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2022年11月07日 イイね!

マニアックな雑誌ですね…RACERS

マニアックな雑誌ですね…RACERS



2輪のレーシングマシンを特集する「RACERS」誌、いつも楽しみに読んでいるのですが、電子書籍ではないので毎号は買えないのが残念です(爆)。今回は以前乗っていて大好きなV4マシンだったので久し振りに買いました。




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市販車をベースにしたレーシングマシンなので最初はVF750Fに始まり、


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次はVFR750Fがベースになったのに続いて


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今度はレーシングマシン転用を考慮したVFR750R(RC30)がベースになりました。BIMOTAのような限定車とは違って国産のバイクでシングルシートは初でしょうか。この当時としては破格の148万円でしたが、限定1000台に注文が殺到して抽選販売になりました。結構な割合でプライベーターの参加レーサーになったようです。


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最終的にはRVF/RC45と変遷していきましたが、レギュレーションが段々厳しくなって改造範囲が狭まったきたのでベースマシンの進化もしていますね。当時としては珍しいインジェクション仕様です。

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HONDAのV4耐久マシンといえばプロアームと呼ばれた片持ちスイングアームに1本出しマフラーが典型的でしたが、マフラーは2本出しになり、最後の2年は通常のバイクと同じ両持ち式のスイングアームに変更されました。プロアームは鋳造部品なので剛性コントロールが難しく、片持ちなので左右のコーナリングフィールの違いを払拭出来なかったようです。


エンジンでは最初の1984年型RS750Rは127ps/7.7Kgmのパワー/トルクだったのが1999年のRVFでは191ps/9.38Kgmにまでパワーアップしたのは凄いですね。1000cc換算なら254psですから、後のMotoGPマシンにも匹敵しています。当時の500ccGPマシンのNSR500より馬力が出ていたようです。自然吸気なのにリッター当たり12.5Kgmのトルクが出ているのもビックリな気がします。2Lのエンジンで25Kgmのトルクならちょっとしたターボエンジンの数値ですね。


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そして次回号の予告を見たら、これがまたビックリのブリッテン!!…と言ってもマニアの方しか御存知ないかもしれませんんが(爆)。ニュージーランドのエンジニアが一から作り上げた完全オリジナルのマシンでデイトナで2位に入った事もある驚愕のバイクです。以前特集した長円ピストンのNRより更にレアなマシンです。こんな特集をしてくれるとはさすがRACERS誌…というか、ネタ切れなのでしょうか(爆)。今までは日本のメーカーばかりだったので取材もし易かった気もしますが、どこまで突っ込んだ記事になるのか、12月の発売が楽しみです。

Posted at 2022/11/07 07:25:50 | コメント(2) | トラックバック(0) | バイク | 日記
2022年08月16日 イイね!

モータースポーツも夏休みですね

モータースポーツも夏休みですね

世間はお盆で夏休みの方も多いと思いますが、猛暑の中でモータースポーツも夏休みですね。F1の後半戦も来週からですし。この暑さの中でレーシングスーツやツナギを着込んでのレースはさすがに辛いですね。



夏休みと言えば、この時期に行われているのが鈴鹿の8時間耐久レース、いわゆる「8耐」ですね。他のモータースポーツと同様コロナ禍で中止が相次いで、今年は3年振りの開催です。

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ここ最近はスーパーバイクで連勝中のカワサキやヤマハが8耐ではずっと勝っており、ホンダは優勝から遠ざかっていましたが勝利を狙ってフルモデルチェンジしたCBR1000RR-Rがやっと真価を発揮したようで今年はポールポジションからの優勝でしたね。


レースで勝つためにレギュレーションで許される上限のビッグボア、ショートストロークでサーキット専用の操縦性のようなバイクですが、市販車でも999ccで218psでています。2000cc換算なら436psですから、自然吸気なのにターボでフルチューンのAMGよりハイパワーですね。


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鈴鹿8時間耐久が始まった1978年に耐久レースで無敗を誇って「不沈艦」などと言われたホンダのRCB1000は満を持して参戦した8耐でリタイヤしてしまいましたが、1000ccの空冷4気筒で115〜120psくらいだったようなので現在の半分のパワーですね。


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1980年代は耐久レーサーだけではなくてGPライダーの参戦も多く、1985年にはケニー・ロバーツも参戦して話題になりましたね。現地で走りを見ていましたが、鈴鹿の1コーナーからS字にかけて毎週同じラインを同じフォームで駆け抜けていて感動した覚えがあります。最近はGPライダーの参戦があまり無いのでちょっと残念ですね。


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この頃はホンダのV4マシンのRVFが全盛を誇った時期でしたが、レギュレーションもTT-F1からSBKなどになって8耐用のスペシャルマシンが作れなくなってきてからはホンダの圧勝は見られなくなりましたね。車重もTT-F1時代は130Kg台の時期もありましたが、現在はレギュレーションで168Kgと30Kg以上重くなっているので、パワーアップの恩恵でしょうか。


