今月号の「
ENGINE」誌は珍しく国産車メインの特集を組んでいましたが、確かに記事になった車の面々はかなり楽しい車揃いですね。
スポーツカーに関しては新型ZをスープラやケイマンGTS4.0との比較試乗をしていましたが、キャラクターは違うもののどれも楽しい車と結論付けています。
どの雑誌のインプレを読んでも新型Zは総じて好印象のようですが、プラットフォームはZ34型のキャリーオーバーなものの細部を煮詰めた結果が良い車になっているようですね。やはりスポーツカーは実際の車としての造り込みが大切という好例ですね。
他にはNSX TypeSの試乗もしており、フェラーリのSF90やマクラーレンのアルトゥーラに比べてもハンドリングの優位性があるようですが、生産完了して買えない車をあまり持ち上げても(爆)。
国産車でスポーツタイプの車をざっと見回すと、下はコペンからロードスター、GR86/BRZ、GRヤリス、新型Z、スープラにIS500Fと楽しそうな車が多く、かなりの高性能な車でも1000万円以下で購入できるのは凄い事では無いでしょうか。
IS500Fなどは今や絶滅危惧種の自然吸気V8を搭載していますから、世界に誇って良い気がします。
それに加えて欧州ではスポーツカーに課税される事もあり更に購入価格が高くなる場合もありますから、これだけの国産のハイパフォーマンスカーが普通に買えた上に世界中の輸入スポーツカーも手に入るというのは天国かもしれません。
純粋なスポーツカーでは無いかもしれませんが、もうすぐデビューするHONDAのCIVIC TypeRもホットハッチとしては世界最高レベルの高性能なのに500万円をかろうじて切っているのである意味大バーゲンな気がします。
そして、これらの車の内ロードスター、GR86/BRZ、GRヤリス、新型Z、スープラ、CIVIC TypeRにはMTも用意されているところも特筆すべきでしょう。これだけ楽しい車がMTで乗れる国は他には皆無でしょう。
そう考えると、円安もあって海外から見ると「えーっ、あんなスポーツカーがあんなに安くてしかもMTで乗れるの!!」と羨望の的になってもおかしくないですね。
「国産車はミニバンと軽自動車ばかりでつまらん」とお思いの方も多いかもしれませんが、これからEV路線まっしぐらのはずがこれだけ魅力的な車が残っているのは貴重だと思います。無くならない内に購入出来る方は乗った方が良さそうですね。
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くるま | 日記
Posted at
2022/09/30 06:35:33