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RANちゃんのブログ一覧

2023年03月24日 イイね!

軽自動車もそれなりに楽しいけれど

軽自動車もそれなりに楽しいけれど

新ミドリーヌ号をパーツ装着に1泊2日で預けましたが、代車はホンダのライフでした。家まで帰れれば車は何でも、と思ったのですが往復370Kmの道のりはちょっときつかったです(爆)。


グレードはベーシックタイプのようでもちろんノンターボ。後でスペックを調べてみると車重840Kg(意外と重いです)に対して52ps/61Nmでした。


走り出してみるとさすがにノンターボの軽自動車、停止状態から20Km/hくらいまでの加速はそこそこですがそこから先の加速は緩やかです。エンジンは結構唸りますがそこはエンジン屋のホンダ、それほどうるさくない上に(タコメーターはありませんが)レブリミットまで綺麗に回っている感じです。CVTかと思いましたが、後で調べたらロックアップ付きの4速ATでした。


国道のバイパスを80Km/hくらいで流す分には何の問題もありませんが、一旦車速が落ちると再加速に苦労します(笑)。国道が渋滞だったために疲れたので途中から高速道路に乗る事にしました(爆)。


高速道路に乗ろうとすると、料金所から本線への加速にこれまた苦労しますが、一旦100Km/hまで上がると意外と普通に走れます。平坦なところを一定の速度で走っている分には何の問題もなく、風切り音も気になりません。直進性も文句無しです。


高速道路を降りて伊豆の山道に入ると上り坂ではアクセル全開でもほとんど加速しません(苦笑)。ややきつい登り坂ではどう頑張っても70Km/hくらいしか出せない感じなので、諦めて左車線を走って他の車にはどんどん先に行ってもらいます(笑)。


やっと峠に着いて今度は下り坂ですが、今度は車体の軽さが幸いして意外とコーナリングが楽しいです。タイヤサイズは155/65R13ですがこれくらいでも普通の車と同じくらいのスピードで曲がれるのと、車幅が狭いためライン取りの自由度があって結構楽しいです。新ミドリーヌ号に比べて35cm狭いと、こうも道幅が広く感じるとは思わず新鮮でした。


そんなこんなで行きは2時間半の道のりを3時間半ほどかけて帰ってきたらぐったりしたので「明日は乗れるところは全部高速道路にしようっと」と固く誓いました(笑)。


翌日もまずは峠超えから始まりますが普通のドライブモードにしていると全然パワーが出ないので、初めから2速固定?モードで走る事にしましたが、意外とこれが使えました。60Km/h近辺まではそれなりの加速をするので、後はコーナリングスピードを出来るだけ速めに保ってノーブレーキで走ってみるとそこそこのアベレージでした。


車幅が狭いので、新ミドリーヌ号だと車線なりに走る感じが明確にアウトインアウトのライン取りが出来る感じで「おお、この道ってこんなに広かったっけ」という感じで意外と楽しく走れました。ただ、峠までの最後の登り坂の直線ではパワー切れでしたが(苦笑)。


峠を越えると往路ではきつくて加速しなかった急勾配が今度は下り坂になってスピードも乗るので、行きよりもかなり速いペースで下って行ったら普通車が走る前の集団に追い付いてしまいました(爆)。時折見かける、山道で速く走る軽トラの走りに納得した感じです。そう考えると、コペンやS660のような軽スポーツはターボ車でそこそこパワーもありますし、低い車体ともっと太いハイグリップタイヤなので下りのワインディングは痛快かもしれませんね。


パワーが無い事を除けばそれなりに走ってくれましたが実際にどうかというとブレーキが全然効きません。効きそのものも良くない上に感触がスポンジーで、かなり奥まで踏み込まないと効きません。急ブレーキをかけようと思ってもかなり素早くなおかつ奥まで踏み込まないといけないので、個人的には危険だと思いました。


また、乗り心地に関しては「軽自動車ならこんなものかな」という先入観があったので特に文句はありませんでしたが、シートが駄目です。形状や材質の問題だと思いますが、シートポジションをきっちり合わせても1時間も経たない内に背中も腰もお尻も痛くなりました。そういう意味では「街中を1時間未満の走行ならギリギリ許容範囲だけれど咄嗟のブレーキでも止まらないし、高速道路でもストレスが溜まりそうなのでとても大切な人を乗せる車ではないな」と思いました。


