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2022年01月18日 イイね!

ちょっと微妙なスタイルだと思ったら…BIMOTA KB4発表&発売

ちょっと微妙なスタイルだと思ったら…BIMOTA KB4発表&発売


カワサキとのコラボにより、スーパーチャージャーのH2のエンジンにハブセンターステアリングという超絶マシンのTESI H2を発表したBIMOTAでしたが、もう一つの作品のKB4もデビューですね。




エンジンはNinja1000SXでも使用される1043cc水冷4ストローク並列4気筒エンジンが搭載され、142ps/111Nmはそこそこですがレーサーレプリカのような速さは無さそうです。BIMOTAから連想するパフォーマンスとしてはちょっと微妙かと思いました。

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カウリングの造形も微妙な感じでしたが、それを取り去ってみると…フロントからのダクトがずっとつながっている?

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なんとシート下にラジエーターが装備されており、そこへの冷却風を導くダクトだったのですね。


どうしてラジエーターをシート下に移動したのかと言えば、通常はエンジン前方に装着されているので、そのスペースを開ける目的のようです。

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その結果として、1000ccのバイクとしてはホイールベースが異例の短さとなり、400ccの車体です。それでいてエンジンが相対的に前方に移動したため、スイングアームも従来と同等か長そうです。レプリカのZX-6Rですら1400mmなのにそれを下回っているのはかなり短いですね。現行の400ccのバイクでもホイールベースが1400mmより短いバイクはありませんから、どれだけ短いかが分かりますね。

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フロントにラジエーターが無い分エンジンは空冷エンジンのようにフレームピッタリに積まれ、フロントタイヤもエキパイぎりぎりの感じですね。この写真だとシートカウルのサイドのダクトがラジエーターに向かっているのが良く分かりますね。


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スイングアームの方はビモータお得意のアルミ削り出しのようで、かなりの高剛性な感じです。長さもありそうです。ダンパーはもちろんオーリンズの最新型ですね。


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シート下のラジエーターの冷却性能に関してはファンも装着されており問題ないようです。一般のバイクのものに比べてもサイズも大きそうです。もう一つの利点として、エンジンからの熱風がシャットアウト出来るため、夏場にタンクやカウル周りが熱くならないようです。バイク乗りの方なら痛感すると思いますが、夏場のあの火傷しそうな熱さが無いとしたら大歓迎ですね。


車重は194Kgなので本当に400ccと同等ですね。これに1000ccのエンジンですから、かなり速くて楽しいバイクだと思います。4輪で言えばACコブラか、現役ならモーガンのプラス6みたいな感じでしょうか。問題は価格でビモータならではの437万8000円ですが4輪だと思えばそれほど高価では無いので、スタイルさえ気に入れば一押しのバイクですね。以前あった「DB1」のように、絶対的な速さは追わないが乗っていて非常に楽しいバイクに仕上がっているのだと思います。
Posted at 2022/01/18 12:08:33 | コメント(3) | トラックバック(0) | バイク | 日記
2021年09月17日 イイね!

相変わらずとんでもない人ですね…Moto GPのマルケス選手

相変わらずとんでもない人ですね…Moto GPのマルケス選手

ここ数年のMotoGPは色々なメーカーの色々な選手が優勝を争って非常に楽しいですが、今回はドゥカティのバニャイヤ選手が初優勝を飾りました。一昨年のチャンピオンのマルケス選手とのデッドヒートを制しての優勝、おめでとうございます。




それにしても、昨年の転倒による上腕骨骨折から丸一年回復を要したマルケス選手、少しずつ調子を取り戻しているようで、来シーズンが楽しみです。


しかしそれでもまだ万全の体調ではないようで、コンスタントに優勝を争えるコンディションでは無いようですが、本人曰く、


「僕の以前のライディングスタイルは、フロントタイヤをかなり酷使して限界で走り、間一髪のところをひじで転倒を回避するものだった。今はそれができない。」そうです。


確かに以前のマルケス選手は「なんでそれで転けないの!!」といったリカバリーシーンが多かったですが、ひじで転倒を回避しているとはちょっと驚きです。


1980年代のレジェンドライダーのフレディ・スペンサーは膝を常時擦りながらの3点コーナリングなどとも言われていましたが、



マルケス選手のひじ擦りでの3点コーナリングは凄まじいですね。


そう考えると、マルケス選手を欠いた昨年と、まだ完調ではない今年はHONDAが苦戦しているのはマシンよりはマルケス選手の才能によるところが大きいのかもしれません。


コンディションを取り戻して再びHONDAで勝つマルケス選手もみたいですが、他メーカーに移籍してチャンピオンを獲るのも見てみたいですね。


今まで複数メーカーでのチャンピオンは本当に少ないです(エディー・ローソン選手:YAMAHAとHONDA、バレンティーノ・ロッシ選手:HONDAとYAMAHA、ケーシー・ストーナー選手:DUCATIとHONDA)が、マルケス選手だったらどのメーカーのマシンに乗ってもチャンピオンが獲れそうな気がします。


ここ2年間のMotoGPはYMAHA、HONDA、SUZUKI、DUCATI、KTMと入れ替わり立ち替わり優勝選手とメーカーが替わっているので本当に面白いですね。これがF1だとメルセデスとレッドブルしかほとんど勝ち目が無く、両者がリタイヤしないと他チームに優勝の目が無いのがやや興醒めですね。せめてエンジンメーカーのトップ4チームくらいはガチで優勝争いして欲しいです。
Posted at 2021/09/17 17:07:44 | コメント(2) | トラックバック(0) | バイク | 日記
2021年03月01日 イイね!

