少し時間が経ってしまいましたが、時間が取れたのでブログでも。
今回自分が購入した、2004年式の360Spiderについて残しておこうと思います。
360は1999年にデビューし、2005年まで生産されましたので2004年式は最終型になります。
ですのでグローブボックスにもこのようなエンブレムが。
タイトルを獲得した1999~2003年の刻印があります。
フェラーリがF1で強かった時代ですね。フジテレビでリアルタイムにM・シューマッハが活躍する姿を夜な夜な見ていました。
特に2004年フランスGPで4ストップを完遂して優勝した時は衝撃でしたし、ロス・ブラウンってのは本当に天才なんだなと思いました(笑
あ、よく360Spiderのことをモデスパという方が居ますが、クーペボディが360Modenaという名前であってオープンボディはシンプルに360SpiderとなりModenaの名称はつきません。
今回車両を購入するにあたり色々な車両を見ました。
360のスタイリングはとてもカッコイイと思いますが、事実として20年以上も前の中古車なので、傷や凹み、内装のやれや装備品の欠如などいずれの個体も一長一短ありました。
そこでどうしても譲れない点と、出来れば達成したい点として下記の項目を拘りとしました。
主要機関系が問題無い事は前提として。
<MUST項目>
・スパイダーボディ
・幌の動作が正常な事(修理は結構高額になりがちなので・・)
・ダッシュボードの歪みが無いこと(結構歪んでる個体多いですし、直すと高額)
・ヘッドライトが綺麗な事(これも直そうと思うと高額)
・整備記録簿が揃っている事
<WANT項目>
・なるべく高年式(制御面で洗練されているので)
・内装色はベージュ、タン系
・チャレンジグリル装着
逆に言うと走行距離や修復歴はあまり気になりませんでした。
沢山走っていても整備がきちんとされていて、それが整備記録簿に残っていれば良いという感じです。
寧ろ年式のわりに距離が少ないのは要注意かもしれません。
結局最初に出会った個体が理想の個体で、それを手に入れることになったのですが、それ以外はなかなか希望に合致するものは少なかったです。
そうしてようやく手に入れた我がSpiderですが、要望通り幌は完璧に動作します。

幌の自動開閉システムは小型の油圧シリンダーを7本用いた複雑なシステムになっており油漏れやスイッチ不良による不具合が多いことで有名です。
今回は納車前にオーバーホールをして頂いたので、現時点は心配なし!
そして整備記録簿もバッチリ!

360のウィークポイントである燃料ポンプからのガソリン漏れや、F1マチックポンプの修理も結構最近実施されているので安心感がありました。
なんと記録簿の一つに広島はエムオートの印が。しかも距離的に初回点検?

エムオートさんで新車納車された車両っぽいです。
これもまた、運命めいたものを感じます。
クラッチ残量も90%以上あり、当分は安心。
タイヤも納車に合わせて新品を入れてもらいました。
銘柄はYOKOHAMAのADVAN Sport V107。

リアは275幅。大きいです。対してフロントは215でありがちなサイズ。
タイヤ代はマカンよりは安く上がるかな。
そして装備品もバッチリ。
車載工具やパンク修理キットも揃ってます。

この車両はそれらに加えて純正の空気入れとボディカバーまでも揃っていました。ここまで揃ってるのはなかなかないかも。
写真中央右側の箱は何だろう?と開けてみたら・・

ロックフォードのパワーアンプ(T400-2)が鎮座してました。
音響系にも少し手が入った車両だったようです。
そして内装は希望通りのベージュカラー
そしてダッシュボードは国内の業者さんにて、レザーを使って総張り替え済み。

歪みは全く無く触感も新車のようです。
ホワイトのステッチも入っており、ノーマルより少しお洒落かも。
リアも希望通りのチャレンジグリルが装着されていて、レーシーな見た目です。

エンジンの熱量が相当なので実用上も備わっていた方が良いアイテムなのは間違いないです。今新品で買うと相当高いらしい・・・
エンジンベイの眺めは素晴らしいの一言。
エンジンフードを閉めても眺められます。

週末にこれ見ながらお酒飲んで酔っぱらうと、沢山嫌なこともあったけど、悪くない人生かもしれないと思えてきます(笑
マフラーはノーマルですが、なかなかな音を奏でます。
本当はアフター品に交換したいのですが、ノーマルでこれなのでちょっと躊躇しますね。
ガレージ内でレーシングすると、当然ですが家族からは非難の嵐です。
音量切り替えバルブ付きの、良い感じのマフラーを探したいと思います。
さて、最後にトランスミッションの話です。
360モデナの時代は、勿論コンベンショナルな6速MTが存在します。中古市場でも時々出てきます。
が、今やその価値は高騰しておりスパイダーだと2000万近くの値が付くものもちらほら。もちろん予算範囲外です。
なので必然的にセミオートマのF1マチックとなったのですが、実際に操ってみるとこれが結構面白い。
よくティプトロのような典型的なATを想像している方が多いですが、実際のところは完全にマニュアルの機構がベースとなっていて、ドライバーがパドルでシフト操作をするとポンプが50barの圧力でもって作動油をアクチュエータに送り込み、クラッチ及びシフト操作を行うというものです。
ですので、マニュアルを想像してパドル操作とアクセルワークをしてあげる必要があります。
アクセル全開のままシフトすると時間ばっかりかかってシフトが遅くなりますし、逆にアクセルを適切な量だけ煽ってあげるとショックが少なく素早いシフトが出来ます。
また、上記の通り相当の油圧でもってシフトするので、手でのシフトだったら『これは変速しない方が良さそうだ』という微妙な感触を感じれるところを無理やりシフトしてしまいます。なので機構系を長持ちさせる為には、今までの自身の経験と車からのインフォメーションを感じつつ、シフトすべきかどうかを自分で判断することが求められるような気がします。
これは恐らく、マニュアルミッションが下手な方はうまく乗れないと思います。
こう書くと面倒なミッションだと思われるかもしれませんが、MT以上に車との共同作業感があり、乗るたびに楽しくなってくる感覚があります。
当初は『いずれはMTに換装を・・』と考えていましたが、寧ろSpiderはF1マチックでスポーティ(スポーツでは無く)に走るのが良いのではないかと思うようになってきています。

👆広島市内のはずれにある、ritというコーヒー&チョコレートショップで一息 の図。ここの『エスプレッソトニック』というオレンジフレーバーのコーヒーがとても美味しいのです。
ということで、ドキドキの跳ね馬生活がスタートしました。
こうした車は、買うは出来ても維持が出来るかでふるいにかけられると思ってます。
今までのオーナーさんはコーンズ等正規ディーラーで手厚いメンテをしてくれていたようですが、自分は同じような事は出来ないかな・・。
野良整備になるけどゴメンよ我がSpider(笑)
ただ、車に対する愛情はこれまでのオーナーさんにも負けていないか、それ以上だと思っています。
しっかり乗って、直して、ずっと維持していくぞ!
さてさて長文になりましたが、今日はこの辺で。
それではまた!