アメリカの水質（硬水度）

ご存知の方も多いと思いますが。

日本の水道水はミネラル分が少ない軟水ですが、アメリカは殆どの地域で硬水です。特に私の地元は全米で最も硬水って言われるぐらいの地域なんです。だからお腹の弱い人がそのまま飲むとお腹壊したりします。最もこちらではあまり水道水そのまま飲むって気はしないので飲みませんけど.....その硬水度（ＴＤＳ：Total dissolved solidsって言います）を測るメーターで見ると私の地元はなんと４９２ｐｐｍでした。

我が家のキッチンカウンターには「リバース・オスモーシス」というタイプのフィルターが付けてあって、普段はそれを通した水を飲んでます。写真は撮ってないですがカウンターの下にフィルターと巨大なタンクがあってキッチンシンクの横に専用のディスペンサーが出てます。それを通すと２３ｐｐｍまで下がります。

ロスのアパートに来てる水道水を測ってみましたがやっぱりロスはかなり硬水度が低くなってますがそれでも２１２ｐｐｍでした。ちなみに１２０ｐｐｍ以上ぐらいから硬水と呼ばれる様です。実は日本に行く時にこのＴＤＳ計を持って行って実家の水道水を測ってみようと思ってるんですがいつも忘れてしまっててまだ日本で測ったことはありません。

アパートでは蛇口に直接つける簡易フィルターをつけてますが、それを通してもやっぱり簡易だけあって１５５ｐｐｍまでしか下がりません。これでもあんまり飲む気はしません。




そこでお店で見つけたのがこの「ＺＥＲＯＷＡＴＥＲ」というフィルターです。よくある上から水を入れてフィルターを通った水がそのまま溜まってピッチャーになるタイプです。しかし！その名前の通りＴＤＳがなんとゼロｐｐｍ、要するに不純物無しの状態まで下がります（ちなみに最後の写真の右側の水道に付いてるのがロスで使ってる簡易フィルターです）。このＺＥＲＯＷＡＴＥＲのフィルターはご覧の通り（iPhoneと比べてます）かなり巨大！しかも出てくる穴は１ｍｍぐらいでホントにゆっくり出て来ます（１０分以上かかります）。

看板に偽りはありませんでした。きっちりゼロの完全軟水になります。というより殆ど蒸留水状態ですね。これで珈琲入れるとすっごくまろやかな珈琲になります。




土曜日、今日は先日お邪魔した日本人ご家族をアパートに呼んで先日のクロナッツと珈琲でおもてなしでした。その後はお決まりの会社。