カグスベールでTRDのアレ的なヤツ
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
アレご存知でしょうか?
"ECDのロンリーガール"...じゃなくて、
"TRDのドアスタビライザー"って言う物を。
ご存知無い方は"ドアスタビライザー"で検索すると
そのモノでどうゆう効果が有るのかわかるかと思います。
アレの真似事を低価格で
しかも私がしっかり体感出来たので
整備手帳に書いておこうと思います。
用意したのはカグスベールの
写真にある形のタイプを使用しました。
今回ウチのアコードワゴンにはハッチバック部分を除いて4枚ドアに施工しようと考えて
1セットに三角パーツが2個入っている物を
2セット購入しました。
それと3Mのスーパー多用途の外装にもイケる1.1mm厚両面テープを一個
合計金額で2044円でした。
2
TRDのアレに限りなく近い部分が良いと思うので
まずはドアを閉めた時にどれくらい隙間があるのかを
車庫にあった鉄粉取り粘土を貼って
ドアをしめると空間を割り出せます。
TRDのアレは
スプリングがあるので完全にドアを閉めた時に動きながらベストな位置で突っ張る機構ですが、
カグスベールでシンプルだけど安価に
しかもちゃんと体感できるように施工するなら
キッチリと測る事は必要な事になってきます。
スプリング機構無しでやるので
ある程度ドアの開け閉めに抵抗が出る位にやらないと
効果が出ません。
買ったカグスベールは厚さが6mm
買った3Mのテープが厚さ1.1mm
3
1セットに2枚入ってるうちの
1枚をドア1箇所分に使います。
水色の線で示している部分がアールがついています
このアールをどう使うかがキモとなります。
色々やっている方が居ますが
カグスベールを使用する事事態は他の人の施工している方を参考にさせていただきますが
どうすればベストな位置関係になるのかは
自分で探る事になります。
1枚をまず4当分しました。
二辺にアールがある物をAパーツとして
一辺だけアールがある物をBパーツとしました。
※Bパーツはこの状態からアール部分はそのままの長さで更に半分にしているので本当はB'(ビーダッシュ)パーツという事にする。
4
ドア側からイキます。
まずドア側のロックがどの位置に来るのか知りたかったので指でロックを動かしました。
5
色々計算してこの位置に
先程カットしたAパーツをドア側に付ける事にしました。
何回か試して試してこの配置になりましたが、
この位置関係は
次の写真のストライカーのどの位置を避けて
どの位置にギリギリの位置にしたいかを決めます。
※先程位置関係を知る為にロックを動かしているままですが
内外どちらかのドアハンドルを動かせば元に戻ります。戻さないでドア閉めると壊れますので注意
6
結果的にTRDのアレと全く同じ配置にはならないのですが
最初はストライカーの固定位置ギリギリにしたいと思いました。
ドア側施工のみで済むならそれでよいかな?と思ったからです。
1つ前のメジャーを当ててる写真で
カグスベール上下のAパーツの間の距離を40mm空けているのですが、
ストライカーの一段盛り上がる部分を避ける為です。
この状態でドア側に施工したAパーツが
ストライカーの固定ボルト頭までの距離を探る為に
また粘土を挟めました。
距離がギリギリなった時のAパーツの厚さは
Aパーツが6mmで
3Mテープが1.1mmなのを2枚にして2.2mm
併せて8.4mmになっていますが
粘土を挟めると1mm以下ですがまだ隙間があります。
とりあえず3Mテープといえど3枚重ねるのはダメだろうと思い、
次に進みました。
7
そこでストライカー側ですが
ボルト頭側とドア側の距離が1mm以下で
コレをどうこうするっていうのを辞めて、
ストライカー横に沿う様に車体側にBパーツを設置しました。
水色の線部分一辺にだけアールがあります。
最初は外側にアールがあった方が良いかな?と思って施工したら開け閉めしたらBパーツが引っかかってしまったので
結果写真の状態が問題無い状態となりました。
このBパーツの厚さは
カグスベール6mm厚
3Mテープ1.1mm厚
合計7.1mm厚になっています。
8
完成した後に位置確認で
ドア閉めギリギリを撮ってみました
この隙間見えるギリギリでカグスベールAパーツとBパーツが当たる瞬間から少し抵抗感が出ます
ドアを閉め切るまで抵抗感が無いとダメです。
例えるなら、小学生低学年の子が閉めようとすると半ドアになるくらいの抵抗感です(笑)
3Mテープ1.1mmのうち1mmか0.9mmくらいはスポンジという事になりますので、
ドアを閉めてスポンジが潰れてクリアランス無い状態を作る事になります。
1番最初に粘土を挟んで厚さを測った時より合計の厚さが厚くないとならないことになります。
あとはアール部分をどうするかも重要になります。
それと、ドアの開く時の軌道?は扇型みたいに開くという物理的な物事の理解も必要になります。
※トヨタのソアラ(20と30)は実は特殊ヒンジなので、これに当てはまりません(笑)
「アコードにドア4枚施工試運転をしての感想」
コレは凄い!
この感覚は、、、昔父から借りて乗ったMS137クラウンみたいだ!
※130系クラウンはラダーフレーム最後のモデルで
以降モデルはモノコック(ボディー兼フレームでメンバーだけ別)なので過去に乗った事ある方ならわかるはず、、、、
と、瞬時に私はそう思いました。
ただし私のアコードワゴンはフロントにユーロR純正タワーバー、リヤにJ'sレーシングのオーバルタワーバーが付いているのと、サスが車高調なので
体感はわかりやすい状態です。
ステアリングの切れ味のレスポンスは勿論の事、
舗装が悪い道でも手を離してもブレずに真っ直ぐに走ろうとする
また加減速においてもカーブにおいても明らかにしっかりと"ハコ"をキープしたままの挙動になるので、
今までよりもサスペンションがサスペンションの仕事をしているのがわかります。(ボディーのよじれやたわみに逃げていない)
2044円と少しの時間でこの結果は驚きです!
そこのお父さん!
暇ならお小遣いでカグスベールで遊んでみてはどうですか?
感じるか感じないかは車と施工方法次第!
※トヨタ車にお乗りの方は普通にTRD製やアイシン精機製の"ドアスタビライザー"をお勧めします。
ストライカー形状がトヨタ車以外の車は設定がほぼ無いです。※少しある
[PR]Yahoo!ショッピング
タグ
関連コンテンツ( ドアスタビライザー の関連コンテンツ )
関連整備ピックアップ
関連リンク