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2023年08月08日 イイね!

やっぱりバイクって速いですね

やっぱりバイクって速いですね

こちらの雑誌でEV対決なる特集をしていてちょい読みしましたが、日産アリアやレクサスRZ450e、テスラモデルYはいずれも0−100Km/h加速がいずれも6秒を切っていてかなり速いですね。ちなみにトヨタのGRヤリスは5.78秒、ホンダのシビックTypeRは6.20秒でした。


もう1つはEVと内燃機関の対決でポルシェ同士でタイカンターボSと911カレラGTSでの比較では0−100Km/h加速はタイカンが2.92秒に対して911は3.44秒、0−400m加速もタイカンの10.78秒に対して911は11.47秒で少し負けてますね。


しかしこれはタイカンターボSが761馬力なのに対して911カレラGTSは480馬力ですから、例え重量差が700Kgあっても不公平な比較の気がします。同レベルだったら911もターボSを持ってきて欲しかったですね。


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さすがにハイパーEVは速いなぁ、と思いましたがバイクに比べるとどうなのかと思って昔乗っていたHONDAのCBR1100XXブラックバードの加速データを調べてみたら、


0−100Km/h加速は2.9秒、0−400m加速は10.04秒でした!!
30年近く前のバイクですが圧倒的に速いですね。


以前試乗したテスラの初代ロードスターが0−100Km/h加速は3.7秒、0−400m加速は12.6秒と当時の車としてはかなり速くてテスラの方から「とても速いので気を付けて加速してください」と言われましたが、実際に乗ってみて「結構速いけれどブラックバードに比べるとそれほどでもないなぁ」と感じたのは間違いではなかったようです。


その当時はカワサキのZZR1100と最高速300Km/hを争っていましたが(実測ではわずかに及ばなかったようです)、やはり直線加速は凄いですね。


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ちなみにスーパーブラックバードの由来はコメントにもありますが、米空軍のSR-71から来ていて、カタログ写真にも載っています。


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このCBX1100XXは164馬力とか300km/hが話題になりましたが(速度メーターは330Km/hまで目盛ってあります)、データ的な速さだけではなくて上質さを兼ね備えていました。

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エンジンは普通の直列4気筒ですが、バイクのエンジンとしては珍しい2軸バランサーが装備されていました。普通は4気筒だとどこかの回転域で振動が増えるのですが、かなり振動が少なくて滑らかにパワフルにレブリミットの10800回転まで回り切るエンジンでした。


おまけに1速でレブリミットまで回すと120Km/hまで伸びるギア比のため、他の4気筒バイクだと振動などが気になって2速に上げてしまう場面でも、ほとんどのワインディングで1速ホールドで走り切れるというストレスの無いマシンでした。


そして賛否両論あったらしい前後連動ブレーキですが、限界のフルブレーキでなければフィーリングも良く、マシン全体が沈み込むように非常に良く効いて安心感がありました。リアのブレーキを踏むとフロントブレーキがかかるのも、リアブレーキを使うのに慣れた人だと便利で重宝しました。


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特徴的な上下2段重ねのヘッドライトも照射領域が広くてカットもはっきりしており、ハイビームも強力で優秀でした。多分欧州向けで200Km/h以上で巡航する時に夜間も不安がない性能を狙ったのでしょうね。ウインカーもバックミラーにビルトインされており(これはあの超絶バイクのNRからの流用で、品番も同じようです)、ミラーの鏡面の調節もしやすかったです。


自分の愛車はフルエキゾースト交換して10Kg以上軽量化したのでコーナリングも更に軽快になり、ほぼ不満の無いバイクでした。速さだけではなく、上質さも快適さも最高性能を追求したバイクで、今考えるとアルピナのようですね。


この後HONDAは(超高速バイクへの批判を考慮したのか)こうしたカテゴリーの後継機種は登場していませんが他社のハイパーバイクはもっと重かったり大きかったりするので、同様のコンセプトのバイクが登場して欲しいですね。
Posted at 2023/08/08 06:25:28 | コメント(2) | トラックバック(0) | バイク | 日記
2023年06月30日 イイね!

