
ちょっと人から譲り受けたのですが。
産業用ドローンです。私は数知れずドローンを飛ばしていますが、プロ用はあっても産業用というのは流石に飛ばした事がありませんでした。このドローンの目的ですが建築物や橋梁などを遠隔で検査したり、農地などを上空からのチェックをする為のもので一般的にホビーで空撮するものではありません。敢えてメーカーは伏せてますが普通には入手出来ないものです。もっとも譲り受けたので結構古く、もう7年落ちのものですがそれでも!超高解像度が必要なので何とソニーの35mmフルサイズ1眼カメラに単焦点のf2.8の35mmレンズを積んでいます。ちなみにドローン本体はオクトコプター、つまり8基のモーターを積んでいて万が一何かの不具合で3基までモーターやペラが壊れても飛行出来るといういかにも産業用の設計です。フライトコントローラーも重複システムで、これも万が一片方のコントローラーが死んでももう1基で飛行出来るNASAの様なシステムですね。しかしいかんせん7年落ちなので現代的な超音波センサーや赤外線使った衝突回避とかの機能は一切ありません。

いくら古いカメラとは言え35mmフルサイズで3600万画素は圧巻です。付属レンズもツァイスの単焦点35mm/f2.8なので最近の入門一眼よりは遥かに解像感は勝ってますね。でもこのドローンは飛行時間が10分程度しかないのでちょっと撮ってるとすぐにバッテリーが切れてしまいますが(カメラのバッテリーも本体供給なんです)。

上の写真の中央部(赤い枠)を等倍で切り出したところです。これだけの解像度だと切り出しズームでもかなりの拡大まで行けます。元々が遠隔検査目的なのでとにかく詳細な写真が撮れる事を目的としてるので当然ですが。ちなみに動画も撮れますが基本的に高解像度静止画が目的なので「ないよりマシ」程度の動画しか撮れませんでした(それでもFHDですがドイツ製なんでNTSCでなくPALだったりしますが)。ともあれ空高い所からフルサイズ1眼で写真が撮れる様になりました。ちなみに.....キャリングケース(というよりスーツケース)が付属してますがあまりに巨大でテスラのトランクには入りませんでした(海外旅行用のフルサイズスーツケースよりでかい&重い)。
金曜日の夜、今日も30℃超えですが来週の今頃は日本って....信じられません。ちなみに日本には例によって超小型空撮機を持って行きます。
Posted at 2022/04/02 14:07:32 | |
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