1978開催のポールポジションは2分19秒23、周回数は194周だったのが今年のポールタイムは2分4秒934、周回数は214周(最多は2002年の219周)なのでかなり速くなっていますね。


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2003年に行われたMotoGPでのバレンティーノ・ロッシ選手のポールタイムは2分6秒838ですから、20年経って車重145Kgで240ps、V型5気筒のMotoGPマシンより速くなっているのですね。


車体が20Kg以上重くなっていてもタイムが約2秒速くなっているので、タイヤの進歩やら電子制御の進歩が貢献しているのでしょうね。


4輪の方では1987年初開催のF1日本GPでのポールタイムは1000psのマシンで1分40秒042、翌年685psに落ちたマクラーレンMP4/4でも1分41秒853なのでダントツに速く、2019年開催時には1分27秒064まで縮まってますね。1987年と2019年でパワーはほぼ同程度、車重は2019年の方が240Kgも重くなっているのにこれだけタイムが縮まるのはタイヤの進歩と空力の進歩が大きいのでしょうね。


昔からF1マシンはコーナリングで4Gもかかるので一握りのレーサーしか乗れない代物と言われていましたが、現在のレーシングバイクも市販車ベースでも実際のレースではバンク角が50度以上になっているので一般人には扱えないモンスターマシンになっているようですね。
Posted at 2022/08/16 12:06:56 | コメント(1) | トラックバック(0) | バイク | 日記
2022年01月18日 イイね!

ちょっと微妙なスタイルだと思ったら…BIMOTA KB4発表&発売

ちょっと微妙なスタイルだと思ったら…BIMOTA KB4発表&発売


カワサキとのコラボにより、スーパーチャージャーのH2のエンジンにハブセンターステアリングという超絶マシンのTESI H2を発表したBIMOTAでしたが、もう一つの作品のKB4もデビューですね。




エンジンはNinja1000SXでも使用される1043cc水冷4ストローク並列4気筒エンジンが搭載され、142ps/111Nmはそこそこですがレーサーレプリカのような速さは無さそうです。BIMOTAから連想するパフォーマンスとしてはちょっと微妙かと思いました。

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カウリングの造形も微妙な感じでしたが、それを取り去ってみると…フロントからのダクトがずっとつながっている?

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なんとシート下にラジエーターが装備されており、そこへの冷却風を導くダクトだったのですね。


どうしてラジエーターをシート下に移動したのかと言えば、通常はエンジン前方に装着されているので、そのスペースを開ける目的のようです。

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その結果として、1000ccのバイクとしてはホイールベースが異例の短さとなり、400ccの車体です。それでいてエンジンが相対的に前方に移動したため、スイングアームも従来と同等か長そうです。レプリカのZX-6Rですら1400mmなのにそれを下回っているのはかなり短いですね。現行の400ccのバイクでもホイールベースが1400mmより短いバイクはありませんから、どれだけ短いかが分かりますね。

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フロントにラジエーターが無い分エンジンは空冷エンジンのようにフレームピッタリに積まれ、フロントタイヤもエキパイぎりぎりの感じですね。この写真だとシートカウルのサイドのダクトがラジエーターに向かっているのが良く分かりますね。


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スイングアームの方はビモータお得意のアルミ削り出しのようで、かなりの高剛性な感じです。長さもありそうです。ダンパーはもちろんオーリンズの最新型ですね。


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シート下のラジエーターの冷却性能に関してはファンも装着されており問題ないようです。一般のバイクのものに比べてもサイズも大きそうです。もう一つの利点として、エンジンからの熱風がシャットアウト出来るため、夏場にタンクやカウル周りが熱くならないようです。バイク乗りの方なら痛感すると思いますが、夏場のあの火傷しそうな熱さが無いとしたら大歓迎ですね。


車重は194Kgなので本当に400ccと同等ですね。これに1000ccのエンジンですから、かなり速くて楽しいバイクだと思います。4輪で言えばACコブラか、現役ならモーガンのプラス6みたいな感じでしょうか。問題は価格でビモータならではの437万8000円ですが4輪だと思えばそれほど高価では無いので、スタイルさえ気に入れば一押しのバイクですね。以前あった「DB1」のように、絶対的な速さは追わないが乗っていて非常に楽しいバイクに仕上がっているのだと思います。
Posted at 2022/01/18 12:08:33 | コメント(3) | トラックバック(0) | バイク | 日記
2021年09月17日 イイね!

