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RANちゃんのブログ一覧

2024年05月07日 イイね!

これは来シーズンが楽しみですね…BIMOTAのSBK参戦

これは来シーズンが楽しみですね…BIMOTAのSBK参戦

今まで連覇を何度かしていたカワサキのスーパーバイク(SBK)チームが今期いっぱいでワークス活動を終了するそうです。ちょっと残念なニュースですが、その代わりに来年からはなんとBIMOTAがSBKに参戦するそうです。



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現在BIMOTAはカワサキからエンジン供給を受けてTESI H2やKB4を市販しているのでその流れでの参戦かと思われますが、以前にもYAMAHAのFZ750エンジンを搭載したYB4でその当時のSBKと同等のカテゴリーのTT-F1に参戦して1987年の年間チャンピオンを獲った経歴があります。


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当時のエンジン供給となった本家YAMAHAのFZ750はこんな感じのバイクでレーサーレプリカではなく、


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フレームもこのような感じで当時としては一般的な鉄フレームでしたが、


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BIMOTAのYB4は極太のアルミフレームで完全にレーシングマシンという感じですね。これならTT-F1でチャンピオン獲得も納得です。エンジンもFZ750の前傾角が45度だったのに対して38度まで起こしてハンドリングなども改善されているようです。当時のTT-F1は改造範囲が広くて市販車とは別物のマシンが多かったですが翌年にほぼこのままの形で公道用の補機だけ付けてYB4として市販されたようです。


今回はカワサキのNinja ZX-10RRのエンジンを使用してカワサキの取り組みをビモータレーシングプログラムに移管するそうですが、

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TESI H2のようなハブセンターステアリングの先進的(実験的?)なマシンになるのか


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KB4のようなやや普通のレイアウトになるのかは分かりませんが、SBKはTT-F1に比べると改造範囲が狭いですしホモロゲーション用に市販もしないといけないので、どんな形でも市販マシンが出てくるのでしょうか。


それがKB5として出てくるとすれば今年中かもしれませんが、ちょっと楽しみですね。
Posted at 2024/05/07 06:15:19 | コメント(2) | トラックバック(0) | バイク | 日記
2024年03月27日 イイね!

ネタ切れでしょうか…ちょっと残念なRACERS誌最新号

ネタ切れでしょうか…ちょっと残念なRACERS誌最新号


2輪のレーシングマシンを特集している「RACERS」誌、前号はHondaが全クラスを制覇した1970年代の6気筒250cc!!マシンのRC166の特集でしたが、最新号は一転して昨シーズンのHONDAのMotoGPワークスマシンのRC213Vの特集です。





ここ数年のHONDAはエースのマルク・マルケス選手の負傷をきっかけに低迷しており、昨シーズンは1勝を挙げたものの下位に低迷して、マルクス選手のドゥカティへの移籍につながっています。この状況に関しての取材記事が主になっています。


今までの「RACERS」誌は往年の名マシンや結果には今ひとつ繋がらなくても画期的だったマシンの特集が多かったですが、今回はHONDAやYAMAHAのMotoGPマシンの低迷についての特集といった印象が強く、微妙に掘り下げが浅いかなぁ、という感じです。昨年のマシンなので過去のマシンの特集のようにかなりの内部構造まで写真で紹介もされないので、余計その印象が強いのかもしれません。


それにしても、最近のMotoGPマシンはエアロパーツてんこ盛りでライドハイトコントロール(車高調節)なんかも入って複雑化しており、以前のものとは別物ですね。


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それに比べると前号のRC166の特集号はエンジン構造の詳細など、読み応えがありましたね。やはりチャンピオンマシンは出来が凄いです。


今シーズンもMotoGPはヨーロッパ勢に比べてHONDAとYAMAHAは苦戦している感じですが、頑張って挽回して欲しいですね。
Posted at 2024/03/27 06:23:57 | コメント(0) | トラックバック(0) | バイク | 日記
2024年01月23日 イイね!

その手があったか…2ストロークエンジンも奥深いですね

その手があったか…2ストロークエンジンも奥深いですねHONDAがGP500でマシンデビューさせ、レースでは結果を出せなかったものの市販化にまで漕ぎ着けた楕円(レーサーでは長円)ピストンエンジン、開発者の談話の中に「2ストロークでも検討しました」という発言があって「バルブが無いのに楕円って意味あるの?」と思っていましたが、面白い記事がありました。



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こちらの雑誌ではGP500でフレディ・スペンサー選手とケニー・ロバーツ選手が史上稀に見る大接戦を繰り広げた1983年のシーズンを特集しており、ホンダのNS500開発プロジェクトリーダー宮腰信一さんはインタビューの中で翌シーズンの1984年型NS500に対して「ロングストローク化(ボア小径化)による高回転化限界の追求を考えた」という発言をなさっているのですね。


