別化しないと、出来上がってしまっているケイマンの評価に食い込めないんじゃないかなあ。
だって、1000万出せる人でも、1000万のクルマを限界で振り回せる人って少ないでしょ。
そうなると、走り+αの「α」の部分で何を持っているか、ですもんね。
実際ワタシなんかだと、1000万出そうと思ったら、エリSとアルファとか、エリRとルーテシアRSとか、そんな抱き合わせを考えちゃうもんなあ。
こう考えると、エリが世に出たのって、奇跡みたいなもんだなあ。
そうそう、エリと言えば、いろんなウワサを聞きました。
が、それは、またの機会に。
ACマインズのH様、情報を漏らしちゃマズイようでしたら、ご一報ください。
Posted at 2019/05/09 20:56:30 | |
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試乗 | クルマ
2009年12月28日
スポーツモードのON/OFFで、脚回りに違いが出るのかどうかは、正直、よく分かりませんでした。
脚回りと言えば、乗り心地はさすがに「高級スポーツカー」らしく、しっとりと落ち着いていましたし、動きも、大きな図体の割には俊敏な印象でした。
雑誌なんかの記事だと、限界でもエリーゼよりコントローラブルとか言われているようなので、エヴォーラで限界を試せる腕っこきの方はぜひ試してみてください。
ワタシは、そんな腕もありませんし、試乗コースでは、試す機会もありませんでしたが、とにかく、車格の割に俊敏で、思った通りに走りますが、エリーゼのような軽快さはありません。(おっと、また比べちゃった)
スポーツモードからノーマルモードに戻すと、とたんに低速がかったるくなります。
ワタシがエヴォーラ買ったら、常にスポーツモードに入れっぱなしだと思うんですが、きっと、燃費とかが極悪になるんでしょうね。
高級車な分、日常的にも使えそうですが、実は、とても使いづらいトコロが2点ありました。
まず、乗り降りです。
乗り降りは、サイドシルが低められていても、しづらいです。
展示会の時も書きましたが、ドア開口部の前端部が後ろ過ぎるのか、結局シートを下げないと足がひっかかってしまい、下手するとエリより乗り降りが厳しいかもしれません。
それから、ギア比です。
4速以上が異常にハイギヤードで、一般道では、多少スピードの乗る条件の良いトコロでも6速はおろか、5速でも使いづらい感じです。
高速道路ではさぞかし快適なんでしょうが、このギア比では街中では4速のクルマみたいになってしまいます。
ラクっちゅえばラクなのかもしれませんが。
ただ、このあたりは、ロータスでも分かっているようで、クロスギアのオプションが用意されているそうです。
・・・だったら、はじめからそっちをノーマルにしてよ。
Posted at 2019/05/09 20:54:39 | |
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試乗 | クルマ
2009年12月27日
エンジンは、プッシュ式でなく、捻る式で火を入れます。
ただ、キーは「金属製の、360度どの方向でも掻ける耳掻き」のような、「99%なめ終わった不二家のペロペロキャンディ」のような、とにかく見慣れない形でした。
エンジン音は、室内ではかなり静かです。
クラッチはちょっと重めですが、280馬力のスポーツカーなら、これくらいかな、という感じです。
さて、走り出します。
ACマインズは、初めて訪れる人はきっと迷うだろうな、というような、ちょっと細道に入り込んだところにあるんで、そのあたりはしずしずと走ります。
動かしてみての第一印象は、「重い」でした。
ゼロ発進で、スピードが乗るまでは、妙に遅いんですが、この件については、後ほど触れます。
ちょっとスピードが乗れば、重いとは言え、1350キロに280馬力ですから、怒濤の加速を見せてくれます。
でも、エンジンは6800回転くらいでリミッターが働いちゃって、ガクンと加速の腰を折られてしまいます。
エンジンの回り方からすれば、もう少し上まで引っ張れるはずなんですが、このリミッターのセッティングはちょっと残念です。
メーターは、確か9000回転まで刻んであるんですけどね。
ただ、ギンギンに回さなくても充分速いですから、割り切っているのかもしれません。
このあたりは、回してナンボの軽量スポーツとは訳が違うトコロでしょう。
同乗のH氏が、「スポーツモード」があるんですよ、と教えてくれました。
スポーツモードにすると、具体的に何がどうなるのかちょっと分かりませんが、レスポンスが上がって、パワー(トルク?)も上がるようです。
スポーツモードにしている限り、初めに感じた発進時のかったるさは感じませんでした。
Posted at 2019/05/09 20:53:15 | |
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試乗 | クルマ