多分最新型の軽自動車ならターボ車にすれば加速の問題はもっと改善されて不満はなくなるかもしれませんし、ブレーキやシートに関しても少しは進歩しているかもしれないので今どきの軽自動車なら大丈夫なのかもしれませんね。


しかし、時々遭遇する軽自動車の事故はとんでもない壊れ方をしていたりするので、受動安全という意味では自分で乗るつもりにはなれません。特に、ハイトワゴンのような車幅より車高の方がずっと高い車種は尚更です。運転していても、ドアの薄っぺらさが気になりました。自分の責任では無い事故でも横転したりクシャクシャになりそうで命の危険を感じます。


軽自動車で高速道路を走ったり、1時間以上走るという用途がそもそも間違っているのかもしれませんが(爆)、日常使う車としては1台で済ませるのは厳しいですね。街乗り専用かセカンドカーにしかならない、というか個人的な感触としては「スピードが出て濡れない自転車」という感じです。動力性能に関しては最新のターボ車なら我慢もしなくて済むと思いますが、いい加減に軽自動車規格は見直してもっと安全な車にして欲しいです。100円ショップじゃないんですから(こちらも利益が出ないので廃業が立て続いているようです)、薄利多売の間違った販売状況を見直さなければいけないのでしょうね。
Posted at 2023/03/24 06:15:51 | コメント(3) | トラックバック(0) | 試乗インプレ | 日記
2023年03月21日 イイね!

マセラティをチラ見してきました

マセラティをチラ見してきました
以前浜松のマセラティのディーラーさんの前を通りがかった時にMC20が置いてあったのでびっくりしましたが今回も通ってみたらまだ置いてあったのでお邪魔してみました。



置いてあったのはブルーの新車でしたが、なんともう1台マットホワイトのMC20も置いてありました。しかも中古車!


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このマットホワイトはこれだけで100万以上するスペシャルペイントだそうです。


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ラジエーターかと思った冷却口はインタークーラーの冷却口で、ラジエーターはフロントに寝かせて配置されており、冷却風の一部はボンネットから排出されるそうです。


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中古車の方は左ハンドルですが、こちらの新車は右ハンドルですね。1本ワイパーなのもレーシングマシンっぽく、写真で見るより実物の方が数段格好良いです。


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新車の方はオプションパーツてんこ盛りで、黒っぽく見える部分は全部カーボンです。通常のマセラティは給油口が車体の左側にあるそうなのですが、MC20だけは右側に。サーキットのピットに入った時に給油しやすいためだとか。


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ブレーキもカーボンセラミックですが、これはほとんどサーキット用で普段使いだと軽く踏み込んだくらいでは全然効かないようです。ディーラーの方は「街乗りもするなら絶対に通常のブレーキですね」なんておっしゃってましたが、そうしたらこの車は何処で乗るのでしょう(爆)。


格好良さや速さ、楽しさはともかく価格の面でも使い勝手の面(マクラーレンのように斜め上に跳ね上がるドアなので結構スペースを取るらしいです)でもとても街乗りは出来そうに無いので、話題を変えて前から興味があった新型グラントゥーリズモについてうかがってみました。


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日本での発表は今年初夏のようで、実際に車が来るのは来年らしいです。EVモデルのフォルゴーレはかなり高価らしく、「きっと売る気は無いんでしょう」と言ってました(苦笑)。結構大型だと思っていましたが現行のグランツーリスモも全長は5m近く、新型はクォーターウインドーもやや狭くてリアシートは少し狭くなったのでは、という話でした。


他にはそろそろクアトロポルテは生産中止で、次期モデルはギブリと統合されてセダンは1車種になるらしいとか、搭載エンジンも内燃機関はV6のネットゥーノだけらしいとか、という話でした。最初はMC20専用かと思われたネットゥーノも意外と汎用だったのですね。


グラントゥーリズモはキープコンセプトながら格好良いので、これから続く新型も楽しみですね。
Posted at 2023/03/21 06:30:06 | コメント(4) | トラックバック(0) | くるま | 日記
2023年03月17日 イイね!

またまた来月号が楽しみです(爆)

またまた来月号が楽しみです(爆)



以前は毎号楽しみにしていた「Motor fan illustrated」誌ですが、EV化の流れに沿ってEV関連の特集が多くなってきました。今号はバッテリー特集ですが、個人的にはあまり興味が無かったので、斜め読みで完了です(爆)。





時代の流れとは言え、EV化への流れではこうした技術を特集する雑誌は新味が薄れてきているかもしれませんね。EV時代でも車としての特集はバッテリーやモーターだけでは無いという気もしますが、どれも大差が無くなってきているので記事にしにくいのかもしれませんね。


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それに比べると、来号の「鍛造と鋳造」には大いに期待が持てますね。じっくり読みたいです(爆)。
Posted at 2023/03/17 12:43:39 | コメント(1) | トラックバック(0) | くるま関係グッズ | 日記
2023年03月17日 イイね!