普通だと「えっ、ロングストローク化したらエンジンは回らないからパワーアップ出来ないのでは?」と考えてしまいますが、そうとも言い切れないみたいです。

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2ストロークエンジンでは4ストロークエンジンと違って吸排気はシリンダーヘッドではなくシリンダー壁の掃気ポートからされます。2ストロークエンジンでは燃焼ガス交換スピードが重要になるので、4ストロークエンジンのバルブ拡大、高回転化と同様の効果がボア小径化によってシリンダー円周に対する掃気孔全幅の比を上げる事でパワーアップにつながるようです。


したがって2サイクルエンジンで楕円ピストン(長円ピストン)を使うと、4サイクルエンジンとは逆に縦長方向の楕円になって、ピストン幅が狭いままで掃気効率が高くなってパワーアップにつながるという発想です。


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4ストロークだと楕円(長円)ピストンは同じボア面積でもバルブ面積が稼げるのに対して、2ストロークでは同じボア面積に対してシリンダー壁の掃気ポート面積が稼げるという理屈のようです。これはなかなか盲点ですね。

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実際にはV3エンジンのNS500は1983年で開発を終了して翌年V4エンジンのNSR500へバトンタッチされるのですが(数戦優勝しましたが)トラブル続きでチャンピオンは獲得出来なかったNSR500よりも、楕円ピストンで更にパワーアップしたNS500が実現していたらもっと強力でフレディ・スペンサーも連覇出来ていたかもしれませんね。


でも、横長ピストンだったらコンロッドは2本で安定しますが縦長の長円ピストンだと大丈夫なの?などと疑問は噴出してくるので(爆)、実戦に投入されてもやはりトラブル続きで結果は残せなかったかもしれませんね。でも、4ストロークエンジンとは異なって長円にこだわる必要はなさそうなので、楕円ピストンにすれば部品の加工性やピストンリングの精度も上がって意外といけたのかも。


それにしても、常識だと考えられない長円ピストンを4ストロークエンジンだけでなく2ストロークエンジンにも採用しようとしていたとはちょっと驚きですね。今やほとんど絶滅してしまった2ストロークエンジンですが、もしこの技術が実用化されていたらどんな事になったのかちょっと興味がありますね。
Posted at 2024/01/23 00:01:36 | コメント(2) | トラックバック(0) | バイク | 日記
2023年12月05日 イイね!

そう来ましたか…BIMOTAの新型ハブセンターステアリング

そう来ましたか…BIMOTAの新型ハブセンターステアリング
昨年発表されたBIMOTAの新しいハブセンターステアリングシステム、どんな機種に搭載されるかと思っていたら今年のEICMA(ミラノモーターショー)で実車が発表されましたね。




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フレームだけの発表では背が高い感じでオフロード系のモデルかと思いましたが、実物は今流行りのクロスオーバー系?のモデルでした。4輪で言うとSUVみたいな感じでしょうか。


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見た目は大きそうですが、ホイールベースは1445mmなので普通か逆に実車を見ると意外とコンパクトかもしれません。


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昨年はフレームだけの発表でしたが、エンジンハンガー部分やスイングアームの形状が微妙に違うだけでほぼ一緒のレイアウトですね。


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エンジンはTESI H2と一緒の998ccスーパーチャージャーを搭載しており、200ps/137Nmでパワフルですね。テストでは0-100km/h加速3.5秒、0-200km/h加速8.2秒をマークしたそうなので4輪と比較しても十分速いですね。最高速も250Km/h以上出そうですが、スポーツ系のフルカウルではないのでライダーの方がまいってしまいそうです。


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BIMOTAのハブセンターステアリングシステム独自のフレームレスのため、タンクは大ぶり(22L入るようです)ですがシート周りはスリムで乗りやすそうです。2人乗り出来るのも良いですね。


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新ハブセンターステアリングシステムは操舵系がハンドルと直結していて今までのリンクを介したものとは違うのでフィーリングも良さそうですし、メカトラブルも少なそうですね。ラジエーターがばかでかいのも何だか安心感があります。センターハブからのブロックがブレーキキャリパーのサポートとステアリング系に直結しているのが独特の設計ですね。ブレンボのキャリパーも一品ものの専用設計でしょうか。


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切れ角も35度ありますし幅広のパイプハンドルなので取り回しも問題無さそうです。


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マフラーはカワサキのH2とは違ってアクラポビッチ製のものが装着されており、オリジナルよりはかなり軽そうな印象です。車重はTESI H2と大差ないかもしれませんね。