これは朗報ですね…『RACERS」誌電子書籍化

これは朗報ですね…『RACERS」誌電子書籍化

毎号楽しみにしているものの紙の書籍なので時々買うのを躊躇している「RACERS」誌ですが、最新号から電子書籍化されました!しかも紙の雑誌より100円安い!!2020年には年間チャンピオンを獲得したものの2022年いっぱいで撤退してしまったスズキのMotoGPワークスマシンの特集です。





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一般市販車と同じ直列4気筒ですが45度前傾しており独特のフォルムですね。エンジンハンガーも別パーツになっているところもスズキ独特ですね。マフラーも2本出しです。

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また、エンジン自体も一般的な市販車のシングルプレーンのクランク構造とは違ってヤマハが先鞭を付けたクロスプレーン構造とする事でトラクションやレスポンスの向上を狙っているようです。市販車では唯一ヤマハにしか採用されていませんが、カワサキも参戦時には採用していたのですね。各社で点火順序が違ったり、カワサキはクランク構造も違うので興味深いですが、爆発間隔は3社とも同じのような。


それにしても2022年で撤退したとは言え、最新のワークスマシンが特集されるのは珍しいですね。最近ではHONDAのRC212Vが特集されていますが、このマシンも最終型は2011年ですからもう12年も経っています。4輪でもF1マシンで同様な「GP Car Story」がありますが、これも最新のものでも2009年のブロウンGPですから14年前のマシンですね。スズキは当分MotoGPには再参戦しないのかもしれないですが、こんな取材をさせてもらえるのは大歓迎ですね。


これを期にバックナンバーも「RIDERS CLUB」誌のように第1巻から電子書籍化してもらえれば買い損ねたものも購入出来るので是非お願いしたいですね。
Posted at 2023/06/30 06:28:56 | コメント(3) | トラックバック(0) | バイク | 日記
2023年06月27日 イイね!

凄いパワーアップですね…カワサキの新型400

凄いパワーアップですね…カワサキの新型400


HONDAのCB400superfourが生産中止になって4気筒の400ccも絶滅かと思いきや、カワサキから新型400が出ましたね。しかもかなりのハイパワーです。




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なんと最高出力は77PS/14500rpm、カワサキお得意のラムエア加圧時で80PS/14500rpmとなり、最大トルクは39Nm/13000rpmとかなりの高回転型ですね。


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車体の方は鉄パイプフレームなので以前のレーサーレプリカのように高剛性ではないのかもしれませんが、これで十分なのでしょうね。車重も190Kgなので乾燥重量だと170Kg切りでしょうか。


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ブレーキディスクはあまり大径ではないですが倒立フロントフォークですしキャリパーもラジアルマウントなのでそこそこの性能でしょうか。


フレームがアルミのツインスパーではないので以前のようなレーサーレプリカのような走りに特化したモデルではないようですが、4気筒の復活は嬉しいですね。


それにしても以前のバイクブームの頂点では59馬力だった400ccの最高出力が自主規制で53馬力になってからもう30年前後になりますが、何故今頃になって撤廃されたのか不思議ですね。77馬力と言えば750ccの自主規制の馬力なのでかなりハイパワーですが、実際に乗ってみたらどうなのか、非常に興味がありますね。他にもネイキッドやカフェレーサー風のバージョンも出てくると良いですね。


でも400ccで112万円はかなり高価ですね(涙)。CBX400Fが出た時は48万円でも「1馬力1万円か!!」と騒がれたものですが、さすがに時代が違いますね。
Posted at 2023/06/27 06:26:07 | コメント(4) | トラックバック(0) | バイク | 日記
2023年06月20日 イイね!

大丈夫か、HONDA…転倒続きのMotoGP

大丈夫か、HONDA…転倒続きのMotoGP


F1ではレッドブルが快進撃中で2026年からはアストンマーティンと組んで復活予定のHONDAですが、2輪のMotoGPでは低迷していますね。



元々2020年のシーズン開幕後にディフェンディングチャンピオンのマルク・マルケス選手が転倒して戦線離脱、その後はマルケス選手の復帰が遅れたためにHONDAも低迷していましたが、本格復帰となった今シーズンもまだ復調とは言い切れない感じです。


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そのマルク・マルケス選手ですが予選では2位、スプリントレースでは7位だったものの決勝レースでは序盤に3番手争いをしていましたが16周目にあえなく転倒。負傷が無いのは幸いですがトップ争い中に転倒というレースを繰り返しています。


チームメイトのジョアン・ミル選手は金曜日のプラクティス2で転倒して右手小指を負傷して以後の走行は取り止めており、同じHONDAワークスのアレックス・リンス選手もスプリントレース4周目の8コーナーでクラッシュを喫して右足を骨折し、以後3レースは欠場予定です。


マルケス選手は以前からプラクティス中の転倒は多いものの負傷はしないのが常でしたが最近はレース中の転倒も多く、スズキからの移籍のジョアン・ミル選手やアレックス・リンス選手も転倒しているのでHONDAのRC213Vはかなりデリケートなマシンなのかもしれませんね。ワークスマシンの4台中3台が転倒というのはちょっと異常な気もします。


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それに比べると昨シーズンのチャンピオンの乗るドゥカティは安定しているようで、フランセスコ・バニャイア選手は前レースで転倒して右足首の距骨の骨折が判明しているにも関わらず、ポールポジションを獲得し、スプリントで優勝し、決勝レースで優勝していますし、表彰台も3台が独占しています。


