
最終的に2か月かかったのですが。
少し前に書いたのですが、実際の2色印刷までは完成していませんでした。2色印刷を可能にする為に、オープンソースのコントロールファームウェアをダウンロードして自分のプリンター用に細かい変更をしてボードに書き込んでから、ノズルの高さの微調整やら2つのノズルのオフセットを試行錯誤で決めたりとなかなか時間のかかる事ばかりでした。おまけにエクストルーダー(フィラメント送り出し)がもう一つ増えたのでコントロール基板にドライバーの追加も必要でした。

やっと2色同時に印刷が出来る様になり色々と2色同時印刷のモデルで印刷してみましたが、期待通りの出来です。ロスには1ノズルで2色印刷出来るプリンターがありますが、やはりノズルが2つだと色の切れが違いますね。

ただしやはりノズルが2つあるので1つの色を印刷している間は他のノズルから若干のフィラメントの漏れが出ます。それを軽減するためにノズルワイプという動作が必要なのですが、Oozeシールドと言う手法があります。これは印刷しているモデルの外側にシールドの様なものを使わない方のノズルで一度印刷してノズルをクリーンするものですがかなり有効です。

でも3D印刷している方は必ずやるのがこの「スパゲティ」です。夜寝る前にスタートしておいて朝起きてみるとがっかりします....ベッド剥がれが原因なのですが、これはモデルの向きが印刷用に出来てなかったのが敗因でした。ともあれ今回は使っていなかった&壊れていた1色印刷の零号機を2色印刷化するという目的が達成されたので満足しました。
金曜日、今日は独立記念日の前日ですが振替休日で休みでした。
Posted at 2020/07/04 12:34:10 | |
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