
電気自動車は航続距離が短すぎる。
・・・という声に
じゃあ、嫌になるくらい走れる電気自動車を作ったろうじゃないか!!
ということで開発されたミラEV。
ついでにEV 1充電航続距離世界記録を目指して企画されたのが
「東京~大阪途中無充電ミラEVの旅」
日本EVクラブで製作したミラEVで走破。
このイベントは昨年、2009年11月17日に行われ、
見事、東京日本橋から大阪日本橋まで555・6kmを無充電走行。
同年10月27日に米国Tesla Motorsによって樹立した無充電航続距離501kmを抜き世界記録を達成。ギネスに申請中だそうです。
で、その試乗会が、2月24日、お台場の科学未来館で行われたのでした。
痛車系(?)ボディペイントを施されたこのクルマがまさにレコードカーなわけです。
試乗差せてもらったのですが、これはすごく良く出来ている。
インテリアやダッシュボード回りもきれい人作られています。
ちなみにバッテリーは、リヤシート部とかフロアとか、空きスペースにつまれています。
そのため2人乗りになってます。
バッテリーは三洋電機製のリチウムイオンを8320個搭載。
電池の重量だけで360kgあるそうです。
ダンパーはビルシュタイン製に交換され、専用のセッティングが施されています。
タイヤはトーヨータイヤのECOウオーカーのスペシャル低転がりタイヤ。
アルミホイールもレイズ製の超軽量アルミホイール。
13インチで1本3・8kgしかないんだそうです。
クルマの仕上がりは、もうちょっと配線むき出しで無骨なのかと思ったら、そのまま市販出来そうなくらいきれいに仕上がっていたのでした。
運転もとてもし易かったです。
トルクの出方にちょっと細工をして、ガソリンエンジンのように回転を上げるとトルクが盛り上がってくるように、トルクカーブをいじったんだそうです。
これが大正解。
ミラEVはマニュアルミッション車なんですが、シフトのタイミングがとてもつかみ易くなっているんです。つまり、よりガソリンエンジン車みたいな感覚で走れるんです。
面白いのは、高価なレカロシートがついていること。しかもシートヒーター付き。
じつはEVはヒーターを使うととても電気を消費してしまうので、電費が悪くなるんです。
その対策として採用されたのがシートヒーター。
これだと電気の消費量がグッと少なく抑えられるんだそうです。
それから足元にあるのが家庭用の足元ヒーター。
これもなかなか使えるアイテムなんだとか。
Posted at 2010/02/26 23:45:56 | |
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クルマ | 日記