これだから電子書籍は…枻出版社倒産のあおり

これだから電子書籍は…枻出版社倒産のあおり

ほぼ創刊号から結構愛読していた「RIDERS CLUB」などを販売していた枻出版社が2月1日に民事再生法を申請しました。これからどうなるのかなぁ、と推移を見守っていました。他の複数の雑誌と子会社のピークスは投資会社のドリームインキュベータに譲渡されたのですがRIDERS CLUB誌はその中に入っていませんでした。





報道によるとどうやらRIDERS CLUB誌は実業之日本社に譲渡されたようで、そちらでの再スタートのようです。気になっていた4月号も無事に紙の雑誌は発刊されて書店でも確認出来たのですが…。


問題なのは電子書籍版が発行されていない事で、AmazonのKindle本のサイトからはバックナンバーも消失しており、探してみても在庫は紙の本だけです。今まで購入した60冊くらいのバックナンバーは全部iPadに落としていたので難を逃れましたが、


あやうくほぼ5万円分の雑誌がパーになるところでした(怒)


これから実業之日本社へのデータ移管などが順調に行われてAmazonのサイトで復活すればいいのですが、このまま電子書籍版は無いままだったり、既購入分も改めて実業之日本社から購入となったら最悪です。


今回のケースに限らず、電子書籍サービス事業などは廃業や統合の際に今までの購入分が無駄になってしまう事があり購入した方は泣き寝入り、というパターンが多々ありますが、そうならない事を祈るばかりです。


電子書籍版があるために今まで創刊号近くから購入した紙版の雑誌は涙を飲んで数百冊処分し、お気に入りのものだけ電子書籍版でストックしていたのですが散々ですね(爆)。


電子書籍の購読サービスにはこうした負の側面があるので、あまり潰れそうにない大手のサービスにするか(爆)、自分の端末に全部落としておくか、PDFなどの形式でしたらバックアップをとっておかないとはまってしまいますね。そういう意味ではiPadを買い換えた時にメモリーを512GBにしておいて正解でした(苦笑)。


これで電子書籍版のサービスなどが復活しないようでしたら、RIDERS CLUB誌は読むの止めようかな、とも思います。折角40年以上続いているバイク雑誌の老舗なので、頑張って欲しいです。


Posted at 2021/03/01 17:23:30 | コメント(2) | トラックバック(0) | バイク | 日記
2021年01月27日 イイね!

無事ゲットしました(爆)…夢のNR250ターボ

無事ゲットしました(爆)…夢のNR250ターボ
前回の号は見逃してしまったレーシングバイクの特集誌「RACERS」ですが、今回は外伝として日の目を見なかったNR250ターボと一度だけルマン24時間を走ったNR750の特集号です。

当初の発売予定の23日が26日に変更になったので、その日の夕方に本屋さんに行きましたが、2冊しかありませんでした。マニアックな内容なのですぐに売り切れそうですね(爆)。興味のある方はお早めに。




1981年でGP500から引退した長円ピストンのNR500でしたが、秘密裏に250ccにターボ装着で復帰を狙っていたようです。


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まずはテストケースとして、V4のNR500の後ろバンクを使った並列2気筒で開発を始めたそうです。並列2気筒なのに1気筒ずつのツインターボでインタークーラーも2つ、というのが凄いですね。


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その時点でも既に153psと目標を達成してしまって、次はV型2気筒の本番エンジンの開発に向かったようです。グラフのキャプションではトルクは6.1Kgf-m/17,000rpmとありますが、グラフの曲線を見ると7.1Kgf-m/17,000rpmの誤植の気もしますね。市販型のNRが7.0Kgf-m/11,500rpmで125ps/14,000rpmと計算が合っているので、グラフの左側の目盛りの数値が正解な気がします。


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こちらはNR500のエンジンを縦割りにしたようなVツインエンジンでツインターボですが、前後バンクの発熱差の処理など結構課題が出て来たようです。


当初の目論見ではVツインで250cc並みのスリムな車体に500ccを上回るパワー、という想定だったようですが、トルク的には500cc対応のミッションとなってエンジンはあまり小さくならず、ターボの補機や熱処理を考慮するとパワーがあってもマシントータルのパッケージとして不適、という結論が出てエンジンの開発段階でお蔵入りになったようです。


