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先月５月２０日に開通したばかりの新線です。昨日のＥ３は折角なのでこの新しい電車を試してみました。

これでロスダウンタウンからサンタモニカまで電車で行く事が可能になりました（それまでは公共交通はバスだけでした）。当然ですが新しい鉄道線を引く土地は密集地ロスにある筈はありませんが、これはかなり以前に廃線となった貨物線の空き地を再利用して作られました。ちなみに完全なゼロからの新線ではなくて既存の線が計画通りに延長されてサンタモニカに到達したものです（まだ少し先の延長計画があります）。ライト・レールなんで駅は簡素です（普通の鉄道と路面電車の中間みたいなものです）。

駅の下からプラットフォームへ上がります。当然ですが駅員はいません（すべてのライト･レールの駅は無人です）。





ホームに上ったら丁度電車が到着しました（ラッキー）。この路線は毎１２分ごとに走ってるのでそれ程待たされませんが。





車内です。典型的なライト･レールの車内。日本の普通の電車よりやや幅が狭いかも。座席は固定で向きも決まってるので上りと下りで座る向きが進行方向逆になります。




ダウンタウンの駅に到着。正確にはダウンタウンのコンベンションセンター（今はＥ３をやってる）前の駅です。






ショーからの帰り道。降りる駅で立った時に運転席の窓からレールを撮ってみました。電車そのものはワンマン有人です。





朝乗った駅のひとつ手前で降りました（その方がオフィスに近いので）。正面上がインターステート（高速道路）です。それを避けて下をくぐってます。駅は高架にしてますね。ちなみに一番上もそうですがホームも高架線も全て木造です（木は全く見えませんが）。



料金ですが公共交通機関は日本に比べてタダみたいなものです。このメトロは線路の続く限り一回＄１．７５です（距離は関係ありません）。支払いですがスイカの様なプリペイドカードですが、乗る直前に左上の機械でチャージします（このカードは初めて乗る時に購入ですが＄１です）。支払いですが一日有効とか一週間有効とかいろいろ選べます（日本のスイカの様に「いくら」ってチャージは出来ません）。で、無人駅ですが改札は下の２枚の様なものです。新しい駅はアミューズメントパークみたいなバーがありますが、昔からの駅は右下の様に改札はありません。左右に立ってるポストがタッチパネルになっててカードをそこにタッチして乗ります。降りるときはただ通過するだけなのでこんなに広くなってます。つまり乗る時料金チャージしてタッチするのは完全に乗客の良心を信用してるんですね。

駅によってはタッチパネルは端の方にしかありません。アメリカ人は勿論律儀に料金を払ってタッチして乗ります。こういったところは立派ですね（性善説なら当たり前といえば当たり前ですが）。元々が安いのでズルしようなんて人は少ないんで。某日本の隣国でやったら収入ゼロか（笑）。



これから地元へ帰ります。今日は丁度良い時間の飛行機です（ちょっと高かったけど夜中に帰りたくないし）。