1泊目の町の名前は、バート・メルゲントハイムです。
BAD=温泉の意味で、ここはドイツでも有数の古い温泉なんだそうです。
朝食後、ちょっと街中を散策。
スーパーツアーコーディネーター・Y教授によると、ここはドイツ騎士団の本拠地だったそうで、非常に古い町なんだそうです。
記録に最初に記載されているのは11世紀半ば。ドイツ騎士団の本拠地として活動していたのは1500年代から1800年代なんだとか。
堀をめぐらしたお城もありまして、ここにはドイツ騎士団ミュージアムもありました。

そのお城の中にある教会に入ってみました。
こっちの教会って勝手に入っていっても怒られないんですね。入っちゃだめなところもあるのかもしれませんが・・・。
こじんまりした教会なんですが、中はこんな感じ。
かなりゴージャスです(ボキャブラリーがなくてスミマセン・・・)
温泉は1800年代に羊飼いが見つけ、その効能から人気を集め、温泉保養地としても広く知られるようになったんだそうです。
バートメルゲントハイムを後にして、ロマンチック街道をヴュルツブルグへ。
ここには2つのお城があります。
一つは小高い丘の上に立つ要塞=マリエンベルク要塞と、ヴュルツブルクのレジデンツとして知られる宮殿です。
もともと要塞として建てられたマリエンベルク城は、そのヴュルツブルク大司教の住居にされたいたのですが、18世紀にレジデンツを建築、こちらに移されたんだそうです。
レジデンツの建物は、バルタザール・ノイマンというバロック建築様式を代表する建築家によって建てられたバロック建築の代表的な建物で、庭園と合わせて世界遺産に登録されています。
建物内の中央にはおきな吹き抜けがあり、ここにはティエポロの手になる世界一大きなフレスコ画が描かれています。
なお、この建物は、ヴュルツブルク大学として、現在でも使われています。この大学出身者としては、レントゲンがいるそうです。
写真のフレスコ画はレジデンツの中にある教会のものです。これもティエポロが描いたのでしょうか?
有名なやつは撮影禁止になっており撮れませんでした。

レジデンツの庭園を散策したあと昼食を摂るためにヴュルツブルクの見下ろせる小高い丘の上のお城へ。
マリエンベルク要塞とはマイン川をはさんだ反対側。
写真の丘の上のお城がマリエンベルク要塞です。
レジデンツは写真中央やや左の3本煙突の左奥のほうにあるはずなんですがよく判りませんね。
ここはホテルとレストランを兼ねているんです。
今回のツアーでももしホテルが取れればここに止まる予定だったんだそうです。
眼下にヴュルツブルクの街を見下ろす最高のロケーション。
食事も素晴らしく美味しかったです。
食事を終えマリアラッハへと向かいます。
Posted at 2009/09/23 21:15:17 | |
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