
こちらではもう老舗になるマルチツールですが。
言うなれば十徳ナイフ(死語)ですね。この手のものと言えば一番有名なのはスイスアーミーナイフですが、このレザーマン(レザーマン兄弟の名前から来ています)は1983年にオレゴンで設立された比較的新しい?会社です。元々はアーミーナイフから発想されたものですが、レザーマンがヨーロッパを旅行中にあまりに乗っていた車が壊れるのでその修理用にプライヤー(ペンチ)を付けたツールを作る事を思いついたというのが始めの様ですね。今では定番のツールですがこの「Flair」というモデルは20世紀最後に作られた十六徳ナイフ(笑)です(以前知り合いの母親の倉庫に眠っていたのを貰いました)。

特徴的なのはあくまで「マルチツール」であって「ナイフ」が主体ってわけではない所ですね。見かけもステンレスでメカっぽいし。大きさも10センチと結構大き目です。でもこれってバックパックに一つ入れておくと非常に助かります。

全部出すとこんな感じですが、やっぱりこのプライヤーが一番目立ちますね。でもプライヤーも普通サイズのラジオペンチって感じでかなり使えます。スイスアーミーナイフも良いのですが、やっぱりこのプライヤーがあると無いとでは全く違いますね。かなりしっかりしているので実用になります。ワインのコルク抜きは現在発売中のものには付いていませんが、実はこれも意外と欲しい時に無くて困るものの一つなんで、この古いモデルも結構オークションで高値になったりします。勿論ですが「メイド・イン・USA」です。専用ベルトケース付きですがロゴの古さが時代ですね。

あとはハサミとかも握りの出し方とか工夫を凝らしてますね(これもマトモに使えます)。ナイフは6センチ半あるので飛行機内には持ち込めません(バックパックに入れておいて忘れて飛行機乗るときありますが見つかった事は無いけど)。半分ギザギザになっているのでノコギリ的にも使えたりします。伸ばすと20センチ物差しになったりとホントに良く出来てますね。
水曜の朝、この所気温は40℃どまりと涼しかったのですがまた上がり始めてこの週末は45℃超えです。
Posted at 2022/07/06 23:54:40 | |
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