
今回色々と物議を醸したETCの不具合、日曜日の朝から始まったらしいですが知らずに出掛けてちょっとハマりました。
前日の土曜日は普通に高速道路を使用して150Km程度の行程を3時間弱で走りましたが、翌日出発前に「中央自動車道ではETC通過障害が出ています」とTVで報道されており、局地的な不具合かと思っていましたが帰りがけにICに乗ろうかと思ったらETCレーンは閉鎖されていました。
「ここで素直に通行券を受け取って出口で料金を払おうかな?」とも思いましたが、ETCが通過出来ないと料金所渋滞になっている可能性を考えて下道で帰る事にしました。
途中の道中でスマートICの取り付け道路方面に曲がって行く車もありましたが、逆に交差点でIC方面からの車が結構並んでいたので「これはスマートICが使えなくて戻ってきているんだろうな」と解釈してそのまま下道を走っていましたが、後で閉鎖状況を確認したら正解でした。
甲府から忍野八景を通って河口湖、山中湖を経由して御殿場までずっと下道でしたが、それほど混んでいない道だったのでそこそこ快適に走れたのはラッキーでしたが、山中湖からの道で「鹿に注意!」の看板が出る前に道端に4頭も居たのに出くわしたのはびっくりでした。
国道246号線も信号は多かったものの通行量は少なくてそれなりに走れ、伊豆縦貫道に乗り入れたら車がガラガラだったのでちょっとビックリしました。ETC障害で行楽などを取り止めた方が多かったのかもしれませんね。おまけに東名高速も事故で不通区間が発生したのも関係していたかもしれません。
結果として往路より1時間弱の延長で済んだのはラッキーで、普段は通らない下道を走れたのもそれなりに楽しかったですが、これが関西や九州からの帰りだったらとんでもない事になるところでした。
今回のETCの通信障害は直前に行われた夜間割引の変更に伴うプログラムのバグかと思ったら、それとは関係ないものだったようです。とするといつ起きてもおかしくないもので根が深いですね。
更にはETCの通過障害が判明してもレーンを解放せずに1台ずつ確認をしたりしたのも渋滞を助長しており、SNSなどでは非難されていますね。言われてみると新幹線などでは故障などで遅延すると払い戻しをされているので、時間を料金で買っている高速道路でも当然その方向の対応をすべきだと思います。
今回ETCの脆弱性が図らずも明らかになりましたが、こうした電子デバイスの不具合で支払い障害が起きると手詰まりなので、ある程度の現金やクレジットカードは保険として持っている方が無難かもしれませんね。
そういう意味では今度の大阪・関西万博は場内では現金が使えないというのはスマホなどが無い人にとっては全く無縁のイベントになりそうですね。既に入場障害も起きているようですし(爆)。
Posted at 2025/04/15 06:19:50 | |
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ALPINA D3S | 日記