シーズン前のテストから好調で開幕戦では惜しくも2位だったものの第2戦では見事優勝したレッドブルホンダ、今季はかなりエンジンも気合いが入っているようですね。
もともと2022年にデビュー予定だったエンジンがHONDAのF1撤退によりお蔵入りになりかけていたところを、開発責任者の浅木さんが社長に掛け合って前倒しで今シーズン投入になったようですね。そんな事が実現してしまうところがある意味HONDAらしいですが(爆)、そのために開発期間のスケジュールが物凄くタイトになったにもかかわらず2021年開幕に間に合わせられたのはかなり気合いが入っているようですね。
その辺りの
開発秘話がHONDAのホームページに載っていますが、結構踏み込んだ内容になっていますね。本当だったらあまり手の内を明かさない方が良さそうですが、来年は撤退だし(爆)、エンジン開発も凍結されるので良いのでしょうか。
こちらは一昨年のエンジンのRA619Hですが、今年の新型はエンジンの骨格やらシリンダーヘッドの構造から完全新作のようですね。カムシャフトもはさみ角を変更した上に位置も低くしてコンパクトにしたようです。
ちょっとびっくりしたのは今年の新作エンジンのシリンダーヘッドカバーがどれだけ小さくなったかの比較写真を載せているところです。プロトタイプと注釈があるので本番用のエンジンとは微妙に違うのでしょうが、普通はエンジンの部品なんかは機密中の機密のはずなのに惜しげも無く披露しているのは自信の表れでしょうか。かなりコンパクトになっているのがハッキリ分かりますし、プラグホール?の間隔からもボアピッチが小さくなっているのも分かりますね。
これは2018年型のエンジンですが、この写真のシリンダーヘッドカバーと比較すると分かり易いですね。
マクラーレンの言いなりに造って大失敗?した2015年型の「サイズ・ゼロ」エンジンよりも今季のRA621Hはコンパクトになっている!!らしいので、F1という舞台で磨かれた技術の進歩はたいしたものですね。出来れば今季はシリーズチャンピオンを獲得して有終の美を飾って欲しいですね。
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F1レース | 日記
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2021/04/27 12:02:00