相変わらずとんでもない人ですね…Moto GPのマルケス選手

相変わらずとんでもない人ですね…Moto GPのマルケス選手

ここ数年のMotoGPは色々なメーカーの色々な選手が優勝を争って非常に楽しいですが、今回はドゥカティのバニャイヤ選手が初優勝を飾りました。一昨年のチャンピオンのマルケス選手とのデッドヒートを制しての優勝、おめでとうございます。




それにしても、昨年の転倒による上腕骨骨折から丸一年回復を要したマルケス選手、少しずつ調子を取り戻しているようで、来シーズンが楽しみです。


しかしそれでもまだ万全の体調ではないようで、コンスタントに優勝を争えるコンディションでは無いようですが、本人曰く、


「僕の以前のライディングスタイルは、フロントタイヤをかなり酷使して限界で走り、間一髪のところをひじで転倒を回避するものだった。今はそれができない。」そうです。


確かに以前のマルケス選手は「なんでそれで転けないの!!」といったリカバリーシーンが多かったですが、ひじで転倒を回避しているとはちょっと驚きです。


1980年代のレジェンドライダーのフレディ・スペンサーは膝を常時擦りながらの3点コーナリングなどとも言われていましたが、



マルケス選手のひじ擦りでの3点コーナリングは凄まじいですね。


そう考えると、マルケス選手を欠いた昨年と、まだ完調ではない今年はHONDAが苦戦しているのはマシンよりはマルケス選手の才能によるところが大きいのかもしれません。


コンディションを取り戻して再びHONDAで勝つマルケス選手もみたいですが、他メーカーに移籍してチャンピオンを獲るのも見てみたいですね。


今まで複数メーカーでのチャンピオンは本当に少ないです(エディー・ローソン選手:YAMAHAとHONDA、バレンティーノ・ロッシ選手:HONDAとYAMAHA、ケーシー・ストーナー選手:DUCATIとHONDA)が、マルケス選手だったらどのメーカーのマシンに乗ってもチャンピオンが獲れそうな気がします。


ここ2年間のMotoGPはYMAHA、HONDA、SUZUKI、DUCATI、KTMと入れ替わり立ち替わり優勝選手とメーカーが替わっているので本当に面白いですね。これがF1だとメルセデスとレッドブルしかほとんど勝ち目が無く、両者がリタイヤしないと他チームに優勝の目が無いのがやや興醒めですね。せめてエンジンメーカーのトップ4チームくらいはガチで優勝争いして欲しいです。
Posted at 2021/09/17 17:07:44 | コメント(2) | トラックバック(0) | バイク | 日記
2021年03月01日 イイね!

これだから電子書籍は…枻出版社倒産のあおり

これだから電子書籍は…枻出版社倒産のあおり

ほぼ創刊号から結構愛読していた「RIDERS CLUB」などを販売していた枻出版社が2月1日に民事再生法を申請しました。これからどうなるのかなぁ、と推移を見守っていました。他の複数の雑誌と子会社のピークスは投資会社のドリームインキュベータに譲渡されたのですがRIDERS CLUB誌はその中に入っていませんでした。





報道によるとどうやらRIDERS CLUB誌は実業之日本社に譲渡されたようで、そちらでの再スタートのようです。気になっていた4月号も無事に紙の雑誌は発刊されて書店でも確認出来たのですが…。


問題なのは電子書籍版が発行されていない事で、AmazonのKindle本のサイトからはバックナンバーも消失しており、探してみても在庫は紙の本だけです。今まで購入した60冊くらいのバックナンバーは全部iPadに落としていたので難を逃れましたが、


あやうくほぼ5万円分の雑誌がパーになるところでした(怒)


これから実業之日本社へのデータ移管などが順調に行われてAmazonのサイトで復活すればいいのですが、このまま電子書籍版は無いままだったり、既購入分も改めて実業之日本社から購入となったら最悪です。


今回のケースに限らず、電子書籍サービス事業などは廃業や統合の際に今までの購入分が無駄になってしまう事があり購入した方は泣き寝入り、というパターンが多々ありますが、そうならない事を祈るばかりです。


電子書籍版があるために今まで創刊号近くから購入した紙版の雑誌は涙を飲んで数百冊処分し、お気に入りのものだけ電子書籍版でストックしていたのですが散々ですね(爆)。


電子書籍の購読サービスにはこうした負の側面があるので、あまり潰れそうにない大手のサービスにするか(爆)、自分の端末に全部落としておくか、PDFなどの形式でしたらバックアップをとっておかないとはまってしまいますね。そういう意味ではiPadを買い換えた時にメモリーを512GBにしておいて正解でした(苦笑)。


これで電子書籍版のサービスなどが復活しないようでしたら、RIDERS CLUB誌は読むの止めようかな、とも思います。折角40年以上続いているバイク雑誌の老舗なので、頑張って欲しいです。


Posted at 2021/03/01 17:23:30 | コメント(2) | トラックバック(0) | バイク | 日記

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「[整備] #D3ツーリング BMCエアクリーナーエレメントの3回目の洗浄 https://minkara.carview.co.jp/userid/382708/car/3315795/8352438/note.aspx
何シテル?   09/02 12:01
最近車を新調しました。小さくて速い車が好み でしたが、色々な事情で現在の車に乗り換え ました。速さ、楽しさ、便利さを両立させるのは なかなか難しいですが、...
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