本日、って言うか昨日青山の
テスラモーターズショールームで公聴会ならぬ、説明会がありました。そ、長年名前は有名だけど、試乗会をやるわけでも、日本自動車輸入組合と組んで広報活動をやるわけでもない、文字通りの自動車ベンチャー。そういう意味では、まさしく黒船的。
しかもトヨタと組んだわけで、私たちから見ると存在として新しく、ナゾめいた部分がある。
今回来たのは技術最高責任者のJBストローベル氏。歳を聞く時間がなかったが、明らかに30歳前後の若さで、意外にも真摯なムード。以前見たCEOのイーロンマスク氏は、若干山師的ムードを纏っていたが、JBはいかにも理科系の雰囲気。
しかし、感心したのは徐々に懐疑的になっていくマスコミの質問に対し、あくまでも夢を語り続けた部分。例えばトヨタ、パナソニックに対しては、「互いにメリットがある」とし、そもそも自分たちは「業界全体の為になればいい」とあっさり理想論を貫く。
また「イノベーションの文化を創ることが、シリコンバレーの文化」と言い切った。残念ながら、最近この手の技術者に日本では会ったことがない。日本のモノ作りは、やはり職人的で語るのがヘタだ。
「
ヴィジョンで勝負する」気風は伺えた。この感覚は、日本にも欲しいと思う。
Posted at 2012/03/02 00:29:34 | |
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