2016年11月25日
プレリュード…ナンパグルマが板についている
「ボレロ」のBGMでお馴染みの、2代目プレリュードの超大ヒットの後の3代目です。
基本、キープコンセプトのスタイルで来ました。
日本だと、ヒットの後のキープコンセプトスタイルは、コケるモノが多い気がしますが、プレリュードはこれもヒットしました。
各社が4WSの開発を競う中、クニクニっとリアタイヤが動くCMはなかなか衝撃的でした。
89年頃には、モデル末期で、スペシャリティカーのトップの座をシルビアに明け渡していますが、それでもイメージのいいクルマでした。
徳さんの言う「ナンパグルマ」は、「ある種の敬意を込めて」と言うだけあって、絶妙な使い方です。
いい意味で肩の力が抜けた、オシャレなクルマと受け取っておきます。
ユーノス・ロードスター…楽しい、かわいい、おもしろい
「国宝」=GT−Rに対して、「世界遺産」=ロードスターが生まれたのも、89年です。
ああ、なんて素晴らしい年だったんでしょう。
ユーノスが世に出なかったら、今のクルマ社会は、ずいぶんつまらないものになっていたと思います。
ユーノスのおかげで、各社、オープンカーやスポーツカーを臆せず世に送り出してくれました。
ユーノスがなかったら、エリーゼもなかったでしょう。
そして、何よりすごいのは、マツダが今でもロードスターを作り続けているという点です。
あくまで個人的な意見ですが、GT−RやNSXやZが生産中止になっても、世の中のクルマ事情は大して変わらないでしょうが、マツダがロードスターをやめたら、それはスポーツカーが終わりを告げる時だと思うんです。
ロードスターがあるからこそ、各メーカーがスポーツカーを作る勇気をもらっています。
頑張れロードスター、頑張れマツダ。
Posted at 2020/01/23 19:54:31 | |
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いろんなクルマ | クルマ
2016年11月23日
兄貴に誘われて釣りに行ってきました。
兄貴と釣りに行くのなんて40年ぶりくらいですが、兄貴とその息子(ワタシの甥)と、ワタシと娘です。
昔、釣り小僧だったワタシは、ちょいちょい娘を釣りに連れていっています。
自分一人で行っていた頃は、とにかく自分が釣ることだけを考えていました。
今は、何とかして娘に釣らせることだけを考えるようになっています。
考えてみれば、ワタシ自身、父親に釣りを教わって、一通りの道具ももらいました。
今でも、メインで使っている竿は、父親から譲られたモノです。
かれこれ40年以上使っているコトになります。
子どもが産まれる前、自分の「息子」と一緒に釣りに行く姿を想像していました。
産まれたのは「娘」でしたが、ちゃんと父親に付き合ってくれています。
ちなみに、ゴカイやミミズなんかも平気です。
娘がこの先、一人でも釣りを続けていくとも思えませんし、グラスロッドの寿命が、50年もあるものなのかも分かりませんが、父親にもらった竿を娘に引き継げたらいいな、なんてコトもちょっと想像しています。
急に気温が下がって、釣果は「ボーズ」でしたが、娘も成長したのか、それほど文句も言わなくなりました。
今、父親は体を壊していますが、いつか父親を娘を連れて釣りにいきたいものです。
Posted at 2020/01/23 19:53:13 | |
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エッセイ | 暮らし/家族
2016年11月22日
レパード…忘れていいクルマ。紙一重で負け犬に
確かに、ライバルのソアラに完全においてけぼりを食ったレパードです。
初代の時に、ソアラが新開発の2800DOHCを用意してきたのに対し、レパードが有り物のSOHCだった時点で決着がついたんですが、スタイルを含めた雰囲気は決して負けてませんでした。
ところが2代目になったら、レパードはソアラによく似た垢抜けないクルマになっちゃって、完全決着でした。
「あぶない刑事」で、主役の二人が乗り回していたのが、ゴールドのレパードでしたが、舘ひろしや柴田恭兵が乗ったって、垢抜けないスタイルは垢抜けないんです。
フェアレディZ…本道にもどったがポルシェの枠内にある
「Z32」のフェアレディZも、「花の89年組」です。
いやあ、カッコ良かったなあ。
ただ、この当時のフェアレディは、2シーターと、2+2という、欲張ったがためにちょっとビンボー臭いラインナップにしちゃってました。
2シーター1本で行くという気合いが欲しかったですね。
当時、夜中にたまたま見たテレビで、所ジョージが、「Zの2+2に乗る人は、どんなにお金持ちでもビンボー」と言ってましたが、たしかにそう思います。
