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2008年08月23日 イイね!

ボルテージ・スタビライザーってばクリスマス電球

ボルテージ・スタビライザーってばクリスマス電球水温計の振れが異常に高目になる場合(若しくは異常に低めになる場合)、考えられる原因の一つにボルテージ・スタビライザーの不良っていうのがあります(勿論水温は正常の場合です)。

ご存じルーカス&スミスは「普通の」電装屋ではありません(爆)。これはヨーロッパとエスプリ共通なんですが、水温計と燃料計って10Vフルスケールで出来ているんです(あれっ、確かバッテリーってば12Vじゃ?)。回路図を見るとどちらも「ボルテージ・スタビライザー」なるものが入っています。これが実は12Vを10Vにするいわゆる「電圧レギュレーター」のことなんですね。

実はエスプリの水温計がある日いきなりオーバーヒートを指しました(それ程暑い日では無いのに)。あわてて車を止めてみますが暫くしたら元に戻りました。それから数日は平気だったのですが、暫くするとまたオーバーヒート状態?しかし!良く見ると燃料計も同時に満タン指してます(半分ぐらいしか燃料無いハズ)。やがてそのまま(高目を指す)になりました。ここで疑ったのがこの部品「ボルテージ・スタビライザー」です(話が長くて済みません)。テスターで測ると12Vが入って12Vが出て来ます????これって10Vの筈?当然好奇心の塊の私はこじ開けて見ます。なかから出てきたのはなんとクリスマス電球(みたいなもの)。詳しくは整備手帳に入れましたが、原理は12Vのオンオフを高速(約1秒間に3回でした)で繰り返して平均した見かけを10Vにすると言う「さすがにイギリス」ものでした(電熱線とバイメタル使ってます)。つまり80%ぐらいの時間オンになって12V、20%ぐらいの時間がオフで0V、長い時間の平均を取ると10Vなんです(笑)。

内部は壊れてたので最新の半導体レギュレーター(低ドロップ3端子レギュレーター)で正確な10Vを出す様自作しました(以前のことですが)。

ちなみにヨーロッパは問題なかったのですが、せっかくなので2つ作って両方取り換えました。現在はどちらのゲージも全く問題なくきっちり指します。

詳細は整備手帳でご覧ください

この記事は、水温計、復活しました♪ について書いています。
Posted at 2008/08/23 16:40:05 | コメント(9) | トラックバック(0) | エスプリ | クルマ

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