ポンティアック・フィエロ（ミッドシップ）

流石に最近はめっきり見なくなりました。

１９８４年から１９８８年のたった４年間しか生産されなかったアメリカでは非常に珍しい２シーター・ミッドシップのスポーツカーです。個人的には発売してる当時にマジで新車を買おうかと思ったぐらい好きな車でした。ホントにアメリカでは珍しい小排気量・ライトウェイト・スポーツカーだったんですが、いかんせんGMが作ってるのでヨーロッパや日本にかなう訳はありません（当時日本ではMR2が全盛でそれに影響された様なものですが）。デザインだけはスポーツカーなんですがちょっと残念なんちゃってミッドシップでした。

しかも！こちらにいる（いた）人はご存じと思いますが、このFiero、とにかく火を噴くので有名でした。設計ミスなのかすぐにエンジンから火を噴いて燃え上がるって事だったんですが、この久しぶりに見た個体、それを自虐ネタにしてました（爆）。上の写真からの拡大ですが、でかでかと「消火器ココ」のサインを貼ってあります。これって知ってる人（こちらでも今の世代の人にはなんの事か判らないでしょうけど）には爆笑もののジョークですね（ちなみにこの写真は嫁さんが見つけてスマホで撮っておいてくれたものです）。

余談ですが、このFiero,現在球数が非常に少ないのは、その昔、キット・カーのベースに非常に重宝されたからなんです。特にジョークもののスーパーカー・レプリカにはよく使われてますが、このFieroベースのなんちゃってカウンタックとかＦ４０とか非常に沢山ありますね（実物いくつか見た事あります）。

土曜日、一昨日地元に帰って来たのですが、今週は地元も非常に涼しくて今日も２６℃止まりで寒いぐらい、庭仕事にはちょうど良い感じです。