2+2の方が、ちょっと間延びしたデザインになってしまったのが、Zのイメージを下げていたと思います。
それから、同じ日産から、GT−Rなんて究極兵器が同時に出てきちゃったものだから、なんとなくオマケ的でチャラついたイメージもありました。
でも、マンガなんかでよくありますが、熱血の主人公より、チャラついたイケメンのキャラの方が、個人的には好きですが。
いちばんいいのは、チャラついたイケメンが、実はすごいという、冴羽獠(文字化けしてませんかね?)みたいなキャラなんですが。
Posted at 2020/01/23 19:52:19 | |
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いろんなクルマ | クルマ
2016年11月21日
スカイライン…ものすごいスポーティカーになって帰ってきた
とうとう出ました、「国宝」GT−Rを擁するR32スカイラインです。
もう、ワタシが今更語るところは何も残されていないくらいに語り尽くされた、まさに伝説のクルマですね。
徳さん自身も書いていますが、スカイラインのすごいところは、すごいのがGT−Rだけじゃないというところです。
普通の2000GTターボも、超スポーティーで、超楽しい上、「GT−Rに乗れないから2000GT」という感覚を持たせなかった点じゃないかと思います。
逆に言えば、それくらいGT−Rが別格だったとも言えますが。
ウチの父(えーと、この時は54歳かな? あ、今のワタシとそう変わらない)が、この2000GTターボに乗ってたのは、息子ながらにちょっと鼻が高かったですが、今のワタシが、当時にタイムスリップしても、同じクルマを選んだかもしれません。
前にも書きましたが、当時実家に帰ると、父のスカイライン(R32)、兄のRX−7(FC)、ワタシのMR2(SW)が並んだところは、まさに、クルマ雑誌のライバル企画そのままで、なかなか壮観でした。
自慢だったなあ。
写真撮っとけばよかった。
シルビア/180SX…このクルマがこの値段。日本の若者は幸福だ
「花の89年組」ではありませんが、S13のシルビアもバンバン走っていた時代です。
ソアラほど大人のイメージではありませんが、カッコいいクーペで、90年の春にワタシがMR2を買った時、CR−Xとともに、三つ巴で迷ったクルマです。
今でも、オリジナルを保った個体に出会うと、見惚れてしまいます。
が、残念ながら、超シャコタンで紫メタリックに塗られたタイヤがハの字になっているシルビアの方が多くなってしまったのが何とも切ないです。
Posted at 2020/01/23 19:51:23 | |
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いろんなクルマ | クルマ
2016年11月20日
セリカ/カリーナED/コロナEXIV…セリカのデカダンには感心した
こうやってまとめられると、確かに三つ子なんですが、セリカだけ別扱いしてやってほしい気分です。
セリカの方は、この時は、「流面形」の後、一部で「球面形」とも呼ばれた世代です。
この頃のトヨタは、新しいスタイルをどんどんセリカで実験していた気がしますが、力の入ったデザインです。
キャラクターは確かエディ・マーフィーだったと思いますが、CMでもお金をかけてますね。
EDとEVIVは、先代のEDの(意外な)大成功に味を占めたトヨタが、ラインナップを増強してきたクルマですね。
背の低い、クーペスタイルの4ドアHTという、バブルならではのクルマだとばかり思ってましたが、最近じゃ、ベンツもBMWも背の低い、クーペっぽい4ドア作ってますね。
そんなもの、日本じゃ、30年前からやってましたよーだ。
ところで、「デカダン」って何?
ソアラ…大人の乗るパーソナルカーとしてはベスト
ソアラもこの時は二代目で、超絶美しいラインを持っていました。
面の構成なんかは、ワタシのような素人が見ても、お金のかかったラインです。
だいたい、クーペなんてクルマは、豊かじゃないと持てませんが、この時代は、お高いクーペがバンバン走ってました。
もともと日産のレパードとライバル関係にあったはずですが、もうこの時には完全に決着がついてしまって、ソアラの方はきっと、歯牙にもかけていなかったでしょう。
完全に孤高の存在で、あえて言えば、だいぶ格下のプレリュードがちょっと鬱陶しい存在という感じだったでしょう。
これもやはり、バブルの申し子でしょうね。
Posted at 2020/01/22 20:24:42 | |
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