本当に車好きはMTが好き?

本当に車好きはMTが好き?


近頃はスポーツカーでもATが一般的になってMTの設定が無い車種もありますから、一般の車でもMTの設定が無くてもおかしくなりました。こちらの記事ではカローラシリーズとマツダ6のMT設定を廃止した事について特集しています。



MT廃止には色々事情がある事が書かれていますが、やはり需要の少なさとコストダウンのためのようですね。

しかし、車種によってはシビックのようにMT比率が結構あるので、設定廃止の車種はMTの需要が少なかったのでしょうね。

そもそも現在ではMTのメリットはほとんど無い(遅い、燃費が悪い、ATと共通設計なので以前のようにはドライビングポジションが合わない)ので、スポーツカーなどの一部の車種を除いてはあえてMTを設定する方が非合理で収益にならないでしょう。

こちらの記事ではMT乗りが勘弁して欲しい5つの行為なんてものを書いてありますが、心情的には頷ける部分はあるものの

そんな事考えるのならMTなんて止めてしまえ!!と思います(苦笑)。


思わず、「このライターさんはMTの運転が…(以下自粛)」などと考えてしまいました。


そもそも今ではMTなんて不便極まりないもので運転の楽しみのため(もしくは一部の軽トラやトラックのようにそれしか存在していないため)にやせ我慢で乗っているようなものですから、そんな事で文句を言うようなら潔く降りてしまえばいいでしょう。旧車に乗っていて「パーツが少なくて維持が大変…」などとこぼすのと一緒で、本当に旧車好きな方なら仲間内で笑い話にしてもわざわざ一般の人には言わないでしょう。


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私事ですが、初代ミドリーヌ号の前は6速MTのBMW E82 135iに乗っていましたが、ある日突然ギックリ腰になってしまい、クラッチ操作はおろか乗り込む際にも激痛、と言う悲惨な状況に陥りました。


それでも、シートメモリーで乗り込む際には一番後ろで高いポジションにして乗り込みやすくしたり、クラッチ操作の際も腰に来ないような左足の動作を工夫したり、とかなり頑張って(やせ我慢?)症状が治るまで乗り切りました(爆)。


さすがに再発したり重症化したら運転にも支障を来す可能性もあるので、その後の車種はATにしてしまいましたが、たまにMTの車を試乗しても身体が操作を覚えているようであまり問題無く運転出来て楽しいですね。


元々バイク乗りでマニュアル操作が当たり前(バイクではコーナリング中のシフト操作は基本あり得ない)なので、4輪でのマニュアルももちろん楽しいですが、今のカーライフだと無理してまでMTを乗り続けるほどではないですし、最新のADAS環境などを考えるとATの方が恩恵はありますね。でも、基本2人乗りで何処でも自由に出かけられるなら、MTも楽しいかと思います。


以前に記事にしたように日本にはMT設定のあるスポーティーカーが多くあるので、とても幸せな状況だと思います。そもそも今の時代に普通の車種にMTを設定する方が大変なのでは、と思ってしまいます。


ジャーナリスト諸氏は何かと言うと「MTが少なくなって車好きには危機」だの「MTの火を絶やすな」だの言ってますが、それなら自分で買って応援すべきだと思いますね。普段はEVやらSUVを持ち上げているのに、自腹を切ってMT車を買わなきゃ前向きな提案にならないと思います(爆)。その点この方はしっかりMTのスポーツカーばかり乗り継いでいるようですので、ある意味ジャーナリストの鑑ですね。
Posted at 2023/03/17 06:14:36 | コメント(6) | トラックバック(0) | クルマ
2023年03月14日 イイね!

