エアースルーワイパーカウル用ウォーターブロッカー「脱着くん」作製

先日取り付けのエアースルーワイパーカウル。
非常に調子良い。

そりゃそーだ。
ボンネット後端のウェザーストリップを外してエンジン丸見えのあっぱっぱー。

雨の季節、エンジンルームへの水侵入に対して気休めパッキンを両端に貼りつけたがもう少し気が利いたもんはないか？

パッキンの分開口面積も減るんでなんか考えたい。

で、考えました。

最悪コンディションの時には水をブロック、普段はあっぱっぱーで熱を抜く。

欲張りな願いはアルミL型アングル、100均ネオジウムマグネット、メタルロックで叶えます。

まずはアルミアングルを「壁」にするために手曲げでバルクヘッドのRに沿う様に成形する。

アングルは2サイズで壁高さ9.2㎜と6㎜を用意しましたが9.2㎜を採用。

バルクヘッド⇔ボンネット は中央約10㎜、両サイド約12㎜。

今回は洗車時のウォーターブロックを想定してしっかり塞げるサイズを選択。

ウォーターブロッカーは3分割にしました。

なぜなら「脱着くん」なんで取り外し可能な作りにするから。

3分割ならトランクに放りこんどける。
要る時にはすぐに取り付けられる。

で、すぐに取り付けられる様にするにはマグネット。

100均ネオジウムマグネットはΦ6。
なんでアングルにΦ6穴を開ける。

開けた穴にマグネットを圧入し面一にする。
故に穴はΦ6。

ピッチは約50㎜で数が大いかなーとか思ったですがこのくらいで良かった。

バルクヘッドとの当たり面にt0.8のゴムシートをかませるんで磁力が落ちるから。

したら、メタルロックの出番。

こやつすげー。

マグネットとアングルの嵌め込みを中心にフィレットが出来る様に爪楊枝で塗る。(ちゅうか接着。)

2液混合で固まりだすのが早いんで手早く。
見た目は見えない所なんで気にしなーい。

機能優先でいこー。

約1時間で実用状態までに固着する。

んー、しかし名前がよい！

バルクヘッド当たり面にゴムシートを貼りつける。

これまたセメダインの「スーパーX」で。

金属、ゴムと相性がよく弾性接着で耐熱120℃。
まさに「脱着くん」製作にもってこい。

シートはt0.8㎜なんでマグネットの磁力妨げにはなるものの欲しい機能には十分。

異種金属接触の電食やマグネットの錆(確か錆びたような…)もちろん水のガードにもなる。

で、取り付けっちゅうか貼りつけっちゅうか。

マグネットを大目に使ってるんでしっかりと固定できます。(アルミアングルが樹脂みたいにしなるほど)

恐るべしネオジウムマグネット。

脱着の手間はボンネット開けるだけ。

簡単やねー。

ボンネットのスキマ。

上→「脱着くん」装着状態。
中→センターだけ外し。
下→あっぱっぱー。

基本あっぱっぱー。

今回スキマを完全ガードバージョンを作ってみたが、高さ6㎜でガード＆熱気抜きでつけっぱ(バッテリーの所だけ)っちゅうのも面白いかも。

簡単に出来て効果的なんで満足！
安くて遊べたしねー。