以前はドゥカティと言えば直線は速いが癖のあるマシンで、天才肌?のケーシー・ストーナー選手を除くとチャンピオンを取って移籍したヴァレンティーノ・ロッシ選手、ニッキー・ヘイデン選手、ホルヘ・ロレンソ選手といった錚々たるメンバーもチャンピオン獲得はおろか数回の優勝に留まっていた事を考えると長足の進歩ですね。


最近はKTMも優勝争いに毎回絡んでいますが、この進歩は長年HONDAのワークスライダーとして活躍していたダニ・ペドロサ選手がテストライダーになって貢献しているため、というもっぱらの噂なのが皮肉ですね。


マルクス選手が予選では速さを見せているものの、彼の天才的なライディングで速さを引き出せていられるようで、本番のレースでは最後まで速さを維持出来ない危ういマシンになってしまっているようです。


ドイツGPでもマルケス選手は予選で2位だったもののプラクティス中の転倒で骨折が判明したため本戦レースは欠場し、HONDAワークスは中上選手1人のみの出走という異常事態でした。SUZUKIが撤退してしまって日本勢が寂しいですが、YAMAHAも含めて頑張って欲しいですね。
Posted at 2023/06/20 06:22:46 | コメント(2) | トラックバック(0) | バイク | 日記
2023年04月11日 イイね!

これは意外な技術転用ですね…Moto GPマシンのシームレスミッション

これは意外な技術転用ですね…Moto GPマシンのシームレスミッション

毎回結構楽しみにしており、電子書籍では無いので毎回紙の本で買っている2輪レーシングマシンの特集本「RACERS」ですが、今月号は800ccにレギュレーションが変わってからのHONDAのMotoGPマシンのRC212Vです。1000ccのV5から800ccのV4へとエンジンが変更になり、初年度の2007年はなかなか勝てなかったものの改良を繰り返し、2011年にケーシー・ストーナーがチャンピオンを取ったマシンです。




このマシンは開発中に4輪のF1マシンからの技術転用が結構あったようで、2年目の2008年からはバルブ駆動に金属バネでは無くエアバルブを使ったニューマチックバルブを使用して回転上限が2000〜3000回転上がり、かなりのパワーアップになったようです。


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そして2011年にはクラッチを切らなくてもシフトアップ/ダウン出来るシームレスミッションも採用されて更に戦力アップになっています。コーナリング中にもシフトチェンジが無理なく出来るのはある意味凄いですね。


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こちらもF1からの技術転用かと思っていましたが、そのルーツはなんとRN01から!!!でした。ここでびっくりした方は結構マニアかもしれません(爆)。なんでもF1用のシームレスミッションは油圧作動なためMotoGPのレギュレーションでは禁止されていて使えなかったそうです。ディレーラーが動かずにクランクのギアの方がシャフト上を移動するというところがポイントで、チェーンがいつも同じ平面でギアと噛み合っているのもアドバンテージのようです。


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このRN01はHONDAが開発したMTBでワールドチャンピオンにもなっています。バイクからヒントを得たようなツインチューブのフレームや、(自転車にお乗りの方なら分かると思いますが)ペダルを漕がなくても変速が出来るギアチェンジシステムなどが画期的でした。市販されたら是非買おうと思っていたのですが。


このMTBプロジェクトは2輪チームの有志で始めたのがワークスになったという、いかにもHONDAらしいものですが、折角ここまで仕上がっているのに市販化されなかったのはもったいないですね。ちょうどリーマンショックの時期だったようで、関係あるのかもしれません。


最近ではF1のエンジンでもMGU-Hの開発の際にホンダジェットのガスタービン開発チームからの技術供与で大幅な改善を果たして後のチャンピオン獲得につながったのは有名な話?ですが、こうした異分野からの援助が出来るのもHONDAの強みでしょうか。


それにしても、2輪と4輪の両方のレースで国際格式の優勝歴があるメーカーはHONDAとBMW、スズキ?くらいしかないのに自転車でもチャンプを取っているとは、HONDAってどれだけレースが好きな会社なんだって思いますね。
Posted at 2023/04/11 06:25:33 | コメント(2) | トラックバック(0) | バイク | 日記

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「[整備] #D3ツーリング BMCエアクリーナーエレメントの3回目の洗浄 https://minkara.carview.co.jp/userid/382708/car/3315795/8352438/note.aspx
何シテル?   09/02 12:01
最近車を新調しました。小さくて速い車が好み でしたが、色々な事情で現在の車に乗り換え ました。速さ、楽しさ、便利さを両立させるのは なかなか難しいですが、...
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