半年乗ってみて…印象が変わった所と変わらない所

半年乗ってみて…印象が変わった所と変わらない所
新ミドリーヌ号が我が家にやってきてはや半年、走行距離も14000Kmを超えましたが、新車時と変わった事があったでしょうか。




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やはり馴染めなかったのはステアリングホイールの太さですね。E91から2世代経ったので余計そう感じるのかもしれませんが、ラヴァリナレザーが硬めに巻いてあって感触そのものは悪くありませんがかなり太くて個人的にはバツです。これは手の大きさの問題もあるので仕方がないですが、アルピナだったらもう少し細身のステアリングホイールを用意して欲しかったです。


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一番変わったのは(緑の線で囲んだ)スイッチトロニックのボタンが、グリップが太くなった分相対的に遠くなり下に移動したため、普通のポジションだと薬指でしか押せなくなった点です。そのためだけでは無いですが、スイッチトロニックはほとんど操作しなくなりました。


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これに関してはオプションで用意されているパドルシフトはコンパクトで剛性感もあって操作しやすい感じで高級感もあるのでおすすめですね。試乗時にしっかりチェックしてこちらにしておけば良かったです。まあ、D3Sの極太トルクだとシフトダウンの必要が無いので無用の長物なのですが(苦笑)。


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運転席メーターに関してはやはり逆回りの回転計が馴染めないのと、情報量もそれほど無いのでヘッドアップディスプレーしか見なくなったため、逆にハンドル位置を下げられてラッキーだったかもしれません。ヘッドアップディスプレーも情報量はそれほど多くありませんが、メーターに視線を移さなくて済むようになって運転に集中出来るのはメリットですね。


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カーナビに関しては相変わらずお馬鹿です。なんと言っても、西から自宅に帰る際に必ず箱根峠を通って熱海経由でのルートを表示するのなんか愚の骨頂でまるで学習効果がありません。あまり腹が立つので、最近は別の近場で普段のルートを経由するお店を目的地にして大体の距離と到達時間の目安にしています(苦笑)。


モードによっては到達距離と予測の時刻などの表示が運転席メーターやヘッドアップディスプレーには表示されませんし、途中のルート再検索なども出来ませんから、初代ミドリーヌ号のストラーダが100点だとしたら新ミドリーヌ号のカーナビは(さすがに地図表示は出来るので0点ではないですが)20点くらいでしょうか。


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それに比べると、アルピナ本来の性能であるエンジンはほぼ最高ですね。直6特有の滑らかさとディーゼルの太いトルクを併せ持っており、軽く流しても高回転まで踏み込んでも気持ち良く回ります。ガソリンのB3と違ってスポーツモードでもアクセルオフ時のアフターファイア音が出ない所も個人的には好印象ですし、同乗者にも優しいです。5速や6速の1000回転くらいからでも粘って加速してくれるのでアクセルを深く踏み込まなくても良いですが、もしかするとこれは48Vマイルドハイブリッドのアシストかもしれませんね。


おまけにファイナル2.47というハイギアードなため、高速道路走行でも17Km/L前後走ってくれるのもありがたいです。新東名高速での120Km/h巡航でも15Km/Lくらい走るので大満足で、実際に福岡まで1000Km以上無給油で走れたのはちょっとビックリしました。


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20インチの鍛造ホイールに超扁平タイヤの組み合わせでも、乗り心地は良好でこちらもアルピナに相応しい出来ですが、キャッツアイなどに気を遣わなければいけないのは玉に瑕でしょうか。クラシックホイールの佇まいが好きなのでオプションで選んでしまいましたが、19インチのクラシックホイールが標準だったら扁平率が30から35に上がるのでそちらを選んだかもしれません。B4/D4Sでは同じ20インチホイールでも扁平率が35に上がっているのでちょっと良さげですね。 乗り心地に配慮したのでしょうか。


タイヤの保ちに関しては14000Km走行時点で溝は半分かもう少し浅くなった感じで、こちらの方は走行27000kmでスリップサインが出たそうです。当初の感触よりはやや長持ちですが、ミシュランのPS4Sが30000Km走ってもスリップサインが出なかったのに比べると短めです。まあ、認定タイヤとしては合格でしょうか。入手の時期などに問題が無ければ(これが最大の問題ですが)ピレリのままでも良いかもしれません。ただ、同サイズでも認定ではないPゼロを履くと全然駄目な可能性があるので要注意ですね。


また、E91に比べると車体は二回り大きくなった感じでコーナリングの軽快感はあまりありませんが、素直に曲がってくれます。タイヤサイズがあまり変わっていないのに300Kg重くなっているので初代ミドリーヌ号の方がコーナリングは速そうですが、それほど遜色はありません。確かにアルピナの言うように実際の車重よりは200Kgくらい軽く、BMW標準の320dxDriveに近い感じですね。