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バリエーションとしてアドベンチャーモデルもあるようです。BMWのGS系をライバルに想定しているのでしょうか。価格は倍以上でしょうから比較対象にはならない気がしますが(爆)。


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ごついパイプとサイドバッグですが、中は上質な革張りでゴージャスです。アドベンチャー系だと逆に汚れものを入れるのに躊躇してしまいますね(苦笑)。


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こちらのモデルではマルゾッキのダンパーがオプションで用意されており、標準モデルのオーリンズのダンパーのストロークが前114mm/後135mmなのに対して前145mm/後165mmと30mm拡大されていてよりオフロード寄りになるようです。


シート高も820mmとそれほど高くないのでそれほど気を遣わなくても良さそうですし、TESI H2と比べてライディングポジションはずっと楽で車重も大差ない?感じですし同じエンジンでパワフルさも一緒でハブステアリングシステムも進化していそうなので結構楽しいマシンかもしれませんね。


BIMOTA初?の2人乗り可能なマシンですし、結構使い勝手も良い気がします。ちょっと欲しくなりました。あとは価格の問題ですね。TESI H2と一緒で800諭吉くらいしそうです(爆)。
Posted at 2023/12/05 06:20:23 | コメント(1) | トラックバック(0) | バイク | 日記
2023年08月15日 イイね!

どうして8耐だけ強いのか不思議ですね…HONDAのスーパーバイク

どうして8耐だけ強いのか不思議ですね…HONDAのスーパーバイク
先週末に開催された鈴鹿の8時間耐久レース、昨年はワークス参戦したHONDAのCBR1000RR-R(どんだけRが多いんでしょう)が連覇を果たしました。しかも上位4台もHONDAで表彰台を独占し、上位10台でも7台が入賞しています。


今年の8耐は途中から降雨のため悪コンディションに悩まされたようですが、他メーカーも条件は一緒なので圧倒的強さと言ってもいいかもしれません。序盤に転倒したTSRホンダも4位に入って耐久選手権のトップを維持しているのもさすがです。


 
このカテゴリーのSBK世界選手権ではドゥカティが強く、 HONDAは今シーズンはおろか、新型マシンのCBR1000RR-Rになってからでも優勝はおろか表彰台にも乗れない状況なのに、8時間耐久レースは昨年久しぶりのワークス参戦が復活したら優勝し、今年もほぼ圧勝です。


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1978年の鈴鹿8時間耐久は連戦連勝をして「無敵艦隊」と呼ばれたCB750ベースのRCBがヨシムラスズキのGS1000に敗れるという波乱がありましたね。


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そしてVFR750FベースのRVF750になってからも1985年のケニー・ロバーツとワイン・ガードナーの対決でラスト30分での劇的な幕切れが印象的でしたね。


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その後もベースマシンが型式RC45のRVFに変わってからも1999年まで何度も優勝を重ねました。


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スーパーバイク用のベースマシンがV型2気筒1000ccのVTR1000SPWになってからも連勝を続け、引退するまで4連勝でしたね。バレンティーノ・ロッシ選手や加藤大治郎選手がこのマシンで勝っていますね。


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ベースマシンが直列4気筒のCBR1000になってからも2014年まではかなりの勝ち星を挙げていましたね。


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その後ははヤマハのYZF-R1が連勝を続けていましたが、2022年に新型のCBR1000RR-Rベースになってからは2連勝と復活しています。


1978年から通算すると44回の大会で29回優勝しているのはかなりの勝率のような気がします。世界選手権のSBKや日本のトップカテゴリーでは年間チャンピオンを取った年はこれほど多くないので、いかに鈴鹿8耐で HONDAが強いかが印象的ですね。


もちろん鈴鹿サーキットが HONDAのお膝元という事情もあるのでしょうが、「鈴鹿8耐でだけは勝つ」といったような意地も何となく感じますね。その気合いをMotoGPで発揮してもらいたいものです。


鈴鹿8耐も以前はGPライダーが出場しており、メーカーだけではなくライダー間の接戦も見応えがありましたが、またそんな楽しい状況になるといいですね。
Posted at 2023/08/15 07:12:32 | コメント(1) | トラックバック(0) | バイク | 日記

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「[整備] #D3ツーリング BMCエアクリーナーエレメントの3回目の洗浄 https://minkara.carview.co.jp/userid/382708/car/3315795/8352438/note.aspx
何シテル?   09/02 12:01
最近車を新調しました。小さくて速い車が好み でしたが、色々な事情で現在の車に乗り換え ました。速さ、楽しさ、便利さを両立させるのは なかなか難しいですが、...
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