
しつこく同じネタが続きますが。
世の中はEVに向かってますが、これが「エコ」つまり「エコロジー」の名の通り地球環境にやさしいかと言えば現状ではそうとも言えない実情があるようです。もう一つの「エコ」つまり「エコノミー」の観点から見ても場合によっては余計にお金がかかったりしますね。まずエコロジーの方ですが、化石燃料をその場で燃やして動力にする内燃機関の車に比べて電気でモーターを回して走るEVは「一見」環境に優しい様な気がしますが、実際にその電気はまだまだ化石燃料発電に頼っています(特に日本は)。これから風力や太陽による再生可能エネルギーに取って代わると言われますが実際この先何十年、何百年かかるかは不明です。またEVの命であるバッテリーはリチウムイオン電池が主流ですが、これを作る為に膨大なプロセスとエネルギーが必要です。つまりそこで大量の二酸化炭素が排出されています。更にその電池が寿命を迎えて破棄&再生するとなるとそこでまた更に膨大なエネルギーが必要になります。結果的にどこがエコロジー?となってしまいますね。エコノミーの方ですが現在は政府の補助金がありますが(こちらも車種によっては補助があります)それがなかったらEVはかなり割高です。たとえガソリン代と電気代を比べて電気の方が出費が低いとは言え、その割高分の元が取れるかと言えばやっぱり?な感じがします。結局(個人的に)このEVへのシフトは単なるエコビジネスでお金儲け&票集めをする為のパフォーマンスじゃないか?って思ってしまいます。余談ですがEVが「反エコ」なのに対して燃料電池車は究極の「超絶反エコ」の様です。車を走らせる本人の「水しか排出されない」と言う自己満足だけで、実際に水素を作る過程(現在は化石燃料から作っています)で大量の二酸化炭素を排出して、水素ステーションでは水素を超高圧圧縮する為に大量の電力を消費(超高圧ポンプに冷凍冷却装置が必須の為)するので車の走行距離に対するエネルギー消費量はガソリン車の比ではないそうですね。とまあ長々と書いてしまいました....
火曜日、折角の雨の予報で期待したのですが私の所では全く降りませんでした。天気予報で使う基準点である市の中心でも降ったのは0.2ミリでした。今年になってからもまだ20ミリも降っていません。
Posted at 2021/04/28 13:10:14 | |
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