ただ、ステアリングの手応えに関しては初代ミドリーヌ号の滑らかさには一歩及びません。多分4駆になってフリクションが増したせいでしょうか。車体も大きく重量も重いため、コーナリングアプローチでは初代ミドリーヌ号の軽やかで正確な挙動に比べると「よっこいしょ」という感触はあります。


ブレーキに関してはB3と共通の大型ブレーキなので初代ミドリーヌ号に比べると効きはかなり強力です。踏み始めの効きがちょっと強めですが街乗りでもギリギリ許容範囲です。


後はやはりADASの進化で高速道路走行は格段に楽になりました。元々ディーゼルエンジンは太いトルクのためにシフトダウンしなくてもクルーズコントール走行での加減速が楽なのですが、D3Sだと100Km/hを下回った時に7速に落ちるくらいで普段は8速固定のままです。新東名高速道路の120Km/h区間では前のトラックがどいた後に120km/hを回復するのも自由自在で、時折「自分でするより踏み込んで加速してる?」と思えるほどの加速です。


レーンキープのアシストの精度も高くて誤作動は無く、ステアリングに手を添えているだけで楽に走ってくれるので、ヘッドアップディスプレーと相まって前方の注意に専念出来るため疲労感が初代ミドリーヌ号に比べるとかなり減りました。ハンドルを低い位置に出来るのと、アクセルを踏まなくて良いのが負担の軽減になっているようですね。


オーディオ類に関しては、ガラケーとのBlueTooth接続が出来ないためにハンズフリー電話に関しては大不便ですが、iPadからのBlueTooth接続は出来るため、手元のプレイリストからのオーディオ再生はステアリングのスイッチで切り替え可能でヘッドアップディスプレーにも表示されてそこそこ便利です。サウンド自体もオプションのHarman Kardonは高音質で不満はありません。オプションのアコースティックガラスも一定の効果はあるようで、窓を開けるとそれなりに外の音がするのでゴミ拾い事件の時に痛感しました(苦笑)。


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スタイリングに関してはフロントフェイスは微妙に好みでは無いのですが、ベースのM340dが中央下部のエアインテークとその外側のエアインテークの下縁が不連続に見えるのに比べると、


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アルピナのフロントスポイラーリップの装着でエアダムの下縁が一直線になってキリッとした印象があって許容範囲です。個人的にはLCI後でしたらスタンダードモデルをベースにしたいですね。


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サイドラインに関しては初代ミドリーヌ号はクオーターウインドウの後端に明確なホフマイスターキンクがあって好みでした。


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それがF31のD3BiturboになるとDピラーの傾斜が大きくなった結果としてその部分が尖ってしまったのでデザイン的には先代のE91の方が好みだったのですが…


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G21になるとウインドウのサイドラインが後方でせり上がった上にホフマイスターキンクも消えたので、ウインドーグラフィックはアウディかレクサスのようです。テールランプもレクサスみたい、と言われているのでBMWのアイデンティティは無くなってますね(涙)。逆にアルピナのデコラインのおかげでサイドのストレートラインが強調されてBMWらしいかもしれません(爆)。


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そして、何度も力説しますがテールゲート開口部の設計は最悪です(爆笑)。完全に水平になっているので、駐車場所がちょっとでも前下がりだと雨降りの後はここに水が溜まる上に前端に汚れも集まります。テールゲートの開口部との段差も結構少ないので迷惑です。初代ミドリーヌ号と同じ場所ですが、箱替え前は一度もこんな事はありませんでした。


あんまり腹が立つので、他のメーカーのワゴンやハッチバックが通る度に思わずテールゲート付近をガン見してしまいますが(苦笑)、ちょっと後ろ下がりになっていたり、もっと短くてそもそも水が溜まらなかったりと、きちんと配慮されていますね。


G21でどうしてこんな設計になったのか本当に不思議です。デザインありきの最悪パターンですね。BMWはまともな煮詰めが出来なくなったのでしょうか。LCIモデルでもこの部分に変更は無いので確信犯かもしれませんが、きっと変更するコストも無いのですね。なんちゃってディフューザーなんか付けている暇があったら実質的な改良をして欲しいです。


とまあ、前世代からのアルピナから乗り換えた自分としてはツッコミどころ満載なのですが、新車でアルピナを買われた方や標準BMWから乗り換えた方であれば特に不満は無く素晴らしい車だと思います(爆)。とりあえず、次期のEV車になるまで(バイオ燃料で持ち堪える?)20万Kmは乗っても良さそうです。
Posted at 2023/03/14 06:24:13 | コメント(5) | トラックバック(0) | ALPINA D3S | 日記

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