従来は、その当時F1で席巻しつつあったHONDAのターボを閉め出すためにバイクではターボ禁止のレギュレーションになったため日の目を見なかった説が有力でしたが、こうした事情だったのですね。


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その後HONDAは市販車のVT250にもターボを装着したマシンを開発しましたが、こちらは当時の運輸省にダメ出しされたらしく、こちらもお蔵入りになったようです。250ccで400cc以上のパワーが出ると免許制度上問題もあったのかもしれないですね。


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こうして中止になったプロジェクトでしたが、今度は市販車も考えた750ccのプロジェクトへと発展しました。当初はデイトナのプロトタイプ枠への参戦予定だったのがこちらもレギュレーション変更で実現せず、1987年のルマン24時間耐久への出場になりました。


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この辺りの話は、当時リアルタイムで当事者のネモケンさん(出場ライダーの1人で、カウルにもKENのロゴがありますね)がRIDERS CLUBで割と詳細に書いていたのでそれほど目新しい事実はありませんでしたが、当時のHRCワークスレーサーのRVF750との比較性能曲線が出てきたのが収穫ですね。パワーでは圧倒していたNR750でしたが、トルク曲線を見るとピークはRVFの方が上回っており、パワーも12000回転までRVF750の方が上なのがちょっと意外でした。1気筒あたり吸気4バルブの方が吸気性能に優れているとばかり思っていましたが不思議ですね。


「RIDE HI」のサイトで当時の状況をネモケンさんが記事にされているので(PART1-3まであります)、興味のある方はお読みになってもいいかと思います。当時のRIDERS CLUBの記事よりやや突っ込んだ事実も書いてあります。


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普通の真円ピストンのRVF750とのピストンの比較はこんな感じです。ぱっと見ではどれだけバルブ面積が大きいのかは良くわかりませんね(爆)。


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HONDAの広報資料では市販型のNRで同ストロークのV8を作った場合のピストン、バルブの比較をしています。バルブの総面積が一緒でも、実際の吸気性能は楕円ピストンが有利のようですね。この事からもNRの長円ピストンが「レギュレーションで8気筒が禁止されているので、それをつないだ形の長円ピストンにした」という揶揄は当たっていないようですね。


ただ、この当時のプロジェクトリーダーで6代目社長にもなった福井さんのインタビューでは「丸ピストン・4バルブの当時の最新型の球状燃焼室の燃焼効率にオーバルはかなわなかった」というコメントがあったので、この長円ピストンのエンジンがどこまで有利だったのかは今となっては疑問なのかもしれませんね。現在のエンジンはほとんどがターボエンジンになってしまったので、高回転で本領を発揮する長円ピストンは出番がないのかもしれませんね。


これらのレーシングマシンは半円を直線で結んだ長円形のピストンで手作業でしか作れなかったのですが、それを市販のNRの楕円ピストンにするまでも色々な苦労があったのかもしれませんね。もう30年以上前の話で若い方は御存知ないかと思いますが、凄い時代でしたね。
Posted at 2021/01/27 12:16:47 | コメント(4) | トラックバック(0) | バイク | 日記
2021年01月08日 イイね!

見逃しました…先月号のRACERS

見逃しました…先月号のRACERS
結構楽しみにしていて時たま購入している、2輪のレーシングマシン特集誌の「RACERS」ですが、12月発売号を見逃してました。本屋さんに行きましたがとっくに売り切れのようです。


今回はマン島TTの電動バイク部門を6連覇した無限の「神電」です。まだまだ電動バイクのレーシングマシンは珍しいので結構興味があったのですが。




紙の雑誌でレア物だと、発売日にチェックしないといけないですね。年末は正月号が前倒しで発行されていてそちらに目が行ってしまったのが敗因でした(爆)。


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そして今月末はあの幻のNR250turboとNR750を特集したさらにレアな号です。表紙イラスト(この後彩色予定らしいです)はロスマンズカラーでフレディ・スペンサーのようですが、こんなマシンが実現したらチャンピオンを取れたかもしれないですね。


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500ccでは戦績を残せなかった長円ピストンのNR500を2気筒にしてターボ装着のエンジンですが、250ccで153psと当時のGP500マシンより馬力が出ていたようです。2気筒なのにツインターボというのも凄いですね。


こちらもターボ禁止のレギュレーションで日の目を見なかったのですが、実現していたらどうなっていたのでしょうか。

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もう一つは排気量を拡大したNR750で、こちらはルマン24時間(2輪の方の耐久レースです)にプロトタイプとして出場し、予選は2位でメカトラブルでリタイヤするまでは2位走行していた高性能車です。


どちらもほとんど出場機会が無かったマシンなのにも関わらず特集されるのは非常に珍しいです。他の号のマシン達は1シーズン以上は連戦しているレギュラーマシンがほとんどですから。


もう40年近くも前のマシンですが新情報が出てきそうで楽しみです。今月末は忘れずに本屋さんにダッシュです(爆)。
Posted at 2021/01/08 12:43:22 | コメント(1) | トラックバック(0) | バイク | 日記

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